2006.03.08

Winnyで新規性喪失

Winnyで情報が流出する事件が頻発しています。例えば今日のニュースをサクッと見てみるとこんな感じです。

NTT西日本でもウィニー感染 顧客情報237件流出
住友生命:職員配属先など8004人分の個人情報流出
民間病院職員のパソコンから患者情報2800人分流出
愛媛県警の捜査資料流出、警部の私物PCから

Google Newsで検索してみるとたくさん出てきます

ニュースでは,個人情報とか警察の捜査資料などが取り上げられることが多いですが,それらに限らず,あらゆる情報が流出の対象になります。もちろん作成中の明細書も。

機密を確保することだけ考えれば,ネットに接続されていないスタンドアローンなパソコンで扱うのが一番ですが,今の世の中それはかなり難しいことです。インターネット出願も始まっていますし。

そうすると,パソコンユーザが常に情報の流出に注意するしかありません。ウイルス対策ソフトなどを導入することは当然として,常に流出に関する情報を入手し,対応していく必要があります。

まさかWinnyがインストールされているパソコンで明細書を書いたりしていないですよね? もし特許事務所から出願前の発明に関する情報が流出したら大変です。私だったら2度とその事務所には依頼しないでしょう。

今一度,パソコンの利用状況をチェックされることを強くお勧めします。事務所所有のパソコンはもちろんですが,私有のパソコンの取扱いにも注意が必要です。仕事を持ち帰って自宅で明細書を書いている人は多いはずです。

知財業界から情報流出のニュースがでないように,みんなで注意しましょう。

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昨今,「ウィニー」による企業や官公庁の情報流出事件が大きな社会的問題になっている.「ウィニー」による問題は昔からあったわけだが,今回は私物パソコンで業務を行うことを禁止するという措置が広がっている. 問題はパソコンのハードディスクに重要な情報が格納されている点であり,根本的な解決は「ハードディスクのないパソコン(thin client)」であろう.ハードディスクの情報は,セキュリティ管理が厳重になされたサーバ�... [続きを読む]

受信: 2006.03.12 23:17