悪いやつのパソコンを、金づちで壊す
「ハイテク捜査の知識はないが、明るく、楽しく、一生懸命やるだけです」と話している。
京都府警:初の女性警視誕生 ハイテク犯罪対策室長に
自身は「パソコンは素人。勉強しなくっちゃ」と苦笑するが…
京都府警女性警視、ハイテク犯罪対策室長に就任へ
ただハイテク捜査に必須のパソコンは料理のレシピ調べに使う程度で、猛勉強が必要という。「悪いやつのパソコンを、金づちで壊すわけにはいかないですからね」
京都府警ハイテク犯罪対策室長に女性警視が就任へ
必ずしもトップが技術を熟知している必要は(たぶん)ないし,この京都府警ハイテク犯罪対策室は非常に多くの注目を浴びている組織で,しかも今はダウンロード違法化や非親告罪化のような議論も行われている重要なときである。しっかり考えられた人事であるはずだ。新室長は(たぶん)すごいやり手の方なのだろう。
それはそれとして,事実として上のような発言が流れてしまうと,市民は不安や疑問を抱いてしまう。多くのブログにも表れている。
「京都府警 ハイテク」の検索結果 - Yahoo!ブログ検索
わざわざこんな不安を感じさせるような発言をする必要はない。
ところで,多くの人が不安や疑問をブログに書いている一方で,各メディアの記事を見ると,当局のコメントを載せているだけで,この点について質問したような記載は見あたらない。普通に気になると思うのだが。触れてはいけないことだったのだろうか?
もしかすると,ハイテク犯罪対策室はそれほどたいした組織ではないよ,と市民に思わせて油断させるために…,なんてことはないか。
| 固定リンク

