「貧困を知る」こと。Blog Action Day
今日11月15日は,Blog Action Dayです。世界中で同じテーマについてブログを書こうという日です。今年のテーマは「貧困」です。
ちなみに,去年のテーマは「環境」でした。私は2つのエントリーを書きました。
Blog Action Day 1 :知財屋として何ができるか?
Blog Action Day 2 :パテントサロンとして何ができるか?
1の方で,知財屋としてできることとして,「オープン」や「コモンズ」を積極的に取り入れたらどうか,と書いたのですが,その2ヶ月後,IBMやソニー等が「エコ・パテントコモンズ」を立ち上げたというニュースを見たときには,ちょっと驚きました。やはり知財屋としてはこのあたりに考えがいきますね。
米 IBM、ソニーなど、「エコ・パテントコモンズ」を設立、環境特許を開放
IBM,Nokia,ソニーなど,環境保護の関連特許を「エコ特許コモンズ」として公開
WBCSDとIBMら4社、環境関連特許公開のための「エコ・パテントコモンズ」を設立
また,2で書いた,求人広告に「eco」のマークをつけるという活動は,現在も継続的に実施しています。
さて,今年のテーマの「貧困」です。
困りました。「貧困」といわれても実感できません。テレビやネットや本などで見てはいても,日本で生活していて,「貧困」を実感することは難しそうです。
私たちは,「貧困」について知らなすぎるように思います。知らなければ行動を起こそうという気にはなりません。まずは,「貧困を知る」ということをもっと意識することが,よい方向に進んでいく要因のひとつになると考えました。
「貧困を知る」ためには何をすればよいか? 今回のBlog Action Dayは,「貧困を知る」ことに大きく役立っていると思います。今日,多くの人が「貧困」について書きます。まずはそれを読んでみるつもりです。
Blog Action Dayには参加ブログのリストがあります。また,検索エンジンで探すこともできます(例えばこれ→ 「Blog Action Day」の検索結果 - Yahoo!ブログ検索)。
まずはここからあたりたいと思います。
次に何をするか? 情報を伝えることや情報が伝わることに徹底的にこだわりたいパテントサロンとしては,ここで「貧困サロン」を作って関連するニュースや書籍やイベントを紹介したり,「貧困系SNS」を運営してみるのも効果的なのかも知れませんが,そのパワーや能力はありません。
しかし,軽くニュースにあたることくらいは簡単にできます。
下のエリアには,Google ニュースでタイトルに「貧困」が含まれるものを検索した結果が表示されています(表示されていないときはリロードしてみてください)。
たったこれだけでも,今まで知らなかった情報を多く得ることができました。この検索結果を定期的継続的に見るだけでも,「貧困を知る」ことに効果がありそうです。
「貧困を知る」ことを続けていれば,さらに積極的に行動しようという気になってくるかも知れません。放ってはおけないという気持ちが強くなるかも知れません。これならできるとか,これをやりたい,というものが見つかるかも知れません。
まずはここからスタートしたいと思います。
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