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2004年8月の10件の記事

2004.08.31

台風といえば

台風クラブだ。

子供の頃,
台風が近づいてくると妙にわくわくした。
テレビの進路予想図を見て,近づいてきそうだとうれしくなり,
そうでなければがっかりした。

今回の台風でも大きな被害がでたり,
亡くなられた方もいるので不謹慎ではあるが,
そうだったのだ。

子供の頃に比べると,最近は,
台風の接近にわくわくする度合いが減ってきた様な気がする。
悲しいことだ。

そんな映画である(なんてひどい説明だ)。

ちなみに,この映画を手掛けたATGという映画会社の作品には,
惹かれるものが多い。
久しぶりにまとめて観たくなってきた。

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2004.08.29

着メロ・着うた vs マナーモード

「着うた」大手レコード会社の独占で単価下がらず

独禁法的にどうなのかはおいておいて,
私は着メロや着うたが嫌いだ。
ケータイの着信音が嫌いなのだ。

当然自分のケータイは,外出する時は必ずマナーモードに設定している。
私のケータイの着信音を外で聞いた人は1人もいない。


ところでこのマナーモード,着信に気付かないことも多い。
私はだいたいお尻のポケットに入れているのだが,
お尻の肉が厚いのか,振動に気付かないことが多々あるのだ。
何度も電話をかけてくださったみなさま,すみません。

昔は,マナーモードをより便利に使うための道具をよく見かけた。
例えばこれ。着信すると,腕時計が振動して知らせるものだ。
他にもいろいろあったが,最近はあまり見かけない。


マナーモードでは基本的に音は鳴らない。
マナーモードは着メロや着うたの天敵だ。

一方,着メロや着うたは,
コピー防止,課金システムなどといった点で,
コンテンツビジネスの成功例としてよく取り上げられる。

こんな状況で,
より便利なマナーモードを開発し,
広めていくことは難しいのかもしれない。

しかし,社会という観点から考えると,
マナーモードについて,もっと研究・開発が行われても良いと思う。
もっと便利なマナーモードがあるはずだ。

着メロの同時発音数や着うたの高音質を競うだけでなく,
世の中のために,ぜひともマナーモードにもっと力を注いでほしい。

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2004.08.24

ケータイで絵日記

今日、仕事を早めに切り上げて、
花火を見にいきました。
近くで見ることができたので、
とても迫力があって感動しました。
花火の前に食べたお寿司もおいしかったです。

今回のブログは、花火大会の会場から、
カメラ付きケータイで書いているのですが、
最近は、夏休みの宿題として、
こうやってケータイで絵日記を作成したりしている子供も
いるんでしょうね。

それはともかく、花火はとてもきれいでした。040824_210001.jpg

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2004.08.23

バレーボールとコンピュータ

今日も眠い。
たった今,室伏選手が第2投目を投げたところだ。

今回のオリンピック,日本は好成績だ。
現時点の金メダル獲得数は12。
中国,米国に次いで,第3位である。
メダル獲得数は,こちらでリアルタイムで見ることができる。

オリンピックと技術については以前も書いたが,
さらにこんな戦いも行われているらしい。

メダル狙う全日本女子、“データバレー”の裏をかけ!

この記事に出てくるソフトウエア,
特殊なものだからさぞかし高価なものだろうと思ったら,
それほどでもない様だ。

それはともかく,
何でもそうだが,世界レベルは大変だ。

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2004.08.18

Google ロゴコレクション

眠い。
生活が完全にオリンピックモードになってしまっている。

ところで,検索エンジンのGoogleは,
イベントにあわせて,ロゴをアレンジすることがある。

この時期は当然オリンピック
このオリンピックロゴにもバリエーションがある様で,
少し前に見たときは水泳だった。

オリンピック以外のロゴについては,
こちらこちらこちらで見ることができる。

なかなかおしゃれで楽しい。
いつかパテントサロンでもやってみたいものだ。

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2004.08.15

オリンピックとテクノロジ

オリンピックが始まった。
普段あまりスポーツ番組をみたりしないのだが,
オリンピックだけはなぜかよくみてしまう。
今年も開会式からしっかりみてます。

大学で水泳をやっていたせいもあり,
競泳をよく見るのだが,水着の変化が著しい。

このサイトここここあたりを見ると,
技術の進歩を感じることができる。

一方で,ドーピングの方法も変化している様だ。
これも一応技術の進歩ではある。

大学生のとき,
すね毛を剃った方が速くなるのではないかとか,
スタートの○○分前に△△という栄養ドリンクを飲むと調子がよい
なんて話をしていたのとは雲泥の差である
(私の場合記録も雲泥の差であったが)。

いずれにしても,しばらくはテレビに釘付けになってしまう予定だ。


【追記】
 関連するサイト見つけたので紹介します。
 ・MIZUNO ATHENS WEB:プロダクツ

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2004.08.13

新型携帯電話を発明しました。

夏休みということで,
パテントサロンへのアクセス数も順調に減りつつある今日この頃,
こんなニュースが気になった。

携帯電話、ホーム・車内「圏外」に…名古屋市営地下鉄

NTTドコモの「ムーバ」など「第2世代」といわれる携帯電話から出る電波が心臓ペースメーカーを誤作動させる恐れがあることから、名古屋市交通局が、地下鉄のホームや電車内を通話できないようにする工事を進めている(記事より)

これってどうなんだろう?
携帯電話は,本当にペースメーカーを誤動作させる危険が
あるということなのだろうか?
だとしたら,電車やホームだけの問題ではないはずだ。

だいたい,電車内での使用ルールでさえ,
全くと言っていいほど守られていない(私も守っていない)。
しかし,乗務員に注意されたことはないし,
注意されているところを見たこともない。
本気で気にしている人はあまりいない様だ。

記事には,
「市交通局では「事故が起こってからでは遅い。
ペースメーカー装着者の安全を守りたい」としている」
とある。

本気で考えるならば,
朝夕に突如出現する女性専用車両のように,
携帯電話電源OFF車両を設定するくらいのことは,
すぐにでもできそうである。
女性専用車両については,
間違って注意されている人を見たことがあるし,私も守っている。

一方で,必要以上に携帯電話の使用を制限するのも問題だ。
駅のホームや電車内は,最も携帯電話を使用したい場所のひとつでもある。
危険性を正確に把握し,適切な対応をすることが望まれる。

このペースメーカーと携帯電話の現状などについては,
いろんな意見や実験結果などを見ることができる。


ところで,電車内での携帯電話であるが,
他人が使っているとなぜ不快になるのだろうか?

電車の中では,みんな普通に会話している。
大声で話しているおばさんや高校生もいる。
しかしそれらはあまり気にならない。
携帯電話での会話が不快なのである。
違いはなにか?

私はこの件に関し,数年間悩み続けていたのだが,
数日前,山手線で池袋から新宿に向かっている途中,
ついにその答えにたどり着いた。

携帯電話での会話は,普通の会話と異なり,
一方の人の声しか聞こえないのだ。

車内の普通の会話は,会話に参加している人全員の声が聞こえてくる。
だから話の内容もだいたい分かる。
これに対して携帯電話では,一方の人の声しか聞こえない。
だから話の内容が直接分からない。
直接分からないから,何を話しているのだろう? と推測してしまう。
他人の会話は気になるものだ。
自分の注意がそちらに向けられてしまうから,それが煩わしい。
だから不快なのである。

これが私がたどり着いた答えだ。
そしてこの問題を解決する,画期的な新型携帯電話を発明した。

まだ出願前なので,ここから先はご内密に。

この新型携帯電話には,
「電車内使用」スイッチが設けられている。
構成の詳細は省略するが,
この「電車内使用」スイッチを押すと,
携帯電話に内蔵されているスピーカーから,
通話相手の声が大音量で流れ出す。

この構成により,車内にいる第三者には,
自分の声とともに通話相手の声も聞こえるため,
話の内容がしっかり伝わる。
したがって煩わしさを感じず,不快にならない。

この機能がすべての携帯電話に内蔵されれば,
他人の携帯電話の使用に不快な思いをすることはない(はずだ)。

ロイヤルティーは少しでよいです。

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2004.08.04

デザインで性能が変わる

デザインで性能が変わる~Suica改札機のわずかな傾き

これはおもしろそうだ。
私は必ず見に行きます。

似た様なことはサイト作りでもよくある。
文字の大きさ,色,レイアウト,使用する言葉など,
少し変えただけで,クリック数や情報の伝達度合いは大きく変化する。

このあたりについては,上の記事にもある様に,
「実験してみないとわかりません」
なので,日々,少しずつ変えながら様子を見たりしている。
これはとてもおもしろい作業である。
こうやってノウハウが蓄積されていく。

サイトの作成なんて,今は誰にでも簡単にできる。
ワープロで文章を作るのとあまり代わりはない。
しかし,より効果的なサイトを作成するためには,
いろんな能力が必要となる。

結局,人間相手が最も難しく最もおもしろい,
ということなのかもしれない。

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2004.08.03

分かりにくい記事

特許収支:工業所有権の好調で黒字拡大 著作権はなお赤字

自動車メーカーなどの海外子会社の生産が好調で、特許等使用料のひとつである工業所有権等使用料の本社への支払いが増えているためだ。しかし、特許使用料のもうひとつの柱である著作権等使用料は赤字続き。知的財産権の国際競争力が高まったとは言えない状況だ。
 (中略)
特許等使用料のうちメーカーの製造技術に関する工業所有権等使用料の収支が97年に黒字化、その後、黒字幅は拡大し続けている。
 (中略)
国内本社の工業所有権等使用料の受け取り増加が、特許等使用料の黒字化に貢献した。(以上,記事より)

この記事,最初見たときには,いったい何を言っているのか分からなかった。
「特許等使用料のひとつである工業所有権等使用料」とか,
「特許使用料のもうひとつの柱である著作権等使用料」とはどういう意味なんだろう?
何度も何度も読み直しているうちに,何となく推測できてきた。

記者に直接聞いたわけではないので正しいという確証はないが,
記事中の「特許等使用料」とはおそらく「知的財産権使用料」なのである。

そう解釈すると,「知的財産権使用料」の中に「工業所有権等使用料」と,
「著作権等使用料」があるということで,つじつまが合う。

また記事4行目に「特許使用料」(「等」が付いていない)という言葉が
使用されているが,これは「等」の付け忘れであろう。

しかし分かりにくい記事である。
どこかの統計に「特許等使用料」という言葉があったのかもしれないが,
内容を正しく理解していればこんな文章にはならないはずだ。
だいたい「等」が多すぎる。

最低限,このくらいの内容は把握した上で,
読者のことを考えたわかりやすい記事を書いてほしい。

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2004.08.02

紙のブログ,社長のブログ

「会社の顔が見える」、企業での活用が注目されるBlog

企業がBlogを利用するメリットは、逆説的な見方をすれば、企業が企業らしく見えなくなること、つまり企業の顔が顧客から見えるようになることにある、とDashは言う(記事より)

これと同じ感覚を覚えたのがこの本。

ONとOFF 出井 伸之 (著)

出井氏がソニーの社内向けホームページ用に書いた文章が元になっている。

この本には,
出井氏が仕事を通じて人に出会い感じたこと等の他,
ワイン,ゴルフ,車の話から,
孫の誕生,風呂場で転んでけがをしたことまで書かれてある。

大企業のトップだと書きにくいこと,
普通は書かないと思われる様なことまで書かれてある。
だからこそ,書かれてあることがストレートに伝わってくるのだろう。
人間として実感できるのだ。
読み進んでいくと,確かにソニーに「人」を感じる様な気がしてきた。

社内向けということで,
社員に対する啓蒙や期待の文章もあるのだが,
それが余計に「人」を感じさせる。

2年前に出版された「本」だが,これはまさにブログである。
出井氏の考え方,会社の考え方が伝わってくる。

残念なのが,第1章がビジネス的なもの,
第2章がそうでないものという構成になっていること。
分けていない方が,より出井氏を感じることができたはずだ。
社内向けホームページなので当然見てはいないが,
元のホームページはおそらくこの様な分け方には
なっていないのではないかと思う。


さて,ちょっと気になったので社長のブログについて調べてみた
結構ある。

上の記事にもある様に,ブログには
「企業の顔が顧客から見えるようになる」という効果があるらしい。
社長がブログを書き始めたら顧客が減ってしまった,
なんてことにならない様に,気を付けたいものだ(含む自分)。

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