2007.03.13

胴体着陸と情報収集

大阪発の全日空機、前輪下りぬまま高知空港に胴体着陸
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200703130019.html

まずは,とにかく無事で良かったです。

私は偶然ライブで中継をみました。パテントサロンの朝の更新を終えて,朝食をすませてメールチェックをしていたところ,たまたまつけていたNHKで,突如ニュースが始まりました。

その後,いくつかの民放でもニュースが始まったので,ザッピングしながら見ていました。

こういうときは,局の性質がよく分かりますね。担当アナウンサーの性質なのかもしれませんが。同じ事件を扱っているにもかかわらず,表現にはかなり差がありました。

  局A:「機体の下に火花が見えました」
  局B:「大きな火花が多量に発生しました」

  局A:「乗客がドアから歩いて出てきました」
  局B:「乗客の救出が行われています」

記録していたわけではないので完全に正確ではありませんが,表現に差を感じたのは事実です。

今回はライブ映像が流れていたので誤解が生じることは少ないと思いますが,これが記事など文字情報だけだったら,受け取る印象はかなり違ったものになるでしょう。

ではどうするか?

そのひとつの方法として,できるだけ多くの記事,情報源にあたる方法が考えられます。同じ事件について書かれた記事を多数読めば,誤差が修正されて,より事実に近づくことができる可能性があると考えています(一方で,多くの偏った報道により事実を誤認してしまう可能性も否定できませんが)。

ということで,パテントサロンでは,同じ事件について,できだけ多くのニュース記事を並べて紹介しています。ときどき読者の方から,記事が重複して見にくいというコメントをいただきますが(確かに非常識なくらい1ページが長い),この様な理由で並べて掲載しています。あわせて,あまりにも大げさな表現の記事は省いています。特にスポーツ紙系のサイトで多いですね。

複数の記事にあたることはとても重要です。ぜひうまく活用してください。

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