ネットコミュニティで地域を越える
パテントサロンでは,毎週木曜日,セカンドライフでチャットミーティングを開催しています。
パテントサロン in セカンドライフ の現状について
http://cytech.way-nifty.com/blog/2007/10/in_266f.html
今週の参加者は5人。企業の知財部員など,知財関係の仕事をしている人が集まりました。明細書の翻訳についてなど,いろんな話をしました。
そして,5人のうち3人が,関西で仕事をしているか,仕事をしていた人でした。関西ローカルの話題になると,少数派の東京人はついていけませんでした。
知財人の地域分布はかなり偏っています。以前,パテントサロンで読者アンケートを採ったことがあります。
第1回 読者アンケート 集計結果 問 21 都道府県名
http://www.patentsalon.com/info/enquete001/result_21.html
5年以上前のデータですが,非常に偏っていることが分かります。
この分布と比較すると,5人中3人という今回の関西人率は,とても高かったといえます。まあ,人数が非常に少ないのであまり参考にはなりませんが。
しかしそれでも,地域を越えたコミュニケーションが実現できていることは事実で,普段関西の人と話す機会がほとんどない私は,とても新鮮に感じました。
このチャットミーティングは,非常に小さな試みですが,これからも継続していきます。東京以外のいろんな地域の方が増えてくると,ますます面白くなると思います(もちろん東京の方も歓迎です)。
そして,コミュニティといえば,ネットとリアルの併用がポイントです。いずれは,いつもはセカンドライフで会話しているメンバーで,リアルな会を開催したいですね。
あとは,セカンドライフ上だけではなく,リアルな場所にもサロンを開設できたら面白いと考えています。セカンドライフと同じで,知財に関心がある人が気軽に立ち寄ることができる場所です。そこには,知財に関する本が置いてあったり,知財関係のサービスが試用できるパソコンが置いてあったり,ときには簡単な勉強会やセミナー,知財関連書籍の著者との座談会などを開催します。また,セカンドライフやipippiなど,ネット上で知り合った人同士の集まりに使ってもらってもかまいません。
リアルなサロンとなると,ネットのように簡単に開設というわけにはいきませんが,いずれやってみたいですね。
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