「定例チャットミーティング in セカンドライフ」 いきなり最終回のお知らせ
パテントサロンでは,セカンドライフ上で定期的にチャットミーティングを開催しています。
「定例チャットミーティング in セカンドライフ」のお知らせ
突然ですが,12月25日(木)の回を持ちまして,このチャットミーティングを終了することになりました。終了する理由は,チャットミーティングの会場であるパテントサロンの土地が消滅してしまうからです。
セカンドライフ上の土地は,運営会社であるリンデン・ラボ社から直接買うことができるほか,リンデン・ラボ社から購入した土地を分譲している別の会社から購入することもできます。
パテントサロンは,キューブジャパン株式会社という会社がじゃぱらんどという名前で分譲していた土地を購入し,使用していました。
パテントサロンは,土地の代金として半年間1万数千円をキューブジャパン株式会社に支払い,そしてキューブジャパン株式会社は,リンデン・ラボ社に毎月土地の代金を支払います。
こうやって土地を使用してきたのですが,2日ほど前に,キューブジャパン株式会社が分譲している土地が,次々と消滅しているという情報が入ってきました。実際にセカンドライフに入って見てみると,確かに消滅しています。
いくつか情報をあたってみたところ,キューブジャパン株式会社がリンデン・ラボ社に土地代を払っていないことが分かりました。そしてキューブジャパン株式会社には連絡がつかないようです。倒産なのか夜逃げなのか単なる無責任なのか,あるいはもっと他の事情があるのか。キューブジャパン株式会社からは何の発表も連絡もなく,今のところ詳しい状況は分かりません。「金融危機,バーチャルの世界にも波及!?」なのかも知れません。
理由はどうあれ,キューブジャパン株式会社からリンデン・ラボ社に土地代が支払われなくなったので,土地はどんどん消えていっています。パテントサロンが購入した土地も,2008年12月31日に消滅します。
この様な状況になってしまいましたので,12月25日(木)の回を持ちまして,「定例チャットミーティング in セカンドライフ」を終了することにしました。
この「定例チャットミーティング in セカンドライフ」は,パテントサロンが目指している「知財系コミュニティの実現」の達成手段のひとつとしてスタートしました。時間と場所を決めてパテントサロン上で告知すれば,パテントサロンの読者の方同士の新たな出会いにつながる可能性があるのではないかと考えたからです。
決して毎回にぎわっていたというわけではなく,また,私を含めパテントサロンのスタッフもそれほど頻繁に参加していたわけではないのですが,「知らなかった人とセカンドライフ上で出会ってチャットしたよ。面白かったよ」という話をときどきいただいていました。
「定例チャットミーティング in セカンドライフ」は終了しますが,また,いろんな手段を考えて実践していくつもりです。
セカンドライフの利用については,よい点もありましたが,デメリットもありました。ある程度スペックの高いパソコンが必要であるとか,操作が難しいとか,3D酔いをしてしまうとか(私はこれがかなりひどかった)などです。経験をふまえて,もっとよい手段を考えます。
チャットシステムはいろいろありそうだし,ちょっと種類は違いますが,ストリーミング中継やネットラジオ,Podcast等も面白そうです。ストリーミング中継またはネットラジオ +twitterはいつかやってみたいですね。
いままでご参加いただいたみなさま,ありがとうございます。
※参考
JPL異変:SIM消失 その1
JPL異変:SIM消失 その2
じゃぱらんど救済プラン
じゃぱらんど 消滅 OR 消失 - Google ブログ検索
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