2021.06.01

【御礼】創業22周年 ~サイト名 "パテントサロン" の由来~

パテントサロンを運営しているサイテックシステムは,1999年6月1日に創業しました。今日でちょうど22年になります。大ざっぱな沿革は以下の通りです。

1999年6月1日 個人事業として創業(屋号: サイテックシステム)
2000年4月10日 パテントサロン スタート
2004年10月1日 サイテックシステム有限会社 設立(法人成り)

※創業の経緯など
 ・【御礼】創業10周年 ~創業の経緯~
 ・【御礼】創業14周年 ~パテントサロン誕生の経緯~
 ・【御礼】創業16周年 ~パテントサロン,趣味からビジネスへ~
 ・Special Interview 大坪 和久 「発明 2013年12月号」発明推進協会
 ・社名の由来
 ・【御礼】創業12周年 社歌 ~TOKKYOが空を飛ぶ~


22年間継続してこられたのはみなさまのおかげです。ありがとうございます。

創業記念日ということで,毎年恒例,弊社の目的,ポリシー,座右の銘を紹介します。これらは弊社の経営理念ともいえるものであり,弊社の全ての活動は,これらをよりどころに行われています。

弊社の目的
知的財産に関する情報を流動させることにより,知的財産の活用を促し,もつて産業・文化の発達・発展を通じて,幸福な社会の実現に寄与する。

弊社のポリシー,座右の銘
継続は力なり
人に迷惑をかけなければ何をやっても良い
自分が(自社が)できることをやる
北風と太陽の太陽でいく
淡々粛々
好きなことをやって,誰かが喜んだとき,掠り(かすり)をいただく


また,22年間事業を継続している間に,事業継続のための条件を感じるようになりました。

事業継続のための条件
その事業が本当に好きであること
小心者であること

 

さて,先日会社で,創業時に使っていたノートを見つけました。22年前のノートです。そのノートには,退職や開業のスケジュール,それぞれに必要な手続,お金の計算,スタートする事業の内容などが書かれていました。その中に,社名(屋号)が何度も書かれているページがありました。社名の由来は上記「社名の由来」に書かれてあるとおりなのですが,決めた社名について,大文字小文字やスペースの使い方などを試行錯誤したようです。こうやって社名の表記が確定しました。

 


サイトの名称「パテントサロン」にも由来があります。昨年,「パテントサロン 20周年」を書くときに見つけた,パテントサロンの開設を予告するページに書かれていました。

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”「サロン」には,「社交的な集まり」という意味があります。サイテックシステムが一方的に情報を公開していくのではなく,特許関連の仕事をされている方々,あるいは特許に関心があったり,特許について教えて欲しいことがある方々などに,自由に情報交換,意見交換をしていただける場にしていきたいと考えています”


パテントサロンが一方的に情報を紹介するのではなく,知財に関心がある人同士が情報交換・意見交換できる状態を作っていくというこの趣旨は,現在も変わりません。知財系オフ会や知財系ライトニングトークを開催したり,知財系SNS ipippi を開設したり,知財系アドベントカレンダーを作ったり(今年もやります),知財系コミュニティスペース パテサロスペース をスタートしたり,これらは全てこの趣旨に基づくものです。使用する手段は時代とともに増えていますが,趣旨は,創業以来,現在まで一貫しています。

昨年,20年前に書いたこの予告のページを見つけたとき,現在まで趣旨が全くブレていないことにちょっと驚きました。このブレの無さからすると,思い入れは相当強いようです(あるいは発想が単純・貧弱なのかw)。

いずれにしても,これからも,これら目的やポリシーや座右の銘や強い思い入れのもと,淡々粛々と事業を継続していきたいと考えています。

みなさまいつも誠にありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。

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