10. ガジェット,商品

2009.01.26

知財系オフ会@大阪と快眠環境システム

時間がたってしまいましたが,先週の水曜日,知財系オフ会@大阪に参加しました。

このオフ会はパテントサロンが企画したものではなく,在関西の方々が企画されたイベントです。私はいち参加者として参加させていただきました。みなさんありがとうございます。そして幹事の方々,ありがとうございます。お疲れさまでした。

関西でのオフ会には何度か参加させていただいています。このようなイベントは,やはり継続することがポイントですね。継続していると,次は知り合いを連れて行こうとか,今回は参加できなかったけれど次回は都合をつけてぜひ参加しようとか,そういうことにもなります。そしてどんどん知り合いが増えていき,いろんな人といろんな話ができる。そして情報がどんどん伝わっていく。単発のイベントだとこうはいきません。

無理して大きな単発のイベントを開催するよりも,気軽に小さなイベントを継続的に開催していくことの方が,コミュニティの形成には効果的だと考えています。


オフ会終了後,大阪駅直結のホテルグランヴィア大阪に泊まったのですが,部屋に「快眠環境システム」がついていました。

※関連記事
 松下電工 「快眠環境システム」を「HOTERES JAPAN 2008」で披露

この「快眠環境システム」は、「快眠環境コントローラー」を組み込んだ枕もとのナイトパネル1台で、照明やBGM、バイブレーションといった睡眠環境因子をコントロールし、理想の入眠とさわやかな目覚めを提案するもの。例えば「おまかせ入眠プログラム」では、約20分の間に、まず内蔵された音楽コンテンツからランダム選曲された音楽がゆったりと流れ、足元には心地よい振動が加わる。照明は、徐々に減光して消灯し、設定時間になると音楽と振動は自動停止する。また起床時は、設定時刻の30分前から起床準備の照明と環境音が徐々に始動。起床時刻になると、高照度の照明が点灯し、同時に爽やかな音楽と振動が再生して覚醒をサポートする。

う~ん,おもしろそうだ。早速試してみることにしました。

実はこの日は,24時頃にはちゃんとホテルに戻ったのですが,ちょっと仕事が立て込んで,結局睡眠時間は3時間ほどしか確保できませんでした(あの公判さえなければこんなことには...)。

すぐに爆睡できそうだったので「入眠プログラム」はキャンセルし,起床プログラムだけセットしました。短い睡眠時間で快適な起床を期待されるのは酷だろうな思いながらシステムをスタートさせ,眠りにつきました。

そして次に気がついたときには,なぜか強い日差しの中にいました。鳥も鳴いています。ん? なぜ外に? とほんの少しだけ思った後に(ほんとに思った),すぐ理解しました。そして目が覚めた後に,目覚ましのアラームが鳴りました。アラームが鳴る前に起きていたのです。

睡眠時間が短かったことを考えると,それなりに快適に起きることができたような気がします。すぐにパテントサロンの更新に取りかかりました。


このシステム,私には合っているのかもしれません。しかし,自宅に導入するのは簡単ではなさそうです。何かいい方法はないかとちょっと検索してみたところ,同じ考え方のスタンドがあることを見つけました。

あら不思議、気持ちよく起床!! 高ヒット率の目覚まし装置「ASSA」

これなら買うことができそうです。amazonを見ると秒針の音がうるさいなどよくないコメントもついていますが,もう少し調べて良さそうだったら試してみたいと思います。

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2007.10.06

★祝15周年★ ThinkPad

「ThinkPad」、10月4日で発売15周年
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/06/news003.html

ThinkPadシリーズには思い入れがあって,長い間使っています。

最初に手に入れたのが220。液晶はモノクロでした。私にとって初めてのAT互換機(いわゆるDOS/V機)で,かなり勉強させていただきました。

その後,バタフライキーボード(液晶パネル部を開くとキーボードがスライドして左右に広がる)の701c,535,240,240Zと,いずれもサブノートクラスのThinkPadを使い続けてきました。

その頃は,パテントサロンは存在してはいましたが,まだビジネスとしては全く考えていなかった時期で,主な事業内容は,特許事務所等を対象としたITサポート&コンサル業でした。朝から晩まで複数の特許事務所をまわる日もあり,軽いノートPCが必須だったのです。

240Zの後,後継機種のs30は当時何かに使っていたパラレルI/Fがついていなかったので見送り,その次のX40は1.8インチHDDを採用したため(当時の1.8インチHDDは遅かった),パナソニックのLet's noteシリーズに乗り換えました(一時期,軽量化に走りVAIO Uを使ったこともあった)。最初がやはりサブノートのR2。その後,仕事内容の変化に伴い,サイトの編集がやりやすい高解像度画面のY4を使いました。

現在は,メインがY7,サブがThinkPad T60pの2台体制で仕事をしています。サイトの更新などはすべてY7で行い,T60pは,液晶ディスプレイとキーボードを接続し,事務所でディスクトップPC的に使っています。スケジュール管理用のカレンダーやTODOリストが常に表示されています。最近は,セカンドライフ関連の作業はこちらでやっています(Y7はグラフィック機能が普通なのでつらい)。

ThinkPadとLet's noteの共通点は,不要なソフトがあまり入っていないという点です(T60pは思ったよりいろいろ入っていたけれど)。できる限り軽くきれいに使いたいので,これはメリットです。さらにThinkPadは,サイトで公開されているドライバソフト類が豊富である,パーツを部品センター(名称はちょっと違うかも)で入手できるというメリットがあります。キートップに使わないひらがなが印字されていることが嫌いな私は,英語版キーボードを取り寄せて,取り替えて使っていました。

予定では,あと数年すると,Lenovoは「IBM ThinkPad」を使えなくなるわけですが,今後ThinkPadはどうなっていくでしょうか。ファンとしてとても気になります。

ちなみに,私は機械にとても愛着を感じる方なので,使ってきたPC達はすべて手元にあります。

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2007.10.03

∞プチプチ

1週間ほど前にアマゾンに注文していた∞プチプチが今日届きました。色は一番それっぽいと思ったホワイトです。

∞プチプチ
http://www.asovision.com/putiputi/about.html

この商品,大人気のようで,ヤフオクでは定価の2~3倍の値段で取り引きされることもあるようです。私は定価で買うことができました。

で,商品ですが,う~ん。話題になっているほどには・・・。

プチプチボタンの感触はそれなりにおもしろいのですが,音が今ひとつです。プチプチボタンを押すと,「プチッ」という音が本体後面にあるスピーカーから出るのですが,この音とは別に,プチプチボタンに取り付けられている,感触を出すための機構からも,少し軽めの「ぷちっ」という音がします。プチプチボタンを押すと,「プチッ」と「ぷちっ」がユニゾンで聞こえてくるので,どうも違和感があるのです。

ということで,試行錯誤の結果,電池を抜いて使うことにしました(正確には,使用前に差し込まれていた絶縁シートを再度挿入した)。これだと「ぷちっ」の単音になるので,リアリティーが少し高まります。


ところで,本物のプチプチを作っている「川上産業株式会社」のプチプチへのこだわりはすごいですね。

プチプチの川上産業株式会社
http://www.putiputi.co.jp/

サイトの名称には「プチプチ」がついているし,サイトの中もプチプチで満載です。「プチプチOFFICIAL BOOK」という本も出しています。ドメイン名さえも社名を押しのけて「putiputi」です。おそらく,多くの人に,社名の「川上産業株式会社」ではなく,「プチプチの会社」として知られていることでしょう。

ちなみに,弊社も社名はあまり知られていません。電話で「サイテックシステムと申しますが…」と言うとなかなかつないでもらえなかったり,「うちは結構です」と切られてしまったこともあります。


さて,アマゾンには,もうひとつ手に入りにくい商品,「初音ミク」を注文しています。今まで何度か発送が延期されてきました。いつ届くでしょうか。到着が楽しみです。

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2007.08.15

W53CAに機種変更しました

ケータイの機種変更を行いました。新しい機種はW53CAです(http://k-tai.casio.jp/products/w53ca/)。

auショップで手続きしたのですが,いろんな割引制度があるんですね。「ポイントがたまっているので○円割引になります」とか「今だったら期間限定の夏割りでさらに○円やすくなります」とか「誰でも割で来月から基本料金が半額になります」とか,こっちは何も言っていないのに,どんどん値段が下がっていきます。思わず「こんなに下げて大丈夫ですか?」と言ってしまいました。

で,新しいケータイですが,ざっくりと設定を終えたばかりでまだなじんではいませんが,なかなかいい感じです。とりあえず良いと感じたポイントは以下の通り。


■前の機種より受信感度が良い

パテントサロンのオフィスは,ケータイの電波の入りがよくありません。個体差もあるのかもしれませんが,通話中に切れることもよくありました。新しいケータイでは,以前よりもしっかり電波を受信できているようです。


■液晶が高解像度(480x800)

私はPCドキュメントビューアをよく使います。PCドキュメントビューアは,MS-WordやExcel,PDF形式等の文書を閲覧できる機能で,メールに添付された文書も見ることができます。

パテントサロンでは,オフィスに届いたFaxは,PDFファイルに変換され,私のメールアドレス宛に送信されるようになっています。メールはケータイにも転送されるので,どこにいてもFaxを受信することができます。

新しいケータイは,高解像度の液晶を備えています。液晶が高解像度だと,表示される情報量が多いので,スクロールや拡大縮小の操作が少なくてすみ,短時間で届いた文書の内容を把握することができます。非常に快適になりました。


■カメラのレンズが広角(35mm換算で28mm)

私は広角好きで,デジカメも,23mm~とか,24mm~のものを好んで使っています。今まではケータイで写真を撮ることはあまりありませんでしたが,広角レンズを手に入れたのを機に,少し使ってみようと考えています。


他にも良い点はありそうですが,とりあえずこんな感じです。

デメリットとしては,より薄くなったせいかボタンが少し押しにくくなったとか,一部表面がツルピカ仕上げ(?)で指紋がつきやすいとか(最近ツルピカ仕上げの製品が多いですが私は苦手です。光沢液晶も),とりあえずそんなところです。
 
 

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2007.01.29

OneNote 2007 に期待

週末,Windows Vista / 2007 Office system 新世代プレミアムフェスタに行ってきました。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0129/ms.htm

見たかったのは,新しいOSであるWindows Vista,じゃなくて,OneNoteというソフトです(このソフトの知名度はどのくらいなんだろう?)。大ざっぱにいうと,いろんな情報をまとめて保存できるソフトです。

http://office.microsoft.com/ja-jp/onenote/FX100487701041.aspx


パソコンを使い始めた頃から,メモや大事な連絡先やネット上で見つけた情報など,様々な情報を一ヶ所にまとめて保存し,自由に検索したいという願望が強くありました。そしてDOSの頃からいろんな道具を使ってきました。

年月日をファイル名にしたテキストファイル + grepに始まり,MIFESのマクロを使ったものとか,知子の情報とか,wikiをローカルにインストールして使ったりもしてみました。しかし,どれも今ひとつしっくり来ません。

最も馴染んだのは知子の情報で,かなり長く使いました。今でも特定の分野の情報については現役で使っています。しかし,知子は基本的にテキストデータを対象にしたソフトなので,webサイトの画面をそのまま保存する,なんてことは苦手です。紙copiで補ったりしましたが,やはり今ひとつです。

そんな中,現在メインで使っているのが,OneNote 2003です。このソフトでは,テキストデータはもちろん,画像データも扱うことができるので,いろんな情報を放り込むことができます。手書きメモなどの紙データは,スキャナで読んで貼り付けておくことができます。貼り付けた横にいくつかtag(キーワード)を書いて,検索できるようにしています。

それなりに便利なのですが,私にとって今ひとつだと感じる点もあります。最も大きいのが,ハイパーリンクを設定することができない点です。外部のwebサイトにはリンクを張ることができるのですが,OneNote内の特定のページへのリンクを張ることができません。これはかなり大きな欠点で,特にwikiを使ったことがある人は致命的だと感じるでしょう。

もうひとつの大きな欠点は,描画機能が貧弱なことです。OneNoteはタブレット入力に対応していて,手書きで文字や図形を自由に入力することができます。にもかかわらず,描画機能は用意されていません。四角形や円を入力するというような簡単な機能さえ持っていないのです(不思議です)。どうしてもブロック図などを書きたいときには,マウスを使ってフリーハンドで歪な四角形を書くしかありませんでした。


そんなOneNoteなのですが,今回のバージョンアップで大きく変わりました。ハイパーリンクは自由に張れるようになり,描画機能もつきました。私にとって大きな欠点だった2つが解決されました。

他に,表を作る機能がついたり,複数のPCで自動的にデータを同期することができるようになったりなど,大きくパワーアップしているようです。

ということで,かなり期待しています。

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2006.03.25

PSEに振り回された日

前から気になっている楽器があります。

http://www.alesis.jp/products/pd_ion.html

価格は9万円くらい。この楽器,デジタルなのにアナログの様なやたらと太い音が出ます。また,ユーザインターフェースが非常にいいのです。普通この手の機械は,目的の操作をするためにやたらと深い階層メニューを潜っていく必要があったり,Aボタンを押しながらBボタンを押してとか,Aボタンを3秒以上押してなど,操作が煩雑なものが多いのですが,この機械はすぐに目的の操作ができるしくみになっているのです。何度も楽器店に見に行っては,どうしようかなぁ,と悩んでいました。

そして昨日の深夜,特に何かあったわけではないのですが,購入を決意しました。購入するにあたり,サイズの詳細などについてネットで調べようと輸入している企業のサイトにアクセスしました。すると,

「日本国内では販売終了となりました。ありがとうございました!」
 http://www.alesis.jp/

えっ!

他のサイトにもあたったのですが,すでに入手困難な状態のようです。困った。手に入れると決めたものはなんとしても手に入れたい。

そして今日,午前中から何軒もの楽器屋にその店の開店時間にあわせて一番で電話して,在庫があるか聞いて回りました。先手必勝です。

結局何とか1台確保することができたのですが,何人もの楽器屋の人と話しているうちに今回の状況が見えてきました。

3月になって急きょ販売停止が決まったのでこの楽器を探し回っている人がたくさんいること(本当に先手必勝だった)。販売停止になったのは日本国内だけで海外では今も普通に売られていること。同じメーカーの楽器でもACアダプターを使うタイプのものは継続して普通に販売されていること。

PSEが原因だったのです。この企業は,何らかの理由でPSEマークを付ける体制が取れなかった(または取らなかった)のでしょう。

PSE問題に関しては,関連するニュースを見るだけで気分が悪くなるくらい立法機関や行政の行動にあきれ果てていて,極力避けて近づかないようにしていたのですが,結局逃げきれませんでした。

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2006.02.10

欲望と好奇心に負けてしまいました。

img※関連リンク
http://cytech.way-nifty.com/blog/2006/02/post_92a8.html
 
 

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2006.02.02

最後のチャンス。どうしよう?

ソニー「AIBO」の歴史に幕--7年間に全世界で15万台

私には,天体望遠鏡とかバイクとか,何年か周期でやたらとほしくなるものがいくつかあります。AIBOもそのひとつです(どれも未だに手に入れていないけれど)。

AIBOが最初に発売されたときだったか,すごい人気で,抽選で購入権が当たった人だけが購入できるという販売方法がありました。とりあえず,と思って申し込んだら当たってしまって,確か30万円だったと思うのですが,結局値段に負けて買うことができなかったという思い出があります。ちょうど会社を辞めて独立した直後で,少しでも多く現金を手元に置いておきたかったので,泣く泣くあきらめたのです。

その後,何度かの周期を無事(?)乗り越えてきました。

そして昨年発表されたソニーの経営計画。

ソニー、1万人を追加削減--エレクトロニクス事業復活へリストラを断行

やばい,AIBO買えなくなるかも。

このニュースを知ってから,銀座にあるソニービルや,お台場のショールームに足を運ぶこと数回。AIBOに触っては悩んでそして買わずに帰るということが繰り返されました。

そして今回のAIBO撤退のニュース。もう最後です。在庫が無くなると終わりです。どうしよう?

ちょっと待て。冷静になってよく考えよう。いまのAIBOは20万円くらい。前よりは安くなっている。留守番機能がついているので,オフィスに置いておけば防犯に役立つかもしれない。お客さんが来たときに話のネタになっていいかもしれない。我が社は先端技術に関心が高い企業であるというアピールにつながるかもしれない。あとは,え~とえーと,たぶん他にもメリットはある(はずだ)。

しかし,絶対に必要なものであるかというと違うし,やっぱり20万円は高いし。

っていうか,考えている間に在庫が無くなって買えなくなるかもしれない。結論を急がなくては。

う~んう~ん,どうしよう?

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2006.01.07

勝ったも同然

SANY1231私は英語(外国語)が大嫌いで大苦手です。必要性は日々ひしひしと感じているのですが,大嫌いなものを学習するのは非常に苦痛で,続かないどころかスタートすらできません。

好きなもの(機械やネットやPC)と組み合わせればスタートできるかもしれないと思い,買ってみました。iPod nano,小さくてかっこよくてなかなかいいですねぇ。これならスタートできそうです。これで英語をマスターしたも同然。よかったよかった。

そういえばむかし,同じ理由で,携帯用ラジオやリピート機能付ウォークマンや風呂でも聴けるラジオや発音をチェックしてくれるパソコン用ソフトを買ったような気がするけど,今度こそ大丈夫です。よかったよかった。

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2005.12.29

自分にXmasプレゼント

XmasにXboxを買いました。

パテントサロンのオフィスのすぐ近くに,Xbox 360 LOUNGEがあります。私は人に会う予定などがないときは,昼食はだいたいいつも近所の立ち食いそば屋で食べて,そのあと本屋によって,そのあとこのLOUNGEによってオフィスに帰ります。

ゲーセンにはときどき行くにもかかわらず,自宅でゲームをすることは滅多にないので買うつもりはなかったのですが,画像がきれいで迫力があったので,RIDGE RACER6と一緒につい買ってしまいました。

早速プレゼンでも使うプロジェクタにつないでやってみたところ,画像はきれいだし音は5.1chだし,なかなかすごい迫力です。ゲーム機の進化(競争)ってすごいですね。

でもちょっと問題も。酔ってしまうのです。大画面でレースをやっていると,やっている本人も周りで見ている人も,気持ち悪くなってしまうのです。車酔いです。おかげでゲームばかりして仕事に支障が出るということはなさそうです。

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2005.12.14

AKAI が破産!

アカイプロフェッショナルエムアイが破産手続き開始

サイトもサービス停止になってしまったこちらを見ても分かるが,経営状態はそれなりに不安定だった。

最近のAKAI は,楽器,特にサンプラーで有名だ。AKAI のMPCシリーズを使っているDJは多い。そしてもうひとつ,EWI が有名だ(一般的にはかなりマイナーだけど)。EWI はこんな楽器(AKAI サイトが無くなっているので適当に見つけたサイト)。サックスのように吹いて音を鳴らす電子楽器である。

私は15年ほど前にEWI を手に入れた。そのころはそれなりに練習していて,結婚式などで吹いたりしていた。その後あまり触らなくなっていたのだが,2年ほど前に復活。モデルチェンジした最新機種を手に入れてときどき遊んでいる。

ところでこのEWI,特殊な部品を使っているせいかAKAI の経営体質のせいか,なかなか製品が出回らず,手に入れるのが非常に難しい。私も注文して手に入れるまで数ヶ月待った。その後さらに入手困難になり,今年に入ってからは新品を手に入れることはほぼ不可能になっていた様だ。

そんな状況の中,9月に新モデルが発表された。また入手困難になりそうな予感がして,楽器フェアに行って実物を確認した後,楽器店に予約した。類似の楽器はほとんど無いので,予備としても手に入れておきたかったのだ。その後,11月の予定だった発売日が12月に延期されたが,それほど気にしてはいなかった。

そして破産のニュース。私の予感は的中した。というか事実は予想を超えていた。さて,新モデルは発売されるのだろうか(楽器店からは「発売日の詳細は未定。年を越してしまいそうです…」という連絡が来ている)。

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2005.08.20

自動星座早見盤付腕時計

本格天体ウオッチ“ASTRODEA(アストロデア)”
オールチタンの新モデルが登場

商品の詳細情報はこちら

これいい。
小学生の頃,月食や流星群のたびに屋根の上で空を見上げていた私としては,
非常に興味があります。仕上げもきれいそうだし。ちょっと大きそうだけど。
12月の発売が待ち遠しいです。

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2005.07.04

商品の魅力

オリベッティが復活するらしい。

Olivettiブランドが新プリンタで復活

オリベッティで思い出すのがクアデルノというノートパソコン

サブノートパソコンなのにテンキーが付いていたり,
天板に録音・再生などのボタンが付いていたり,
閉じていてもバッテリ残量などを知ることができる
サブ液晶ディスプレイが付いていたり,など,
機能的にも特徴があったが,最大の特徴はデザインだ。
そのデザインに惹かれ,秋葉原のショップに何度もさわりに行った。

専用のケースが発売されていたのだが,これがまたかっこいい。
たっぷり厚みのある頑丈な革製で,肩にかけるベルトも付いていた。

おしゃれなカタログも用意されていて,
確か実物大の見開きだった様な記憶がある。
表紙には原寸大の天板の写真が印刷されていて,
液晶パネルを開くようにページを開くと,
内側がカタログ本文になっていた。

すっごく昔のマシン(DOS or Windows3.1)なので,
今ではとても仕事には使えないが,
それでも1台,ケース,カタログと合わせて手元に置いておきたい。

使えなくてもいいから欲しい,と言わせるこの商品,
すごいです。

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2005.06.26

仕事で使う机と椅子

特許屋,特に明細書を書く人や翻訳者などは,
机に向かっている時間が長いため,
机や椅子の選択は重要だ。凝っている人も多い。

私のまわりでは,アーロンチェアコンテッサが比較的人気が高い。

私も自分に合った椅子を探そうと,
あちこち回ってかなりの数の椅子に座ってみたのだが,
今ひとつぴったりした椅子が見つからない。

ということで,今座っている椅子は暫定版。
オフィスデポで買った1万円くらいの椅子だ。
そして今も,自分に合う椅子を探し続けている。

そんなときに気になった記事がこれ。

激務のIT戦士を支援する最新デスク&チェア「Cruise&Atlas」

かなり存在感があるラウンドパネルは別として,
机と椅子のセットならうちのオフィスでも使えそうだ。

椅子は写真で見ても分からないので,
早速ショールームに行って座ってきた

この机と椅子のセット,なかなかいいかもしれない。
リラックス状態で仕事ができる。
腰だけでなく,背中部分でも体重を支えるので,
腰にも優しそうだ(私は腰痛持ち)。

机の天板は,
水平から10度くらいまでの範囲で,
無段階に角度を変更することができる。
また,12cm位の範囲で高さも変更できる。
これらの変更は工具を使って行うのではなく,
椅子の昇降機能やリクライニング機能の様に,
レバー操作で簡単に変更できる。
椅子の昇降機能用のレバーの様なものが天板の裏側に付いていて,
それを握った状態で天板に力を加えることにより,
角度や高さを簡単に変更でき,
レバーを放すとその状態で固定されるのだ。
角度調整用レバー,高さ調整用レバーの2つのレバーがあり,
それぞれ独立して調整できるようになっている。

これだと,作業によって,あるいは気分によって,
簡単に体勢を変えられる。
水平に固定して使用することも可能なので,
書類仕事でも問題なさそうだ。

ちょっと気になった点をあげると,
天板が可動式ということで,
多少安定感に欠けている感じがした。
天板にはわずかだがぐらつきがある。

また,リラックスできてしまうので,
仕事に緊張感が欠けてしまう恐れがあるのも欠点かも知れない。
これは気持ちの問題だが。

ということで,
結果として,かなり気に入ってしまった。

机や椅子は,簡単に買い換えられる値段・大きさではない。
しっかり悩もう。

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2005.05.19

ヤフオクで車を落札

落札したのはこのプラモデル
さっき札幌から送られてきた。

TV番組刑事ナッシュ・ブリッジスはお気に入りの番組で,
どれくらい好きなのか書ききれないくらい大好きな番組だ。
とりあえず,少し前に再放送が始まってからは,
編集部の昼休みを放送時間に合わせて変更した。

ところで,ヤフオクで車を落札したのはこれが2度目だ。
最初に落札した車はこれ
現在乗ってる愛車だ。

前の持ち主は名古屋の人だったのだが,
落札後,実際に見に行ってしっかり試乗して
持ち主から直接故障歴やクセなどを詳しく聞いて,
その上で納得して買うことができた。
中古車販売店等で買う場合,
ここまで詳しく知ることはできないだろう。

名義変更や保険などの手続きは自分でやったのだが,
ネットで調べればいくらでも情報が出てくるので楽勝だった。
ナンバーも希望の番号を取得した。

ネットオークションは確かに危険もあるけれど,
性質を知ってうまく使えば非常に有効に使えます。

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2005.03.21

消える会計ソフト

自社用の会計ソフトを探している。

いま使っているのは「クイックブックス」というソフト。
請求書を発行すると自動的に帳簿に記入されるなど,
非常に効率的で便利なソフトだ。
とても気に入っている。

記事によると,

米で'92年に最初の製品を発売し、現在は中小事業者向け経理ソフトの
約81パーセントのシェアを占めています。また、ドイツ、イギリスでも好評を
いただいております

とのことだ。

しかしこのソフト,
日本では3年ほど前に販売が打ち切られ,
現在はサポートも終了している。
ローカライズが難しかったのか,
営業の問題なのか,詳しくは分からない。

ともかくこのままでは,
将来の制度改正への対応に不安があったり,
税理士とのやりとりに不安が出てきそうだったので,
別のソフトに乗り換えることにした。


ところで,この「クイックブックス」を使う前は,
ミルキーウェイ社の「小番頭」というソフトを使っていた。

わかりやすい解説本が出ていたせいもあり,
それなりに使いやすかったのだが,
これも使い慣れた頃に販売が打ち切られた。

ミルキーウェイ社と,
当時「弥生会計」を販売していた日本マイコン社が
統合されたからだ。
「小番頭」と「弥生会計」は同じカテゴリの製品だったため,
「小番頭」は消滅し,「弥生会計」に一本化されてしまったのだ。

ということで,会計ソフトの乗り換えは,
今回が2度目になる。
どれにするかはまだ決めていないが,
今度使うソフトはぜひとも長生きして欲しい。
会計ソフトの乗り換えは大変なんです。
よろしくお願いします。


ちなみに,
「小番頭」のミルキーウェイ社と
「弥生会計」の日本マイコンが統合されてできた会社は,
「クイックブックス」を日本に導入するために作られた
インテュイット社だ。ややこしい。

さらにその後,
インテュイット社は弥生株式会社に社名を変更した。
「クイックブックス」の導入がうまくいかなかったことが原因だろう。

そしてさらにその後,
弥生株式会社はライブドアに株式を譲渡し,
現在はライブドアグループの一員だ。

なかなかダイナミックである。
 

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2005.03.14

CRT派

私はCRT派である。
液晶より断然ブラウン管が好きだ。
特にトリニトロン管がいい。

机の上には2台のCRTモニタがで~んと載っている。
もちろん2台ともトリニトロン管だ。

しかし,CRT派の未来は厳しい。

PC向けCRT、2007年に“日本の絶滅危惧種”に

確かに液晶の省スペース性は大きな魅力だ。
デメリットだった表示品質やコストもかなり改善してきている。
メーカー,技術者の努力の賜物だ。すばらしい。

ところで,
大きくて重いCRTから薄くて軽い液晶へシフトする,という選択の他に,
大きくて重いCRTを薄く軽くする,というアプローチもあると思うのだが,
どうなのだろうか? あまり耳にしない。

この状況,CRT派としては悲しい。
無くなる前に何台か買いだめしておくか?
でも保管場所がない。
う~ん,ここでも大きさが問題か。
 

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2004.12.15

やっと出会える!

出会えるのはこれ
私はこのときを待ちこがれていた。

10年ほど前だと思う。
どうやって知ったのかは忘れたが,
この商品の存在を知り,非常に興味を持って手に入れたくなった。

しかし商品名もメーカーも分からない。
おもちゃ屋をまわったりもしたのだが,見つけることはできなかった。
まだネットで検索して出てくる時代ではなかった。

そして数年前,思い出した様にネットで検索。
「レール」やら「ボール」やら「ジェットコースター」などで
検索したのだと思う。

やっと商品名「SPACEWARP」を見つけたのだが,すでに製造中止。
オークションで高値で取引されているものを手に入れるしかなかった。

そしてこのとき,たのみこむで頼み込まれていることを知る。
それ以来,このサイトをチェックしていた。

そしてついに時は訪れた
私は速攻で予約。来年2月には手にしているはずである。

商品を探し出せたのも,
商品が復刻されたのも,
商品を手に入れられるもの,
全てネットのおかげです。

感謝!

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2004.12.11

美味しいコーヒー

仕事中,パソコンに水をかけてしまった。
マクドナルドのコーラのLくらいの紙コップにたっぷりの量だ。
ノートパソコンのキーボードの上になみなみと注いでしまった。
パソコンの電源は入っていた。

一瞬,息もまばたきも思考能力も止まったが,
すぐにそれらを復活させ,まずは大量のティッシュをキーボードの上に。
それと同時にACアダプタのコードを抜き,
バッテリーをはずし,その他のコードやカードをはずす。

はずしたカード(Air H")が濡れている。
やばい,中まで水が入り込んでいるのだ。

早速筐体を開き,中の水を外に出す。
可能な限りふき取ったあと,乾かすことにした。

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ここで焦ってはいけない。
早く電源を入れたい気持ちは分かるが,
しっかり乾かすことが重要だ。
この状態で私は外出した。

外出先でいつも通り平然と(たぶん)仕事をこなした後,
夜遅くダッシュでオフィスへ。

乾いていることをざっと確認して,
ACアダプタを差し込み電源ON!

「おねがいっ!」

電源ランプが点き,ウインドウズの起動音が。
パソコンは無事立ち上がった。
Air H"も問題なく動く。

ふうっ~,と息をつき,
ひととおり動作を確認した後,分解したものを元に戻した。
そしていつもの画面を見ながら缶コーヒーで一服。

なかなかエキサイティングな一日でした。

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2004.11.29

眠りたいあなたに。起きたいあなたに。

JR御用達、あの自動起床装置「おこし太郎」を一般販売
JR御用達、あの「おこし太郎」に起こされてみた

パテントサロン編集部では,毎朝サイトを更新し,
メールマガジンを発行している都合上(そして夜の宴も多い),
目覚まし時計は必須である。
ということでちょっと気になっていた商品。
売れているらしい

一方で,心地よく寝るための商品もたくさんある。
その中で,最近ちょっと気になっているのがこちら。

好きな夢が見られる? タカラの安眠グッズ「夢見工房」
夢見工房

かなり本格的に研究して作られている様だ。
効果が気になる。試してみたい。

なお,一番気になっていて惹かれている商品は
ほんとはこれだったりするわけですが,
このことは内緒にしておいてください。

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2004.11.11

新しい知子買った?

ある雑誌をぱらぱらめくっていたら,
こんな見出しが目についた。

ナマズを追ってアマゾンまで
これは文字通りの意味で,
動物(ペット)専門のライターの話だったのだが,
ぼーっと眺めていた私は,
最初,ネットの話だと思ってしまった。

ナマズとはNamazuで,有名な全文検索システムである。
ちょっと古いデータだが,
これくらい広く使われている(Googleに変わっているものも多い様だが)。
書籍も発売されている。

そしてアマゾンはアマゾンだ。
単語が目にとまって,ネットのことだと勘違いした様だ
(本物のナマズも本物のアマゾンも普段あまり縁がないし...)。

ところで,これらの名称,
慣れてしまっているので普通に使っているが,
冷静に考えると,ちょっとヘンな気がする。

考えてみると,ソフトウエアには一見ヘンな商品名が多い。
物体がないので自由な名称を付けやすいのだろうか?

私がよく使っている非常にマイナーなソフトで,
知子の情報というのがある。
MS-DOSバージョンから使っているのだが,未だ手放せない。
これより良い商品に出会っていない。

テキスト型データベースと呼べる様な製品で,
いろんな情報を何も考えずにどんどん放り込んでおいて,
必要なときにそれらを一気に検索できるというものだ。
限りなくシンプルで動作も速く非常に使いやすい。
がちょっと似ているかもしれない。

ただ,マイナーなためにちょっと困ることがある。
例えば,

新しいパワーポイント買った?
はいいが,
新しい知子買った?
はちょっとおかしい。

「知子をインストールした」とか,「知子に書き込んでおいた」とか,
やっぱりおかしい。これが「一太郎」なら大丈夫なのだが。

ちなみに,この「知子の情報」を出している会社テグレットは,
他にも怪しい名前の商品を出している
(「章子の書斎」とか「雅美の献立」なんてのもあった)。

サイトを見ても分かるが,ちょっと変わった会社の様だ。

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2004.10.04

大は小を兼ねられるか?

諸事情があってテレビを買うことになった。

本来私はかなり強力なブラウン管派なのだが,
今回は設置スペースの都合上,
液晶やプラズマ式の薄型を買う必要がある。
せっかくなので,ある程度大画面のものを買うことにした。

余談だが,私の知る範囲では,
普通のテレビ放送を無理矢理ワイド画面で見ている人が多い。
あれって違和感はないのだろうか?
人の顔は横長につぶれ,地球は楕円に映る。
そんな変形した画像をずっと見ているのだ。
私には耐えられません。

で,大画面である。
ショップに行って実際に見てみるとさすがに迫力がある。
これで映画を見ると楽しめそうだ。

しかしちょっと考えた。
映画が大画面で見られるのはよいが,
当然,ニュース番組も大画面になってしまう。

これってどうなんだろう?
アナウンサーが大きく映る。ちょっとうっとうしい様な気がする。
毎日昼になると,大きなタモリや大きなみのもんたが映るわけだ。
これはうっとうしいかもしれない。いや,うっとうしい。

こう考えると,ひょっとしたら,テレビは,
小さい画面の方が良いと感じるときがあるのかもしれない。
何が何でも大きい方がいいというわけではなさそうだ。

このあたりをスマートに解決したテレビはあるのだろうか?
いろいろ調べてみよう。

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2004.08.29

着メロ・着うた vs マナーモード

「着うた」大手レコード会社の独占で単価下がらず

独禁法的にどうなのかはおいておいて,
私は着メロや着うたが嫌いだ。
ケータイの着信音が嫌いなのだ。

当然自分のケータイは,外出する時は必ずマナーモードに設定している。
私のケータイの着信音を外で聞いた人は1人もいない。


ところでこのマナーモード,着信に気付かないことも多い。
私はだいたいお尻のポケットに入れているのだが,
お尻の肉が厚いのか,振動に気付かないことが多々あるのだ。
何度も電話をかけてくださったみなさま,すみません。

昔は,マナーモードをより便利に使うための道具をよく見かけた。
例えばこれ。着信すると,腕時計が振動して知らせるものだ。
他にもいろいろあったが,最近はあまり見かけない。


マナーモードでは基本的に音は鳴らない。
マナーモードは着メロや着うたの天敵だ。

一方,着メロや着うたは,
コピー防止,課金システムなどといった点で,
コンテンツビジネスの成功例としてよく取り上げられる。

こんな状況で,
より便利なマナーモードを開発し,
広めていくことは難しいのかもしれない。

しかし,社会という観点から考えると,
マナーモードについて,もっと研究・開発が行われても良いと思う。
もっと便利なマナーモードがあるはずだ。

着メロの同時発音数や着うたの高音質を競うだけでなく,
世の中のために,ぜひともマナーモードにもっと力を注いでほしい。

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2004.07.20

パソコンの中にバスタブ!?

猛暑が続いている東京にいると実感しにくいのだが,
新潟県などでは,豪雨で大きな被害が出た。

新潟豪雨から1週間、依然1400人が避難所生活
「新潟・福島豪雨」死者15人に、避難所に3800人

亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに,
被害に遭われている方が,早く元の生活にもどられることを,
心よりお祈りいたします。


ニュースで流れた映像に,水浸しになった電化製品が映っていたのだが,
それを見て,むかし,ノートパソコンに水をかけてしまったことを思い出した。

お客さんと仕事の打ち合わせをしていたときのこと。
たぶん話が盛り上がって興奮していたのだろう,
近くにあった大きなコップ(ジョッキだったかも)に入った水(?)を,
しっかりノートパソコンのキーボードにかけてしまった。

お客さんは目を丸くして動揺していたが,わたしは落ち着いていた。
このパソコンの構造を知っていたからだ。

ThinkPadデザイン

「コーヒーなどをこぼしてしまっても、少量であればバスタブ状になったキーボードの底部にたまって、メインの基板上にはこぼれない。傾けて排水するための穴もある。キーボードは交換しなければならないかもしれないが、最低限、お客様のデータは守りたい」

わたしはすぐに電源を切り,バッテリーをはずして,液体を取り除いた。
その後きれいに乾かしたところ,パソコンは何事もなかったように動き始めた。

白状すると,「わたしは落ち着いていた」というのはウソで,
実はわたしもかなり動揺したのだが,
この構造を知っていたので,何とかなるかもしれない,と考えたのは本当だ。

ということで,パソコンの近くに飲み物を置くときは気を付けましょう。
あと,飲み屋でパソコンを開くことはあまりお勧めしません。

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2004.06.21

ピッチのちから

カーライル・グループ及び京セラによるDDIポケット買収でKDDIと合意

ということだそうですが,PHSでちょっとひとこと。

PHSって,結局あまり広まりませんでしたが,すごくいいんです。

まず,音がいい。ケータイ電話とは比較にならない。
通話中,聞き返すことも聞き返されることも少ない。
ひょっとしたら,固定電話よりも音がいいかも,と感じることさえあります。

そして機能的に便利なのが,ワイヤレス電話の子機として使えること。
オフィスや自宅に戻ると,
外で使っていたPHSは,勝手に固定電話の子機になっています。
そのまま,電話帳を使って電話をかけると,PHSではなく固定電話から発信します。
もちろん固定電話にかかってきた電話をうけることもできます。

これだと,電話帳は共有できるし,オフィスで一度かけた後,
外出先からリダイヤルでまたかけることができる。
発信履歴も共有で残るし,PHSでうけた着信履歴もオフィスで使える。
本当に便利です。

欠点は,走っている車では使いにくい点(もちろん助手席などで)。ときどき切れます。
それくらいしか思い当たりません。

で,その唯一と言っていい欠点を補ってくれる便利な装置が「ドッチーモ」です。
PHSとケータイ電話が合体した装置です。

IT用語辞典 e-Words : ドッチーモ 【Doccimo】

この装置は無敵です。
室内 or 室外,電波の入り具合によって,自動的に,
ワイヤレス電話の子機,PHS,ケータイ,を切り替えてくれます。
すごく便利で,私はずっと使い続けていました。

しかしこの装置にも大きな欠点が。
販売しているNTTドコモが,あまり熱心ではないのです。
この業界にして,もう数年間も新モデルが出ていません。
これが現在の最新機種です。
最近では手に入れるのも難しい状態です。値段も高い。

せっかくすばらしい装置なのにとても残念です。

ドッチーモ,PHSの復活・飛躍は,叶わぬ望みなのでしょうか...

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