自社用の会計ソフトを探している。
いま使っているのは「クイックブックス」というソフト。
請求書を発行すると自動的に帳簿に記入されるなど,
非常に効率的で便利なソフトだ。
とても気に入っている。
記事によると,
米で'92年に最初の製品を発売し、現在は中小事業者向け経理ソフトの
約81パーセントのシェアを占めています。また、ドイツ、イギリスでも好評を
いただいております
とのことだ。
しかしこのソフト,
日本では3年ほど前に販売が打ち切られ,
現在はサポートも終了している。
ローカライズが難しかったのか,
営業の問題なのか,詳しくは分からない。
ともかくこのままでは,
将来の制度改正への対応に不安があったり,
税理士とのやりとりに不安が出てきそうだったので,
別のソフトに乗り換えることにした。
ところで,この「クイックブックス」を使う前は,
ミルキーウェイ社の「小番頭」というソフトを使っていた。
わかりやすい解説本が出ていたせいもあり,
それなりに使いやすかったのだが,
これも使い慣れた頃に販売が打ち切られた。
ミルキーウェイ社と,
当時「弥生会計」を販売していた日本マイコン社が
統合されたからだ。
「小番頭」と「弥生会計」は同じカテゴリの製品だったため,
「小番頭」は消滅し,「弥生会計」に一本化されてしまったのだ。
ということで,会計ソフトの乗り換えは,
今回が2度目になる。
どれにするかはまだ決めていないが,
今度使うソフトはぜひとも長生きして欲しい。
会計ソフトの乗り換えは大変なんです。
よろしくお願いします。
ちなみに,
「小番頭」のミルキーウェイ社と
「弥生会計」の日本マイコンが統合されてできた会社は,
「クイックブックス」を日本に導入するために作られた
インテュイット社だ。ややこしい。
さらにその後,
インテュイット社は弥生株式会社に社名を変更した。
「クイックブックス」の導入がうまくいかなかったことが原因だろう。
そしてさらにその後,
弥生株式会社はライブドアに株式を譲渡し,
現在はライブドアグループの一員だ。
なかなかダイナミックである。