昨晩交通事故に遭いました。場所は国道246号,渋谷駅の目の前。車対車の事故。
5車線くらいある道路の一番中央よりの車線を普通にまっすぐに走っていたところ,突然ピンク色のヴィッツが路肩付近から4車線を横切って一番中央よりの車線に向かってきた。全然こっちを見ていない様子。
「わぁ~,ばかぁ~,くるなぁ~」
クラクションを鳴らしながら急ブレーキを踏んだけれど普通に間に合わず,衝突。宇宙戦艦ヤマトにデスラー艦が激突したときのように,我が愛車ランティスはヴィッツの右側面に突っ込んだ。
こっちはぶつかるのが分かって構えていたのでけがはなく,幸い向こうにもけがはなかった。よかった。車は2台とも大きく傷ついたが,走ることはできた。
交通事故初体験! 生まれて初めて110番に電話をして,事情聴取を受け,保険会社に連絡した。
保険会社同士が話をした結果,事故の責任の割合は1:9程度になる見込み。もちろんこちらが1。相手方の事故に対する認識もこちらと同じなのだけれど,動いているもの同士の事故だと,責任を0にするのは難しいらしい。私はあくまで責任0にしたかったのだけれど,0になるとこちらの保険を使わないことになるので保険会社が間に入らず,自分で全ての手続きをしなくてはならなくなる可能性があるとのこと。それは時間的にイヤなので,納得いかないけれど,1:9でOKした。
早速今日修理屋さんが我が愛車ランティスを取りに来て,代車を置いていった。代車はホンダのレジェンド。大きくて豪華な車。我が愛車ランティスにはついていないカーナビもついている。数日間堪能しよう。
もちろん事故はイヤだけれど,けが人が出ないこの程度の事故を経験したのは良かったかも。これで今後,もっと大きな事故やこちらに責任がある様な事故にあっても,多少は落ち着いて対応できるだろう。
我が愛車ランティスは,バンパー,左フェンダー,ボンネットが大きく曲がってしまった。しかしそのおかげで,衝突時の衝撃が吸収されたのだ。衝突する直前,ぶつかるっ,と覚悟したけれど,衝撃は思ったほど強くなかった。我が愛車ランティスが自らを犠牲にして私を守ってくれたのだ!
事故のあと,私は大きく曲がったフェンダーをさすりながら,「ありがとうランティス。ごめんねランティス」とささやいたのであった。