新しい知子買った?
ある雑誌をぱらぱらめくっていたら,
こんな見出しが目についた。
ナマズを追ってアマゾンまでこれは文字通りの意味で,
動物(ペット)専門のライターの話だったのだが,
ぼーっと眺めていた私は,
最初,ネットの話だと思ってしまった。
ナマズとはNamazuで,有名な全文検索システムである。
ちょっと古いデータだが,
これくらい広く使われている(Googleに変わっているものも多い様だが)。
書籍も発売されている。
そしてアマゾンはアマゾンだ。
単語が目にとまって,ネットのことだと勘違いした様だ
(本物のナマズも本物のアマゾンも普段あまり縁がないし...)。
ところで,これらの名称,
慣れてしまっているので普通に使っているが,
冷静に考えると,ちょっとヘンな気がする。
考えてみると,ソフトウエアには一見ヘンな商品名が多い。
物体がないので自由な名称を付けやすいのだろうか?
私がよく使っている非常にマイナーなソフトで,
知子の情報というのがある。
MS-DOSバージョンから使っているのだが,未だ手放せない。
これより良い商品に出会っていない。
テキスト型データベースと呼べる様な製品で,
いろんな情報を何も考えずにどんどん放り込んでおいて,
必要なときにそれらを一気に検索できるというものだ。
限りなくシンプルで動作も速く非常に使いやすい。
紙がちょっと似ているかもしれない。
ただ,マイナーなためにちょっと困ることがある。
例えば,
新しいパワーポイント買った?はいいが,
新しい知子買った?はちょっとおかしい。
「知子をインストールした」とか,「知子に書き込んでおいた」とか,
やっぱりおかしい。これが「一太郎」なら大丈夫なのだが。
ちなみに,この「知子の情報」を出している会社テグレットは,
他にも怪しい名前の商品を出している
(「章子の書斎」とか「雅美の献立」なんてのもあった)。
サイトを見ても分かるが,ちょっと変わった会社の様だ。
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Win95時代から使っている、データベースソフトです。 文書に索引キーワードを [続きを読む]
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» StickyBrainはMac版「知子の情報」か? トラックバック binWord/blog
だいぶ前から「知子の情報」(Amazon)の代わりになるソフトウェアを探していた。知子の情報は、不定形の文章型データベースソフト。思いつきとか、Webで見つけた... [続きを読む]
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