特許屋,特に明細書を書く人や翻訳者などは,
机に向かっている時間が長いため,
机や椅子の選択は重要だ。凝っている人も多い。
私のまわりでは,アーロンチェアやコンテッサが比較的人気が高い。
私も自分に合った椅子を探そうと,
あちこち回ってかなりの数の椅子に座ってみたのだが,
今ひとつぴったりした椅子が見つからない。
ということで,今座っている椅子は暫定版。
オフィスデポで買った1万円くらいの椅子だ。
そして今も,自分に合う椅子を探し続けている。
そんなときに気になった記事がこれ。
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かなり存在感があるラウンドパネルは別として,
机と椅子のセットならうちのオフィスでも使えそうだ。
椅子は写真で見ても分からないので,
早速ショールームに行って座ってきた。
この机と椅子のセット,なかなかいいかもしれない。
リラックス状態で仕事ができる。
腰だけでなく,背中部分でも体重を支えるので,
腰にも優しそうだ(私は腰痛持ち)。
机の天板は,
水平から10度くらいまでの範囲で,
無段階に角度を変更することができる。
また,12cm位の範囲で高さも変更できる。
これらの変更は工具を使って行うのではなく,
椅子の昇降機能やリクライニング機能の様に,
レバー操作で簡単に変更できる。
椅子の昇降機能用のレバーの様なものが天板の裏側に付いていて,
それを握った状態で天板に力を加えることにより,
角度や高さを簡単に変更でき,
レバーを放すとその状態で固定されるのだ。
角度調整用レバー,高さ調整用レバーの2つのレバーがあり,
それぞれ独立して調整できるようになっている。
これだと,作業によって,あるいは気分によって,
簡単に体勢を変えられる。
水平に固定して使用することも可能なので,
書類仕事でも問題なさそうだ。
ちょっと気になった点をあげると,
天板が可動式ということで,
多少安定感に欠けている感じがした。
天板にはわずかだがぐらつきがある。
また,リラックスできてしまうので,
仕事に緊張感が欠けてしまう恐れがあるのも欠点かも知れない。
これは気持ちの問題だが。
ということで,
結果として,かなり気に入ってしまった。
机や椅子は,簡単に買い換えられる値段・大きさではない。
しっかり悩もう。