2004.10.21

無体財産の脆弱性

2010年にもNTT加入権料を撤廃

約20年前,
東京でひとり暮らしを始めた私は,
すぐに電話を引いた。
加入権料は7万円ちょっとだったと思う。

当時の私にとって
この金額は非常に大きいものだったが(今でも大きい),
一度払えばずっと権利を持つことができるし,
どうせ電話はこれからずっと使うはずだし,
財産になると思って清水の舞台から飛び降りた。

そして学生時代,
お金が無くなって困ると,
「最悪電話の権利を売ってしまえばしばらくは何とかなる」,
と本気で考えていた。
幸い何とか売らずにすんだが。

そして会社員時代,
寮に入って電話がいらなくなったのだが,
この「財産」を私は手放さなかった。
ひとり暮らしを始めるので電話を引きたい
といっていた友人に権利を貸し,使ってもらった。
その後,私が寮を出るとき,
その権利を返してもらい,私はその権利を再び使い始めた。

そして現在,
20年前に手に入れた権利をずっと使い続けている。

ちょっとヘンかもしれないが,
それなりに愛着があったりもするのである。
苦しいときも手放さなかったし。

それが一気になかったものになってしまうとは!
20年間一緒にがんばってきたと思っていたのに...

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