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2015年6月の5件の記事

2015.06.29

知財系オフ会@名古屋 2015 を開催しました。

ずいぶん時間が経ってしまいましたが,先日,知財系オフ会@名古屋 2015 を開催しました。

知財系オフ会@名古屋 2015 【6月5日開催・参加者募集】
http://cytech.way-nifty.com/blog/2015/05/2015-65-607a.html

一次会37名,二次会22名,三次会6名で,しっかり盛り上がりました。参加されたみなさん,ありがとうございます。

名古屋近辺の方はもちろん,大阪,浜松,長野,新潟など,名古屋以外から参加された方が結構いらっしゃったのが特徴的でした。

名古屋でのオフ会は今回が2回目です。2008年に最初のオフ会をやった際,参加された方々から「このオフ会は面白いので定期的に開催したい」という声が上がりました。そしてそれ以降,名古屋の方が中心となって,年に数回,知財系飲み会が開催されるようになりました。私もこの飲み会に何度か参加させていただいたことがあります。

しかし,ちょっとした理由で昨年あたりから開催がストップしていました。今回のオフ会には,このストップした飲み会を再スタートさせるためにちょっと勢いをつける,という目的がありました。オフ会の途中,再スタートに関する説明が行われましたが,関心がある人が多そうでした。今後が楽しみです。私もときどき参加させていただければと考えています。

ということで,オフ会に参加されたみなさん,本当にありがとうございます。また名古屋で,東京で,どこかで,お会いしましょう。楽しみにしています。


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さあ、知財系オフ会@名古屋に出発。参加申込者は40名。ちょー楽しみ。参加されるみなさん、よろしくお願いいたします。 品川駅 名古屋着。雨が降ってるだがや。ちょっと寒いだがや。 知財系オフ会@名古屋、37名でしっかりがっつり盛り上がりまくりちう。 37名での一次会を終えて、22名で二次会に突入。ますます盛り上がるだがや! 知財系オフ会@名古屋 22名でやたらと盛り上がった二次会を終えて、6名で三次会スタート。ちょっと変わった寿司屋。知財系オフ会@名古屋 Surface3 触りに来た。サブラップトップ選定ちう。 駅に来たらイベントをやっていたので先行体感した。FUJIFILM X-T10。名古屋駅。 名古屋駅なう。東京に戻ります。名古屋でお世話になったみなさん、本当にありがとうございます。また来ます。また話をしましょう。 知財屋としてちょっと来てみた。東京駅。

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知財系オフ会@大阪 2015 【参加者募集の予告】

予告していました知財系オフ会@大阪 2015 に関して,参加者募集の予告です。

以下の内容で,知財系オフ会@大阪 2015 を開催します。

 ■日時:2015年7月31日(金) 19時~
 ■場所:大阪 本町近辺
 ■会費:未定(5~6千円程度を予定しています)
 ■参加資格:知財に関心がある方
 ■定員:未定(30~50名程度を予定しています)

以下の日程で,参加者の募集を開始します。

 ■参加者募集:7月13日(月)~
  ※先着順。定員に達したら締切。募集は正午頃スタートの予定。

この知財系オフ会は,基本的に単なる飲み会です。知財に関心がある方同士の交流が目的です。知的財産に多少でも関心がある方でしたら,どなたでも参加することができます。性別年齢職業国籍など一切問いません。また,飲み会といっても,お酒を飲まなければならないなんてことはもちろんありません。飲まない方も気軽に参加していただくことができます。

また,これまで知財系オフ会に参加したことがない方も,気軽にご参加ください。毎回,初めて参加される方がたくさんいらっしゃいます。

以下に「知財系オフ会 FAQ」を掲載しています。こちらもご参照ください。

ということで,みなさまのお越しを心よりお待ちしております。
よろしくお願いいたします。


知財系オフ会 FAQ (2015年6月29日版)

・知財系オフ会とはなんですか? なぜ開催するのですか?
 知財に関心がある方同士の交流を目的とするオフ会です。
 開催する理由はこちら。
 【御礼】創業13周年 ~知財系オフ会を開催する理由~
 http://cytech.way-nifty.com/blog/2012/06/13-0717.html

・参加資格は?
 知的財産に多少でも関心がある方でしたら,どなたでも参加できます。
 性別年齢職業国籍など一切問いません。住んでいる場所も問いません。

・現在の仕事は知財と全く関係がありません。参加してもよいですか?
 よいです。

・知財の仕事や勉強をした経験がありません。参加してもよいですか?
 よいです。いろんな方からいろんな話を聞くことができると思います。

・知財部所属ですが知財に全く関心がありません。参加してもよいですか?
 だめです。参加することはできません。

・学生ですが参加してもよいですか?
 よいです。

・学割はありますか?
 ありません。

・私はお酒が飲めません。参加してもよいですか?
 よいです。お酒を飲む必要は全くありません。
 お酒を飲まない方も気軽にご参加ください。

・私は東京に住んでいます。参加してもよいですか?
 よいです。大阪に知り合いがたくさんできます。

・今までオフ会に参加したことがありません。参加してもよいですか?
 よいです。誰でも最初は初めてです。

・今まで何度もオフ会に参加しています。また参加してもよいですか?
 よいです。いつもありがとうございます。

・1人で参加しても大丈夫でしょうか? 知り合いがいないので不安です。
 大丈夫です。気軽にお越しください。
 帰るころには知り合いがたくさんいるはずです。

・領収書を発行してもらえますか?
 発行いたします。参加申込時にその旨お知らせください。

・ドレスコードは?
 特に定めていません。
 ジーンズとシャツでもかまいません。
 正装,かぶり物,コスプレもOKです。
 以前開催した知財系オフ会の様子はこちら。
 http://cytech.way-nifty.com/blog/2011/04/post-64ee.html

・遅れて参加してもよいですか?
 よいです。急がず気をつけてお越しください。

・途中で退出してもよいですか?
 よいです。

・参加者名簿はいただけますか?
 名簿は配布しません。

・事前に参加者を知ることはできますか?
 できません。
 なお,Facebookページ上に知財系オフ会のページを用意しています。
 http://www.facebook.com/patentsalon/events
 こちらを見ると,ある程度知ることができるかもしれません。
 なお,このページはどなたでも使うことができます。
 あらかじめ参加することを表明しておくと,
 オフ会をより楽しむことができるかも知れません。
 コミュニティは,ネットとリアルの併用がポイントです。
 気軽にご利用ください。
 ※注:Facebook上から参加の申し込みをすることはできません。
 

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2015.06.22

日刊知財 3333号 を配信

パテントサロンが平日ほぼ毎日配信しているメールマガジン「日刊知財」が,本日,3333号を迎えました。いつも読んでくださっているみなさま,ありがとうございます。

★パテントサロン★ メールマガジン 日刊知財
http://www.patentsalon.com/mag/

日刊知財の創刊は,2002年1月10日です。13年以上前ですね。それなりに長くやっていると,いろんなことが起こります。過去には存続の危機もありました(※参考:【御礼】日刊知財 2000号)。

最近では,昨年12月,九州に住んでいる私の父親が亡くなったのですが,このときは,父が危ないという家族からの早朝の電話で起きて急いで東京から実家に向かって移動している途中,九州自動車道を走る高速バスの中でパテントサロンを更新し,通常通り午前10時に日刊知財を配信しました(父は私が空港で高速バスに乗る前,飛行機に乗っている間に亡くなった)。

昨年は,父親の他にも,かなり近い身内が亡くなったり,非常に近い身内が突然倒れるなど,身内の生命や健康に関わる大きな出来事が続きました。私は東京と地方の間を何度も往復し,1年の3分の1程度は東京を離れていました。昨年配信された日刊知財の何割かは,東京以外の場所から配信されています。

そんなこんなでちょっとした危機はときどき起こりますが,なんとか13年あまり続いています。次のキリ番目指して,今後も継続していきます(次は4000号? うー,遠い…)。

いつも読んでくださっているみなさま,本当にありがとうございます。
 

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2015.06.10

「憎むべきニセモノ展 2015」を見学

偽ブランド品撲滅プロジェクト「憎むべきニセモノ展 2015」を見学しました。

偽ブランド品撲滅プロジェクト「憎むべきニセモノ展 2015」開催!
ブランドの模倣品約50点を展示する「偽ブランド品撲滅プロジェクト 憎むべきニセモノ展 2015」 RAGTAG原宿店で開催
もうだまされないゾ!「偽ブランド品撲滅プロジェクト 憎むべきニセモノ展 2015」 RAGTAG原宿店で開催
ブランドの模倣品約50点を展示する「憎むべきニセモノ展2015」 6月5日より原宿で

このイベントはこれまで何度か開催されていて,私も何度か見学しました。
パテログ: ニセモノがいっぱい。憎むべきニセモノ展2013を堪能。(2013/2/20)
パテログ: 見分けるポイントは? 憎むべきニセモノ展2013を堪能。(2013/9/7)

今回の展示も見応えがありました。正規品と模倣品が並べて展示されていて,しかもそれらを直接触って比較することができます。

スタッフの方に「最近の模倣品の状況はどうですか? 減っていますか? 増えていますか?」とたずねたところ,最近の傾向は「増加,精巧,早い」とのことでした。また,消費者の中には,人気があって手に入らないレアな商品について「ニセモノでもいいから売ってほしい。どうせ着ちゃえばわからないから」なんてことを言う人もいるそうです。

特許事務所や企業知財部で働いている方の中には,職場で日々商標出願に関する仕事をしているけれど模倣品を手にとってじっくり見たことがないという方もいると思います(中には日々模倣品と戦っているという方もいると思いますが。おつかれさまです)。そんな方には,この生々しい体験ができる展示会は,特に興味深いものかもしれません。自分の仕事について社会との関わりが実感できることはとても嬉しいことです。展示会は6月14日まで。

一点,見学に行かれる方に注意を。老眼や老眼気味な方は,ぜひ眼鏡を忘れないようにしてください。模倣品と正規品のわずかな差を堪能するには必須です。拡大鏡などがあるとさらに楽しめるかもしれません。


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2015.06.01

【御礼】創業16周年 ~パテントサロン,趣味からビジネスへ~

パテントサロンを運営しているサイテックシステムは,1999年6月1日に創業しました。今日でちょうど16年になります。大ざっぱな沿革は以下の通りです。

1999年6月1日 個人事業として創業(屋号:サイテックシステム)
2000年4月10日 パテントサロン スタート
2004年10月1日 サイテックシステム有限会社 設立

16年間継続してこられたのはみなさまのおかげでございます。本当にありがとうございます。


節目ということで,これまでにも何度か紹介したことがありますが,弊社の目的,ポリシー,座右の銘を紹介します。弊社の全ての活動は,これらをよりどころに行われています。

弊社の目的
知的財産に関する情報を流動させることにより,知的財産の活用を促し,もつて産業・文化の発達・発展を通じて,幸福な社会の実現に寄与する。

弊社のポリシー,座右の銘 継続は力なり
人に迷惑をかけなければ何をやっても良い
自分が(自社が)できることをやる
北風と太陽の太陽でいく
淡々粛々
好きなことをやって,誰かが喜んだとき,掠り(かすり)をいただく


上記の通り,2000年にパテントサロンはスタートしたのですが,当時,パテントサロンは趣味のサイトでした。パテントサロンによる売り上げはなく,またパテントサロンをビジネスにすることは全く考えていませんでした。弊社のビジネスは,特許事務所などを対象としたITサポート業でした(参考:【御礼】創業10周年 ~創業の経緯~【御礼】創業14周年 ~パテントサロン誕生の経緯~ )。

2002年のある日,いつもの通りサポートを行っている特許事務所に向かっている途中,オフィスの留守電経由でメッセージが届きました。全く面識のない弁理士からの電話でした。「パテントサロンって特許業界の人がたくさん見ているようだけれど,うちの事務所の求人広告載せてくれない? いくら?」。私はすぐに電話し「え~っと,じゃあ3万円で」。広告掲載なんて全く考えていなかったので,そのとき思いついた適当な金額です。お金はすぐに振り込まれ,私は広告ページを作成し,パテントサロンに掲載しました。

そして数日後,再びその弁理士から電話がかかってきました。「広告の掲載ありがとう。いい人が見つかったよ。本当にありがとう。成功報酬はいくら?」。弊社は広告を掲載しただけなので成功報酬はいただかなかったのですが,何より,全く想定していなかった方法で人の役に立てたことがとても嬉しかったことを強く覚えています。自分がやったことで人に喜んでもらえるということは本当に嬉しいことです。

嬉しいことではあったのですが,弊社の本業はITサポート業です。広告掲載に関するノウハウや経験はありません。継続的に広告を掲載しようとは考えませんでした。広告の掲載を終了し,ITサポート業の日々に戻りました。

そしてある日,別の面識のない特許事務所から連絡が来ました。「パテントサロンに求人広告が載っていたけれど,うちのも載せてくれる? いくら?」。「えっ,じゃあ3万円で」。2件目の広告掲載が決まりました。お金が振り込まれ,掲載を開始しました。するとこの求人広告を見た別の面識のない特許事務所から連絡が来て,求人広告の掲載を依頼されました。お金が振り込まれ,掲載を開始しました。するとこの求人広告を見た別の弁理士から連絡が来て……。こんな経緯で,パテントサロンに求人広告が載るようになりました。私は料金表を作成・掲示し,正式なサービスとしてスタートしました。

ありがたいことに,広告掲載の依頼は順調に増えていきました。私は,これまで通りITサポート業務を行いながら,広告掲載業務を行いました。しかし,広告掲載の依頼が増えてくると,ITサポート業との両立が難しくなってきました。そこで2003年,ITサポート業務を縮小し,パテントサロンを本業とすることを決断しました。広告掲載ビジネスを本業にすることにしました。

このとき,広告掲載ビジネスがうまくいくかどうかは全くわかりませんでした。何しろノウハウも経験もありません。全くのギャンブルでした。ただ,目標は明確に決まっていました。

多くのお客様に広告の掲載を依頼していただくためにはどうすればよいか? 特許事務所や企業知財部への訪問営業や電話営業,DM,あるいは広告宣伝費を使って広告の掲載をお願いするという方法が考えられます。しかし,この方法には興味がわきませんでした。違う方法を選択することにしました。

より多くの知財関係者がパテントサロンにアクセスするようになれば,広告効果が高まり,それにより広告掲載を依頼してくださるお客様が増えるのではないかと考えました。そこで,「パテントサロンを知財関係者にとって魅力的なサイトにする」ことを目標にしました。私は広告掲載ビジネスに関しては素人ですが,知財実務は10年近く経験しています。知財関係者がどのような情報を知りたいかということについては想像できます。また,これまでのサイト運営の経験から,役に立てる自信もありました。

目標が定まったのであとは行動するだけです。サイト更新の頻度を上げたり,より広い範囲の情報を集めたり,関連する過去のニュースやプレスリリースをあわせて紹介したり,などなど,考えられることをどんどん実施していきました。

ところで,この目標設定には,あるもくろみがありました。上述したとおり,私は広告ビジネス素人なので,この方法で広告掲載ビジネスがうまくいくかどうかはわかりません。しかし,「パテントサロンを知財関係者にとって魅力的なサイトにする」を目標にして行動すれば,たとえ広告掲載ビジネスがうまくいかなくても,最悪,サイトは今よりもよいものになるはずだ。こんなもくろみを持ってスタートしました。

それ以降,この施策はいまも継続的に続いています。twitter や Facebook による情報の紹介をスタートしたのもその一環です。また,とてもありがたいことに,お客様からの広告掲載の依頼も継続的にいただいています。誠にありがとうございます。現在,弊社の売り上げのほとんどは広告掲載によるものです。

一方,課題もでてきました。広告掲載に関する業務の量が増えているため,パテントサロンの更新など,知財情報の紹介に関する業務に使うことができる時間がかなり減ってきています。いまよりももっと多くの情報を紹介したいし,新たなアイデアもあるのですが,なかなか実現できていません。この課題を解決するために,効率化のためのシステムの導入や新たな社員の雇用などを検討しています。

広告の掲載を依頼してくださっているみなさま,誠にありがとうございます。また,パテントサロンにアクセスしてくださっているみなさま,いつもありがとうございます。パテントサロンが継続できているのは,みなさまのおかげです。 本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

※関連リンク
 【御礼】創業15周年 ~パテントサロンの情報紹介手段(2014年6月版)~
 【御礼】創業14周年 ~パテントサロン誕生の経緯~(2013.06.01)
 【御礼】創業13周年 ~知財系オフ会を開催する理由~(2012.06.01)
 【御礼】創業12周年 社歌 ~TOKKYOが空を飛ぶ~(2011.06.01)
 【御礼】創業11周年(2010.06.01)
 【御礼】創業10周年 ~創業の経緯~(2009.06.01)
 弊社の目的とかポリシーとか座右の銘とか(2009.07.01)
 社名の由来(2009.01.21)
 「発明 2013年12月号」 発明推進協会 Special Interview 大坪 和久――知財情報の流動にこだわる (PDF)

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