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2008年12月の4件の記事

2008.12.31

パテントサロンの2008年を振り返ってみる

今日は大晦日。今年ももうすぐ終わりです。

ということで,パテントサロンの2008年を振り返ってみることにします。

パテントサロンはここ数年間,「知財系コミュニティの実現」を目標にあげて活動してきました。コミュニティでは,ネットとリアルの併用が非常に効果的であると考えています。そして今年は,リアルの活動に力を入れてきました。

具体的には,知財系オフ会を開催しました。

  4月 知財系オフ会@大阪
  5月 知財系オフ会@福岡
  7月 知財系オフ会@名古屋
  8月 知財系オフ会@札幌
  11月 知財系オフ会@東京
  11月 知財系オフ会@ワシントンD.C.

これら以外に,知財系の人が比較的多く集まるプライベートな飲み会を,東京で24回開催しました。この飲み会は6年ほど前からやっていて,通算で158回になります。

さて,これらを見ると,結局あっちこっち行って飲んでただけじゃないか,と思うかも知れませんが,実はその通りです。ただ大切なのは,私がなにをしたかということではなく,これらのオフ会に参加された方が,いままで知らなかった方と出会うことができたという点です。知財系の知り合いが増えたという点です。

オフ会を開催するたびに,知り合いはますます増えていきます。そしてこれが続いていけば,コミュニティはどんどん大きくなっていきます。それによって,知財に関する情報が,もっと早くもっと広く伝わるようになると考えています。これがパテントサロンが目指していることです。


ところで,上述したオフ会はパテントサロンが企画したものですが,これら以外に,パテントサロン以外の方が企画された知財系オフ会にも,いち参加者として参加させていただきました。このオフ会は,パテントサロンのオフ会に参加された方が自ら企画されたオフ会で,大阪で8月に開催されたオフ会と,名古屋で10月に開催されたオフ会に参加しました。誘っていただいたみなさん,ありがとうございます。

パテントサロンが企画したオフ会が面白いと感じてくれる人がいて,その中から自らオフ会を企画する人があらわれる。こんな嬉しいことはありません。知財系コミュニティがどんどん広がっていきます。


また,知財系SNS ipippiの中にあるいくつかのコミュニティが企画したオフ会にも,いち参加者として参加させていただきました。3回参加しました。これらもパテントサロン以外の方が企画されたオフ会であり,知財系コミュニティの拡大を感じることができてとても嬉しいです。声をかけていただきありがとうございます。


知財系オフ会以外には,11月に,2008特許・情報フェア&コンファレンスに出展しました。こちらにも多くの方に立ち寄っていただき,直接お話しさせていただきました。今年で3回目の出展だったのですが,「今年も来たよ」と毎年寄っていただく方もいて,本当に嬉しいです。みなさんありがとうございます。


ということで,2008年は,知財系リアルコミュニティ三昧の年でした。みなさま,本当にありがとうございます。


さて,来年ですが,引き続き知財系コミュニティに関する活動を行っていきます。コミュニティは,継続していかなければ意味がありません。来年もオフ会を開催していきます。

他にも考えているのですが,それらについてはまた来年書くことにします(たぶん)。


ということで,本年もお世話になりました。ありがとうございます。来年もよろしくお願いいたします。みなさまよい年をお迎えください。

※関連リンク
 パテログ: 02. 知財系オフ会


しかし,売上げとか収益とか,ビジネスの話が全くないな。オフ会はお金が出ていくだけだし。企業としてこれは問題だ。このあたりも来年に(たぶん)。
 
 

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2008.12.24

「定例チャットミーティング in セカンドライフ」 いきなり最終回のお知らせ

パテントサロンでは,セカンドライフ上で定期的にチャットミーティングを開催しています。

「定例チャットミーティング in セカンドライフ」のお知らせ

突然ですが,12月25日(木)の回を持ちまして,このチャットミーティングを終了することになりました。終了する理由は,チャットミーティングの会場であるパテントサロンの土地が消滅してしまうからです。


セカンドライフ上の土地は,運営会社であるリンデン・ラボ社から直接買うことができるほか,リンデン・ラボ社から購入した土地を分譲している別の会社から購入することもできます。

パテントサロンは,キューブジャパン株式会社という会社がじゃぱらんどという名前で分譲していた土地を購入し,使用していました。

パテントサロンは,土地の代金として半年間1万数千円をキューブジャパン株式会社に支払い,そしてキューブジャパン株式会社は,リンデン・ラボ社に毎月土地の代金を支払います。

こうやって土地を使用してきたのですが,2日ほど前に,キューブジャパン株式会社が分譲している土地が,次々と消滅しているという情報が入ってきました。実際にセカンドライフに入って見てみると,確かに消滅しています。

いくつか情報をあたってみたところ,キューブジャパン株式会社がリンデン・ラボ社に土地代を払っていないことが分かりました。そしてキューブジャパン株式会社には連絡がつかないようです。倒産なのか夜逃げなのか単なる無責任なのか,あるいはもっと他の事情があるのか。キューブジャパン株式会社からは何の発表も連絡もなく,今のところ詳しい状況は分かりません。「金融危機,バーチャルの世界にも波及!?」なのかも知れません。

理由はどうあれ,キューブジャパン株式会社からリンデン・ラボ社に土地代が支払われなくなったので,土地はどんどん消えていっています。パテントサロンが購入した土地も,2008年12月31日に消滅します。

この様な状況になってしまいましたので,12月25日(木)の回を持ちまして,「定例チャットミーティング in セカンドライフ」を終了することにしました。


この「定例チャットミーティング in セカンドライフ」は,パテントサロンが目指している「知財系コミュニティの実現」の達成手段のひとつとしてスタートしました。時間と場所を決めてパテントサロン上で告知すれば,パテントサロンの読者の方同士の新たな出会いにつながる可能性があるのではないかと考えたからです。

決して毎回にぎわっていたというわけではなく,また,私を含めパテントサロンのスタッフもそれほど頻繁に参加していたわけではないのですが,「知らなかった人とセカンドライフ上で出会ってチャットしたよ。面白かったよ」という話をときどきいただいていました。


「定例チャットミーティング in セカンドライフ」は終了しますが,また,いろんな手段を考えて実践していくつもりです。

セカンドライフの利用については,よい点もありましたが,デメリットもありました。ある程度スペックの高いパソコンが必要であるとか,操作が難しいとか,3D酔いをしてしまうとか(私はこれがかなりひどかった)などです。経験をふまえて,もっとよい手段を考えます。

チャットシステムはいろいろありそうだし,ちょっと種類は違いますが,ストリーミング中継やネットラジオ,Podcast等も面白そうです。ストリーミング中継またはネットラジオ +twitterはいつかやってみたいですね。


いままでご参加いただいたみなさま,ありがとうございます。


※参考
 JPL異変:SIM消失 その1
 JPL異変:SIM消失 その2
 じゃぱらんど救済プラン
 じゃぱらんど 消滅 OR 消失 - Google ブログ検索

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2008.12.01

一瞬一瞬を悔いのないように生きているか?

この様な状況になると誰もが同じように考えるのだろうと思いますが。

知財系オフ会@ワシントンD.C.開催のため渡米している間に,身内が1人亡くなりました。交通事故で突然亡くなりました。

オフ会当日の朝,DCのホテルでいつものようにサイトを更新しようとパソコンを立ち上げると,すぐにGoogleトーク経由でメッセージが届きました。

「メール見た?」

「今から読む」と返事してメールを開くと,身内が交通事故に遭ったとの内容。状況はかなり悪いらしい。すぐにGmailのビデオチャットを立ち上げ,詳しい内容を聞いた。

道路を横断中に車に轢かれたらしい。頭蓋骨は陥没し,足も損傷。意識はなくかなり厳しいとのこと。私が「いや,それでも奇跡的に回復して…」と言っていると画面の向こうで相手のケータイが鳴った。亡くなったことを告げる電話だった。

私は予定を変更して次の日の朝の便で日本に戻った(当初,オフ会の後,数日間DCに滞在する予定だった)。告別式には間に合い,お別れをすることができた。

新聞社サイトに載った記事によると,事故の現場は見通しの良い緩やかなカーブ。運転していたのは70代の女性だった。

亡くなった身内は高齢だったが元気な人だった。健康に対して非常に関心が高く,自らいろいろ調べ,日々体にいいものだけを適量食べ,適量の運動をしていた。100才まで生きることを目標にしていた。しかしこれらの努力は交通事故に対して全く無力だった。

私は年に1回会うくらいの関係だったのだが,最近私たち家族に会いたがっていたようで,そんな内容の電話を何度かもらっていた。しかし,11月には特許・情報フェアへの出展と知財系オフ会@DCがある。すぐに行くのはちょっと難しそうだから,それらが終わって日本に戻ったら会いに行こうと話していた。ほんとあとほんの少しだった。くやしい。

今回の身内の死は,「いつ突然何が起こるか分からない。だから,一瞬一瞬を悔いのないように過ごしていくことが大切だ。おまえはそうしているか?」と,私を問いただす。

もちろん,やらなければならないことややりたいこと全てを一度にこなすことはできない。しかし,悔いがない程度までやっているか? 特許・情報フェアや知財系オフ会などイベントが続いていたとはいえ,車でたった2~3時間の距離を会いに行くことが本当にできなかったのか?

そしてもうひとつ。自分自身についてもいつ何が起こるか分からない。今日の帰りに車に轢かれることだってあるわけだ。そのとき,家族は? 仕事は?。パテントサロンの更新はどうするのか? みんなが集まっているipippiはどうするのか?

もちろん何か起こったときのことを考えていないわけではない。保険には入っているし,仕事について遺言的な指示書を作ったこともある。しかし,現状で十分だろうか?

この数日間,こんなことが頭を巡っていました。

安らかに眠ってください。

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知財系オフ会@ワシントンD.C. 開催しました

ずいぶん日にちが経ってしまいましたが,先日,米国ワシントンD.C.で,知財系オフ会を開催しました。

知財系オフ会@ワシントンD.C. 【11月21日開催・参加者募集】

参加されたみなさま,ありがとうございます。お疲れさまでした。

今回も盛り上がりました。通常,オフ会では,最初に私がオフ会の趣旨を説明し,その後,飲み物を用意してみんなで乾杯,そしてご歓談へ,と進んでいきます。

しかし今回は,飲み物を用意している段階からすでにご歓談がどんどん始まっていきました。みなさんあちらこちらでしっかり話し込んでいます。

結局それを中断してもらうことが気の毒になってしまい,乾杯は省略,そのままご歓談タイムに突入していただきました。ご歓談が目的のイベントなのでとても嬉しいことなのですが,乾杯をしなかったのは初めてです。

参加者は30名でした。米国人が1人,日本人が29人。DC近辺に知財業界で働いている日本人が何人いるのか知らないのですが,この人数はそれなりにある程度の割合になるのではないでしょうか? 集まっても4~5人だと思っていたので驚きました。

参加された方の内訳ですが,最も多かったのは,日本のメーカーの知財担当者で米国の法律事務所に駐在しているという方です。駐在期間は3ヶ月間~2年間程度を予定している方が多かったですが,中にはもっと長期間駐在されている方もいました。

他には,日本の特許事務所から米国法律事務所に来て駐在されている方,米国法律事務所に勤務されている方,また,米国で事務所を設立して仕事をされている方もいらっしゃいました。

「日本で仕事するのと米国で仕事するのはどちらがいいですか?」と多くの方に質問したのですが,全員が「米国がいい」と答えました。「雑務がなく本来の仕事に集中できる」,「仕事の量が適切だ」,「職場の物理的環境がいい」などがその理由です。帰りたくない,といっていました。

通常の勤務と駐在勤務の違いが影響しているので,これらの回答をそのまま受け取ることはできませんが,勤務環境のあり方について考えるときに参考になりそうです。

また,いつもよりもコミュニティに関心が高い人が多かったように感じました。東京でのオフ会や関西でのオフ会などについて多くの質問を受けました。知財系SNS ipippiに関心を持っている方も多かったです。オフ会についてはいろいろやっていますので,日本に戻られた際には,また気軽にお越しください。

ということで,多くの方に喜んでいただけたようです。よかったです。まだ未定ですが,このDCでのオフ会を年中行事にしたい,なんてことも考えています。

これからも知財系オフ会を開催していきますので,みなさま,興味がありましたら気軽にお越しください。次はどこで開催しようかなぁ。

追記:
オフ会に参加された方の中で,ipippiへの参加を希望される方は,メールにてご連絡ください。招待状を送付させていただきます。駐在期間終了後も引き続きコンタクトがとりやすいネット上のコミュニティは効果的だと思います。

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