静寂
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XmasにXboxを買いました。
パテントサロンのオフィスのすぐ近くに,Xbox 360 LOUNGEがあります。私は人に会う予定などがないときは,昼食はだいたいいつも近所の立ち食いそば屋で食べて,そのあと本屋によって,そのあとこのLOUNGEによってオフィスに帰ります。
ゲーセンにはときどき行くにもかかわらず,自宅でゲームをすることは滅多にないので買うつもりはなかったのですが,画像がきれいで迫力があったので,RIDGE RACER6と一緒につい買ってしまいました。
早速プレゼンでも使うプロジェクタにつないでやってみたところ,画像はきれいだし音は5.1chだし,なかなかすごい迫力です。ゲーム機の進化(競争)ってすごいですね。
でもちょっと問題も。酔ってしまうのです。大画面でレースをやっていると,やっている本人も周りで見ている人も,気持ち悪くなってしまうのです。車酔いです。おかげでゲームばかりして仕事に支障が出るということはなさそうです。
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昨日より,メールマガジン日刊知財は冬休みに入りました。
この冬休み,以前はありませんでした。また,現在日曜・祭日は配信していませんが,以前は配信していて,文字通り年中無休で配信していました。
この冬休みや日祭日の休刊は,読者の方々の要望で取り入れたものです。年中無休で配信していた頃,読者の方から,年始に初出勤した際,複数の日刊知財がメールボックスにたまっているのがいやなので,年末年始の配信を止めてほしい,というメールをいくつかいただきました。年始には非常に多くのメールがたまってしまうので,少しでも減らしたいということでした。
メールソフトで振り分けてしまえばそれほどじゃまにはならないような気もしたのですが,まぁ,情報を見たい人は,日刊知財が来なくてもパテントサロンを直接見ればいいわけだし,年末年始はニュースも少ないので,ある年から冬休みを取ることにしました。他に,夏休みとゴールデンウィーク休みがあります。また,同じような理由で日祭日も休刊としました。
休刊日があるのは困る,という話も多少はいただいているのですが(ありがたいことです),パテントサロンの更新は年中無休ですのでどうぞそちらをご覧くださいという説明をして,現在のところこの方法で運営しています。
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ライブドアの株主総会に出席しました。関連ニュースはこちら。
株式投資への興味はあまり高くありません。ただ,今年の春頃,デイトレードにちょっと興味を持って,1ヶ月間ほどやってみたことがありました。それなりに面白く数万円ほどの利益も出たのですが,のめり込むほどではなく,結局やめてしまいました。
そのころ買ったライブドア株の一部を売り忘れていたようで,12月になって株主総会の案内が来ました。面白そうなので行ってみることにしました。
とにかく多くの人で混雑していたことや堀江社長が涙ぐむシーンがあったことなどについては関連ニュースを見ていただくとして,個人的には,堀江社長がしっかり自分の言葉で話していたことと,株主からの質問に丁寧に答えていたことが印象に残りました。
無配の提案に関する株主からの質問にも,しっかり回答していました。途中,「おまえがもらいすぎなんだ!」の様なヤジも多少あったのですが,そのヤジにさえ,「そんなこと無いと思いますよ。以前私の給与は……」と,ちゃんと回答していました。うやむやにしたり途中で切り上げたりすることなく,真剣に答えていました。
堀江社長に関しては,尊敬する点も多い反面,ちょっとネクタイしていけば相手も機嫌が良くなるのになど,もう少し何とかすればと思う点もあります。そもそも,私も事業をやっていますが(ケタは大きく違うけれど),M&Aで会社を大きくしていくことが会社の目的であるなんてことは,私には想像も付きません。彼はおそらく,やりたいことを事業にしているというのではなく,事業を行うこと自体がやりたいことなのでしょう(そういえば最近は,何でもいいから事業を始めて成功したいとか,会社を作って社長になることが目的ですとか,まず会社を作ってそれからやることを考える,という人が多いらしい)。この点でも私は,タイプが自分と違うという意味で共感を持てません。しかし,株主総会での筋が通った話や,株主との対話を見ている限り,かなり好感が持てました。
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松村貞夫氏が亡くなられた。65歳だった。
松村氏は,株式会社リコーで知的財産部部長,副理事を務められたほか,日本知的財産協会役員,発明協会など知財関連団体の委員など,社外的にも積極的に活動されていた。最近では講演活動も多く,また大学で教鞭を執られるなど,教育活動にも熱心であった。※参考
私はリコーの知財部に約9年間在籍していたが,松村氏と直接上司部下の関係になったことはなく,また一緒に仕事をしたことも数回しかない。しかしわたし的には,片思い的かもしれないが,かわいがってもらったという思いがある。
私は9年間リコーに在籍した後,1999年に,特許事務所や企業知財部のITコンサル・サポート業をスタートするために,リコーを退職,独立した。その際,お世話になった方々に退職・独立の挨拶をメールやはがきで送った。多くの方から励みの言葉をいただき,とてもありがたかった。
そのとき松村氏からも,「今度,知財協の人に紹介してあげるから」という返信をいただいた。私はありがたいと思いながらも,松村さんは忙しい方だし,まぁそのうちに紹介していただけるかもしれない,くらいに考えていた。しかし松村氏はすぐに自ら日程を調整し,会合をセッティングしてくれた。それだけではなく,忙しい中,そのころ新富町にあった知財協に私を連れて行ってくれ,直接紹介してくれたのだ。
直接の部下でもなく,仕事を一緒にしたわけでもなく,しかも会社を退職していくヤツに対して,これだけ気にかけてくれたのだ。このことは一生忘れない。
いつか恩返しがしたいとずっと思っていた。最近になって,松村氏が講師をされるセミナーについて,パテントサロンのセミナー・イベント情報コーナーで紹介することが何度かあった。ほんの小さな小さなことではあるが,少しでも力になれたような気がして嬉しかった。感動しながらページを編集した。
それほど関係が深くない私でさえこれだけ気にかけてもらったのである。松村氏に感謝している人が非常に多いのは当然だ。通夜では参列者が会場に入りきれず,ロビーにもあふれ,階段にまで行列が続いていた。
告別式での親族の方の話によると,松村氏は教師になることが学生の頃からの夢で,最近大学で教えるようになったことをとても喜んでいたそうだ。残念だ。
松村さん,本当にありがとうございます。
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履歴書と言うのは1日あれば誰でも作れてしまうわけですが、例えば1年分のブログというのは1年間かけないと作ることはできません。その中には、はてなへの入社を目的とした内容だけでなく、本当の自分の姿、興味、性格などがより出ているわけです。全くその通りだと思います。
パテントサロンでは特許事務所や企業知財部などの求人広告を掲載しています。求人活動・求職活動では,いかに相手のことを知ることができるかという点が重要です。これは求人側にとっても求職側にとってもいえることです。履歴書は1日あれば作れてしまいますが,求人する側にしても短い時間取り繕うことはできてしまいます。
求職側がブログを書くように,求人側,例えば特許事務所の所長などもブログを公開すると,その事務所のポリシーや雰囲気などが伝わってきます。それに共感できれば応募したくなるでしょう。一方で,違うと感じた人からは応募が来なくなりますが,それは正しい姿。知らずに応募して採用されてしまうことは,双方にとって不幸なことです。
パテントサロンでは,今は求人広告を掲載しているだけですが,よりハッピーな転職・採用につながるように,より相手のことを知ることができる仕組みを実現したいと考えています。
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サイトもサービス停止になってしまった。こちらを見ても分かるが,経営状態はそれなりに不安定だった。
最近のAKAI は,楽器,特にサンプラーで有名だ。AKAI のMPCシリーズを使っているDJは多い。そしてもうひとつ,EWI が有名だ(一般的にはかなりマイナーだけど)。EWI はこんな楽器(AKAI サイトが無くなっているので適当に見つけたサイト)。サックスのように吹いて音を鳴らす電子楽器である。
私は15年ほど前にEWI を手に入れた。そのころはそれなりに練習していて,結婚式などで吹いたりしていた。その後あまり触らなくなっていたのだが,2年ほど前に復活。モデルチェンジした最新機種を手に入れてときどき遊んでいる。
ところでこのEWI,特殊な部品を使っているせいかAKAI の経営体質のせいか,なかなか製品が出回らず,手に入れるのが非常に難しい。私も注文して手に入れるまで数ヶ月待った。その後さらに入手困難になり,今年に入ってからは新品を手に入れることはほぼ不可能になっていた様だ。
そんな状況の中,9月に新モデルが発表された。また入手困難になりそうな予感がして,楽器フェアに行って実物を確認した後,楽器店に予約した。類似の楽器はほとんど無いので,予備としても手に入れておきたかったのだ。その後,11月の予定だった発売日が12月に延期されたが,それほど気にしてはいなかった。
そして破産のニュース。私の予感は的中した。というか事実は予想を超えていた。さて,新モデルは発売されるのだろうか(楽器店からは「発売日の詳細は未定。年を越してしまいそうです…」という連絡が来ている)。
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顧問税理士と打ち合わせをした。
税理士にお願いするようになったのは最近のことだ。会社を辞めて独立開業したときの開業届や毎年の青色申告,会社を作ったときの法人登記や健康保険,年金,税務関連手続きなどについて,今まで全て自分でやってきた。この調子で会社の決算・税務申告も自分で,とも考えたのだが,今まで以上に複雑そうだったし,時間的にも厳しくなってきたので税理士さんにお願いすることにしたのだ。
それ以来,税理士さんに毎月来ていただいてる。いろんなアドバイスをもらってとても助かっている。こんなことなら早くお願いすれば良かった。
うちの会社の場合,売り上げは全て銀行口座に振り込まれる。通帳を見ながら入金をチェックするのだが,1年ほど前から問題が発生している。振込人を特定できない入金が発生しているのだ。下は通帳の記録の例(架空のサンプル)。
17-12-10 振込 トツキヨギヨウムホウジ 52,500振込人は特許業務法人○○特許事務所である。以前は「トツキヨギヨウムホウジン○○トツキヨジムシヨ」の様に振込人名が2行にわたって記録されていたのだが,ある日から突然,「トツキヨギヨウムホウジ」の1行だけになっているのだ。お客さんには特許業務法人○○特許事務所がいくつかある。これではどの事務所からの振込なのか分からない。これは困る。そこで通帳を持って,銀行に問い合わせに行った。
17-12-11 振込 トツキヨギヨウムホウジ 136,500
「これだと誰から振り込まれたか分からないのですが...」
「そうですねぇ」
「分からないと困ります。振込人を知る方法はないんですか?」
「え~と,そうですねぇ~」
「そちらの記録のコピーか何かをもらうことはできないのですか?」
「それはできません」
「じゃあ,振込人を知ることはできないのですか?」
「え~と,そうですねぇ」
「そうですねぇって,振込人を知りたいだけなんですが」
「う~ん」
「私はなにか特別なことをきいていますか? 普通のことだと思うのですが!」
この様なやりとりがあった後(実際はもう少し怒っていたかも),ちょっと偉い人が後ろから出てきた。話をまとめるとこうだ。昨年統合処理のひとつを行ったのだが(まだやっている!?),その処理のせいで印刷される文字数が少なくなった。振込の記録を印刷して渡すことはできない。通帳のコピーをいただき,こちらで照合して振込人を書き込んで渡すことならできる。渡せるのは10日後くらい。
仕方がないので,通帳のコピーを置いて銀行を後にした。
10日後,その銀行から封筒が届いた。置いてきた通帳のコピーに特許事務所名が手書きで書き込まれ,その上に銀行の印鑑が押されていた。う~ん,本当に手で書き込まれるとは。これで振り込んでいただいた事務所を特定することはできた。
この不具合,改善する見込みも予定も無いそうだ。
新しく事務所の名前を決めるときには,こんなことも気にした方がいいかもしれません。
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今日は親戚の結婚式が2つありました。美治君,昌彦君,おめでとう!
2つの結婚式にそれぞれ祝電を送りました。最近は電報もネット経由で送ります。台紙を選んで文章を書いてクレジットカードの番号を入れて送信。便利ですね。
ネットでクレジットカードを使う場合,利用者名とカード番号,有効期限を入力するだけで,支払いを済ますことができます。これらの情報は全てカードに書かれてあり,だれでも見られます。不正使用の可能性が気になりますね。
ところで,カードが使用された際に,使用されたことを利用者(カードの持ち主)にメールで知らせてくれるというサービスを提供しているカード会社ってないのでしょうか? 自分がカードを使用していないのに使用されたというメールが届いたら,それはおかしいということになります。知らないうちに何度も不正使用されてしまった,ということはある程度防ぐことができそうです。利用金額や店名の情報もあわせて送ってくれると記録に残って便利です。
このサービス,銀行でもやってほしいですね。オンラインバンキングでは振込などを行った場合にそれをメールで知らせるサービスがありますが,オンラインバンキングに限らず,ATMや窓口で引き出しや振込が行われた場合でも,それを知らせてくれるサービスです。
不正使用させない対策は重要ですが,不正使用されたことに気づかせるという対策も効果的だと思います。
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