1500万アクセスの御礼と軌跡
先日,パテントサロンのトップページへのアクセス数が1500万を超えました。いつもアクセスしていただきましてありがとうございます。今回もキリ番はしっかり逃してしまいました。
下の図は,アクセス数の変化を示したグラフです(クリックで拡大)。
横軸が時間,縦軸がアクセス数です。グラフがくし状になっているのは,休日のアクセス数が少ないからです。土日の部分が隙間になっています。なお,このグラフは,横方向を圧縮しているので,土日の隙間の数が実際よりも少なかったり,等間隔になっていなかったりしています(圧縮しないと非常に横に長いグラフになって見にくい)。
そしてよく見ると,毎年12月付近に,ちょっと大きめの隙間があります。年末年始休暇の時期です。そしてさらによく見ると,5月と8月あたりにもちょっと目立つ隙間があります。それぞれゴールデンウィーク,夏期休暇の時期です。
最近のアクセス数は,平日で8000~9000程度です。パテントサロンの中でトップページへのアクセス数は最も多く,全体の50~60%をしめます。サイト全体の1日のアクセス数は13000~18000程度です。
1日のユニークユーザ数はだいたい4000~5000。また1ヶ月間のユニークユーザ数は20000~30000程度です。毎日内容が更新され,1日~数日に1度はアクセスする方が多いパテントサロンの性質を考えると,この20000~30000という数字が,パテントサロンを利用している方の人数と見て良さそうです。みなさまありがとうございます。
ところで,パテントサロンは2000年4月10日に生まれたのですが,グラフは2001年6月から始まっています。生まれた頃のデータはありません。これは,パテントサロンは,単に私が好きで趣味として始めたサイトであり,当初将来のことはあまり考えていなかったため,アクセス数の記録をとっていなかったからです。パテントサロンがこんなに長く続くとは考えていませんでした。来年10周年を迎えます。
また,グラフ中,突出してアクセス数が多い特異日がいくつかあります。知財関連で大きな事件が起こったとき,たとえば職務発明訴訟の判決が出たときなどには,アクセス数が一気に増えます。グラフを見ていると,いろんな事件が思い出されます。
また,これらの特異点をのぞくと,アクセス数のピークは2005年~2007年くらいで,2007年後半にアクセス数は減少し,その後安定しています。そしてこの時期,アクセス数だけではなく,ネット上に公開される知財関連ニュースの数も減少しています。いわゆる知財バブルと呼ばれる時期の終わりが表れているのかもしれません。
ということで,アクセス数の変移を見ると,知財の変移もいろいろと見えてきます。さてこのグラフ,これから先はどのようになるでしょうか? 楽しみです。
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