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2007.10.15

Blog Action Day 1 :知財屋として何ができるか?

今日は Blog Action Day 。環境に関する記事を書きます。
環境への取り組みとして,知財屋として何ができるでしょうか?


まずは,紙を減らす,節電する,あたりが最初に思いつきます。特許事務所も企業の知財部も,紙をよく使う職場なので(昔に比べればかなり減ったと思いますが),小さな改善でもそれなりの効果がありそうです。紙への印刷を減らせば,節電効果も出てきます。

このあたりは知財業界に限らず一般的な話です。もう少し知財的に考えてみます。


環境への取り組みは,一個人や一企業ではなく,多くの人間を巻き込んでいくとより効果的だと思います。みんなで共同で取り組むべき問題です。

「みんなで共同で」という観点で知財業界を眺めてみると,オープンイノベーション,オープンソース,クリエイティブコモンズ,などが見えてきました。環境への取り組みに,これらの仕組みを積極的に活用するというのはどうでしょうか。

オープンイノベーションなどでは,営利目的の企業がいかに利益を上げるかという点が大きな課題のひとつだと思いますが,環境への取り組みは,元々収益性が第一の目的ではないので,なじみやすいかもしれません。

法で定められた環境基準をクリアするための技術開発などでは,コストや企業間競争も大きく絡んできますが,それでも企業の社会的貢献という観点から,技術を公開しやすいかもしれません。

事業をどう進めるかは経営者が決めることですが,知財屋として,知財の面から検討・提案することができると思います。


もうひとつ「みんなで共同で」で思い出したのが,ブランド「WiLL」です。

WiLL - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/WiLL

「WiLL」を初めて知ったとき,個人的にかなりショッキングでした。異なる企業の商品に同じ商標が使われているのは,知財担当者的にはなかなか違和感があり,目を引きました。普通の人の注目度もかなり高かったように思います。メディアでも頻繁に取り上げられました。

これと同じようなことが環境への取り組みでできないでしょうか。

今でもエコマークがあります。個々の製品やサービスに対して認定基準を満たすかどうか審査してもらいマークをつけるというものです。

(財)日本環境協会 エコマーク事務局
http://www.ecomark.jp/

私があげているのはこのエコマークとは異なり,複数の企業が共同でブランドを立ち上げ,事業・ビジネス展開に活用していくというものです。環境問題が重要視されているいま,多くの人が注目し,ビジネス的に高い効果が期待できるかもしれません。キャラクターを作ってアニメを制作して,などと考えると,コンテンツ業界の人も巻き込んでビジネス展開できるかもしれません(妄想は勝手に膨らんでいく..)。

環境をネタにビジネスとか金儲けなどというと否定的な声が聞こえてきそうですが,環境問題は,すでにそんなことをいっている場合ではない状態だと思います。「ウソ」は論外ですが,環境への取り組みとして,ビジネス・事業を積極的に利用するべきだと思います。

個人的な感触なのですが,企業の商標担当者の方々は,模倣品への対策などで,特許担当者に比べて企業間のつながりが高い様に思います。企業を超えた共同プロジェクトに取り組みやすい面があるかもしれません。

Blog Action Day 。こんなことを考えました。

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