09. 音楽,映画,エンタメ

2016.05.08

冨田勲氏と「俺のピンクノイズ」

冨田勲氏が亡くなりました。
ご冥福をお祈りいたします。

冨田氏の音楽を最初に意識したのは70年代後半,小学生の頃です。アルバム「月の光」の中の「アラベスク第1番」でした(アラベスク第1番 冨田勲 - YouTube)。当時私はよくラジオを聞いていたのですが,番組のテーマ曲かなにかにこの曲が使われていて,何度も耳にしました。私は以前から電子音に非常に興味を持っていたので,この電子音による音楽に強く惹かれました。そして冨田勲氏を知り,レコードを買ったりエアチェックして聴きまくりました。

ちなみに,当時はまだレコード店に電子音楽に関する分類がないことがありました。分類がない店では,シンセサイザーを使った音楽は,「効果音」コーナーに置かれたりしていました。冨田氏のレコードの横に,花火や風雨,木魚などの音が録音されたレコードがあったり,運動会用のファンファーレのレコードが並んでいたのを覚えています。

冨田氏の音楽をきっかけに,他の電子音楽を聴いたり,自分でも音を出したくなって高校の合格祝にシンセサイザー(KORG MS-20)を買ってもらったり,ラジカセ2台を使って多重録音を始めたり,DTMをやってみたり,電子音に浸りたくてクラブに行ったり,大人になってモジュラーシンセに手を出したり…。冨田氏の音楽に出会っていなかったら,これらはなかったかもしれません。

冨田氏のアルバムで最もよく聴いたのは「惑星」です(惑星 冨田勲 - YouTube)。原曲はホルスト。冨田氏の「惑星」は,宇宙船で火星→金星→水星…,と惑星間を旅する様な構成になっていて,最初の打ち上げ時(「火星」の前半)をはじめ,ロケットのエンジン音のような音が何度も出てきます。中学生のころ,このエンジン音にはまってしまいました。

「ゴーーー」というノイズ音なのですが,「うなり」があるのです。この「うなり」がいいんです。「うなり」にやられてしまい,何度も繰り返しその部分を聴いていました。

数年後,シンセサイザーを手に入れると,すぐにこの「うなり」の再現を試みるのですが,なかなかできません。ピンクノイズやホワイトノイズをVCFに入力して周波数やレゾナンスを操作したり,他にもいろいろやってみたのですが,再現することはできませんでした。

そしてそれから30年以上経った2015年5月。私は東京六本木で開催されたモジュラーシンセのイベント「Tokyo Festival of Modular」に参加しました。このイベントでは,冨田勲インタビューコーナー(聞き手:國崎晋氏(サンレコ編集長)+宇川直宏氏(DOMMUNE))があったので楽しみにしていました。

インタビューは数十分程度だったのですが,なんと,このインタビューの中で,冨田氏は,私がずっと気になっている「うなり」について話してくれました。しかも,なんと,なんと,実際にPCを操作しながら「うなり」の作り方を教えてくれたのです。プロジェクターで映された画面にはピンクノイズの波形が表示され,スピーカーからはノイズ音が流れ,冨田先生が実演しながら解説してくださいました。

私はもう感激しまくって大変でした。興奮してそのあとのイベントの見学に支障が出るくらいでした。冨田先生なら話すネタは多すぎて困るくらいあるはずなのに,よりによってなんで私のこれなの? これってもしかして私のため? 私だけ別料金? どっきりカメラかなにか?

ともかくその日,30年来の疑問がついに解明されたのです。

そして私はイベントから帰宅すると,すぐに冨田先生が教えてくださった「うねり」の作り方を試してみました。再現できました。泣きました。

作った「うねり」はこちらです。音が徐々に上がっていき,0:08 あたりで反転して下がっていきます。これが「うねり」です。「惑星」にはこの「うねり」が何度も出てきます。

冨田氏のインタビューのときに,聞き手の宇川氏(DOMMUNE)が「俺のピンクノイズを聴け!」を連呼されていたのが印象に残ったので,「Oreno pink noise」としてアップしました。

ちなみに DOMMUNE には,このインタビュー以外にも冨田先生の話を聞くことができる機会を何度も作っていただき,とてもとても感謝しています。毎回とても楽しく聞かせていただきました。勉強させていただきました。本当にありがとうございます。

冨田先生については,他にもたくさん思い出があります。先生と直接話したことはないのですが,今すぐに整理がつかないくらい,私の中にいろんなものがたくさん詰まっています。こうやってブログを書いている途中にも,いろんなことが浮かんできます。

冨田先生,本当にありがとうございます。
 

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2011.01.06

1月9日 坂本龍一ピアノソロライブ パブリックヴューイング@パテントサロン編集部 開催のお知らせ

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

今年最初のブログなので2011年の目標などを書きたいところなのですが,それは次回にするとして,イベントに関するお知らせです。

1月9日(日)に下記イベントが開催されます。

スクムトゥス!skmtSocial project - 1月9日、みんなで坂本龍一のコンサート中継を観よう! - ハッシュタグは #skmts(スクムトゥス)!
http://skmtsocial.com/

パテントサロンでもパブリックヴューイングを開催することにしました。開催内容に関する私のツイートは以下の通りです。


パテントサロンのオフィスで知財系パブリックヴューイングやります。定員は8~10名くらい。興味がある方はお知らせください。 スクムトゥス!skmtSocial project - 1月9日、みんなで坂本龍一のコンサート中継を観よう! http://paten.to/fTcYKT 2011年1月5日 12:20:13

パブリックヴューイング@パテントサロンといっても,もともと私1人でオフィスでUST見る予定だったので,だったらみんなで見ようか? という感じのもの。何か知財的なことをやったり特別なおもてなしなどがあるわけではありません。 http://paten.to/fTcYKT 2011年1月5日 12:24:12

今回のパブリックヴューイングについては,著作権の扱いについて注意する点,考える点が多々あります。ということで知財系パブリックヴューイング@パテントサロンとしました。関連リンク→ http://paten.to/gDYde8 2011年1月5日 12:29:26

知財系パブリックヴューイング@パテントサロンの環境ですが,画像的にはプロジェクタ&スクリーンは用意せず,24インチ程度の液晶モニタを使用する予定です。音的にはオーディオI/Fを介して一般的なステレオ(BOSE)で出力します。 http://skmtsocial.com/ 2011年1月5日 12:40:00


場所はパテントサロンのオフィス。15:30スタート,23時頃まで開催する予定です。何時に来て何時に帰ってもかまいません。

ということで,参加を希望される方がいましたら @otsubo までご連絡ください。

8~10名くらいで行う予定です。現時点の参加予定者は2~3名です。直前の告知なので多数の参加希望者があるとは思いませんが,もし多かった場合は先着順とさせていただきます。

音楽を聴く方法,音楽ビジネスでお金が動く仕組みなど,いろんなことが変化しているときです。この変化を実際に体験すべく,今回のイベントに参加し,パブリックヴューイングを開催することにしました。みんなで変化を実感しましょう。


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2009.05.03

清志郎

清志郎の死は,土曜日の夜,パテントサロンの更新をしていたときに,twitterのタイムラインで知りました。

私は特に強いファンだったわけではありません。ライブに行ったこともありません。CDを数枚持っている程度です。しかし昨晩は,ひとりで明け方までビール飲みながらずっと聴いてました。

一番好きな曲は,これをあげる人はあまりいない様な気がしますが,RCサクセションの「よォーこそ」です。ライブの最初にやっていた曲で,お客を迎える気持ち,仲間が大切だという気持ち,曲を聴かせたいんだという気持ちがすごく濃厚でガガガッと押し寄せてくる。初めて聴いたときにやられてしまいました(よォーこそ RCサクセション 歌詞情報 - goo 音楽 ←歌詞はあくまでも参考情報。聴かないと伝わりません)。

あと,高校生のとき,文化祭で「SUMMER TOUR」をやりました。担当したのはキーボード。とにかくどうやれば目立つかということだけを考えていて(若者にありがちな間違い),やたらと化粧をしたりラメを付けたりしました。

そしてさらに目立とうと楽器を改造しました。シンセサイザー(Korg MS-20)のキーボード部分を本体から取り外し,これに棒状の部材とストラップピンを取り付け,ギターのように肩にかけて立って演奏しました。棒状部材の先端近くにはベンダーを取り付け,チョーキングのような奏法ができるようにしました。他にもいくつかスイッチを付けて,ビブラート等がかけられるようにしていました。

これはさすがにインパクトがあったようで,演奏のあと,多くの人が「楽器を」見に来ました。演奏の方は,私は特にピアノやキーボードが弾けたわけではなく,その1曲だけを何とか弾けるように練習した程度。音楽というよりも工作という感じのステージでした(関連記事:モーグ博士が死去)。

また,反核・反原発の「COVERS」が出たとき私は大学生。これにはいろんな影響を受けました(COVERS (RCサクセション) - Wikipedia)。

やっぱり結構好きだったみたいです。

清志郎,ありがとう。お疲れさま。
 

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2008.09.02

主演は特許事務所で働くOL

10月に放送されるドラマに関するニュースがありました。

切なくて心温まる人間ドラマで国仲涼子が好演 - ドラマW『天国のスープ』
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/09/01/004/index.html

主演の国仲は、特許事務所で働くOLの杉村結子を演じる。入院中の母を介護しながら、1年前に死んだ姉が生前に食べて絶賛した"幻のスープ"を探し求める。
幻のスープか... 特許は全く出てきそうにないですね。特許事務所で働いているシーンくらいは出てきそうです。現実に即した表現になっていることを願います。

原作を手に入れることができます。内容が気になる方はどうぞ。

Amazon.co.jp: 天国のスープ: 松田 美智子
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163256601/ref=nosim


知財を扱ったドラマについて,以前にも書いたことがあります。

TVドラマ。ほんの少しだけ知財
http://cytech.way-nifty.com/blog/2008/07/tv_2727.html

その後,これを読んだ何人かの方から,むかし放映されたらしい弁理士が主役の昼メロに関するコメントをいただきました。

芦川よしみと中条きよしが出ていた,海外の模倣品メーカーと対決するシーンがあった,制作には弁理士会が協力していた,こんな情報をいただきました(いずれも詳細は未確認)。コメントありがとうございます。

いただいた情報をもとに検索して見つけたページがこちら。

誘惑
http://talent-schedule.jp/Drama_24078

特許事務所で働く27歳の独身女性。断ったはずの見合い相手がスマートなやり方で近づいてきた。
「スマートなやり方」というのが気になりますが,それはともかく,噂で聞いた昼メロはこれのようです。20年前のドラマだったのか。

このドラマ,ぜひ見てみたいです。「スマートなやり方」とはいったいどういうやり方なのか?,ではなくて,知財がどのように扱われているかが気になります。

1987年といえば,ハネウェル社がオートフォーカス特許でミノルタを提訴した年です。今のように知的財産という言葉や特許事務所は広く知られていませんでした(私は大学生で,特許事務所でアルバイトしていた)。この頃,知財や特許事務所がどのように表現されていたのか,ぜひ見てみたいのです。

どうすれば見ることができるだろう? 弁理士会に問い合わせれば手がかりがつかめるだろうか? う~ん,見てみたい。

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2008.07.06

TVドラマ。ほんの少しだけ知財

パテントサロンの編集中に見つけた記事。

米倉涼子「モンスターペアレント」フジ火曜午後10時(8日は午後10時15分)/結婚?子供?興味なーし!
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/080706/tnr0807061042004-n1.htm

大手法律事務所に所属。専門は企業買収と知的財産。頭脳明晰(めいせき)、容姿端麗で、信条は「報酬をできるだけ稼ぐ弁護士であること」。米倉演じる高村樹季(いつき)は、時給にして7万円の敏腕弁護士だ。(記事より)
7月1日スタートのドラマ。ストーリー的にはほとんど関係なさそうですが(私は初回を観ていない),一応「知的財産」が載っていたので紹介しました。時給7万円かぁ。

よく話題になりますが,弁理士が主役のドラマが作られることはあるのでしょうかね?(かなり昔に主役が弁理士の昼メロがあったという噂を聞いたことがある(未確認情報)。あまり知財的ではなかったらしい(これも未確認))。

発明者が主役で弁理士と一緒にがんばる,とかでもいいかも。開発競争や侵害訴訟を絡めたりすると,シリアスものもいけそうだ。

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2008.02.19

★祝★ YMO 生誕30年

1978年の今日,2月19日,イエロー・マジック・オーケストラは誕生しました。

私はYMOをリアルタイムで体感した世代で,当時かなりのめり込みました。聴くだけではなく,バイトしてシンセサイザー(モノフォニック)を買い,ラジカセ2台を使ってピンポン録音したりしていました(当時のシンセサイザーはモノフォニックで10万円。2音出ると20万円くらいだった。もちろんモデリングではない本物のアナログ)。ライブにも行きました。

しかし,78~80年の初期のYMOが好きだったこともあり,年々聴かなくなっていました。

ところが,なぜか2~3年前あたりから興味が復活し(たぶんPCで音楽を聴くようになったことが原因),81年以降のものも含め,CDやDVD,書籍を集めるようになりました。

ある程度まではそれなりに集まるのですが,すでに廃盤になっていて入手困難なものもあります。それらはヤフオクで手に入れました。おかげでそこそこレアなものも含め,だいぶ集まってきました(それなりにお金を使ってしまいましたが)。

しかしある程度集めてからは,収集への興味は消えてしまいました。YMOへの興味は継続しています。CDやDVDの収集に対する興味が消えてしまったのです。

理由はアルファ商法。

YMO商法(アルファ商法)と呼ばれるCDリリース方法
 (「イエロー・マジック・オーケストラ - Wikipedia」より)
アルファ商法 - Google 検索

このおかげで,最近のベスト盤的なCDは入手していません(でもいずれは買ってしまうのかなぁ)。

関係者のみなさま,このあたり,もう少しユーザのことを考えていただけると嬉しいです。聴きたい音楽を気軽に気持ちよく聴けるようになることは,文化の発展への寄与にもつながるのではないかと思います。よろしくお願いします。

※関連サイト
ymo.org
http://www.ymo.org/

追記:
ついでに,ぜひ「TECHNOPOLIS 2000-20」をリリースしてください。一番好きなライブなのです。なのにこのライブだけ一切リリースされていません。当時FMで放送されたので音源は存在していると思います。ぜひお願いします。

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2007.12.10

BLUE MAN GROUP IN TOKYO

楽しみにしていたBLUE MAN GROUPにいってきました。
http://cytech.way-nifty.com/blog/2007/08/blue_man_group.html

会場が大きいことが心配だったのですが,しっかり楽しめました。前から2列目のポンチョシートだったので,息づかいまで伝わってきました。

1996年に観たときは,1994年のときにはなかったインターネットに関する話題が出てきて,なるほどと思ったのですが,今回はさらに,ブログとかスパムメールとか,1996年のときにはなかった話題が含まれていました。アップデートは何にでも必要ですね。

全く予想外のハプニングもありました。ネタバレするとおもしろくないので詳細は伏せますが,開演直前,突然私の名前がステージ横の電光掲示板に表示され,私はひとり立ち上がり,スポットライトを浴びて,全観客(900人)に向かって「ありがとうございます」と叫ばされるという事件がありました。いい思い出ができました。

BLUE MAN GROUP IN TOKYO BLUE MAN GROUP IN TOKYO

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2007.10.05

TVドラマで少しだけ知財。明晩スタート

10月6日から,裁判官が主人公のドラマが始まります。

ジャッジ~島の裁判官 奮闘記~ | NHK 土曜ドラマ
http://www.nhk.or.jp/dodra/judge/
西島秀俊 ドラマ「ジャッジ 島の裁判官奮闘記」
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/071004/tnr0710040820003-n1.htm

恭介の前任地は大阪地裁、高度な専門知識を要求される知的財産を扱う部署で、激務の日々を送っていた。その代償として妻は娘を連れ実家に帰り、家庭は崩壊しかけていたのだ。恭介はこの転勤を機にやり直そうと、なんとか妻を説得し島につれて来たのだ。(NHKサイトより)

ということで,ほんの少しだけ知財が出てくるようです。

知財業界で激務の日々を送っている人はたくさんいると思いますが,「その代償として妻は娘を連れ実家に帰り、家庭は崩壊しかけていたのだ」には気をつけたいですね。

明日からまた3連休です。電話もかかってこなくて静かで仕事がはかどるなどといって休日出勤したりせずに,ぜひ家族と一緒に過ごしましょう。

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2007.08.17

Blue Man Group

Blue Man Groupがついに来日します。
http://blueman.jp/

Blue Man Groupを最初に観たのは1994年。プライベートでニューヨークに旅行に行ったときでした。旅行前にたまたま雑誌か何かで知って,おもしろそうだったので観に行くことにしました。

オフブロードウェイの地下にある小さな劇場だったのですが,音楽もパフォーマンスもすごく気に入って,とても盛り上がりました。席も中央最前列(これがポイント)で最高でした。すっかり気に入った私は,ライブ終了後,Blue Manと握手したり,サイン(といっても青い顔を私のノートに密着させてとった魚拓のようなもの)をもらったりしました。

そして2回目は,1996年,ワシントンD.C.近郊の法律事務所に短期駐在していたときに観に行きました。ちょうどニューヨークに出張することがあったので,これは観に行くしかないと思い,仕事の合間に劇場に行きました。再び大いに興奮して盛り上がりました。

その後,彼らはどんどん人気が出て,ラスベガスや欧州でも公演を行っているようです。

そのBlue Man Groupがついに来日します。日本でのライブはどんな感じでしょうか? 私が観たのは小さな劇場だったのですが,今回は900席の会場です。同じように楽しめるでしょうか?

ポンチョシートのチケットも手に入れました。12月がとても待ち遠しいです。

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2007.06.06

参加する前に見ておけ!

テレビはそれほど見ないのですが,いつも楽しみにしている番組のひとつが,テレビ東京の木曜洋画劇場のCM(番組じゃないか...)。

コピーがすごい。例えばこんな感じ。

戦う州知事 A.シュワルツェネッガー
有言実行 これがシュワ流 拳のマニフェスト!!
男のカーナビ シルベスター・スタローン
男のリトマス試験紙 シルベスター・スタローン
俺がボンドだ文句があるか!
どっちが勝ってもヴァンダボー!
見つかったらおしまい 海底かくれんぼ
悪魔が来たりて美女を轢く

文字で書いてしまうといまひとつおもしろくないのが残念。興味がある人は,ぜひネットで検索してみてください。


そして,6月7日に放送される映画のコピーがこれ。

参加する前に見ておけ!

この日の映画は「ニューオーリンズ・トライアル」。陪審員制度をテーマにした法廷ものです。このコピーは,もうすぐ始まる裁判員制度のことをいっているんですね。番宣担当者は,時事問題にも関心が高いようです。

※関連リンク
 木曜洋画劇場:テレビ東京
 http://www.tv-tokyo.co.jp/telecine/oa_thu_load/
 木曜洋画劇場 - Google 検索
 http://tinyurl.com/32zx2p

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2007.05.19

HASと書いてYMOと読む

100_03001

ライブに行ってきました。

HUMAN AUDIO SPONGE 高橋幸宏+坂本龍一+細野晴臣
http://www.red-hot.ne.jp/schedule/detailhs.php?id=07051904

演奏がどうのとか選曲がどうのとかステージ演出がどうのとかそんなことの前に,今まで何度何度も何度も繰り返し聴きまくり,高校生のときには清掃会社でバイトしてシンセサイザーを買い,自分の葬式にはライディーンをかけてくれとまで言っていた私は,1981年にライブで一度だけ見たあの3人が,まさにその本人たちが今そこに立って演奏しているというだけで感動してしまいました(ライブの内容もよかったです。YMOの曲も数曲演奏しました)。

会場にはTVカメラが入っていました。5月21日(月)に放送される日テレ系「ゲツヨル!」(http://www.ntv.co.jp/getsuyoru/)で取り上げられるようなので,興味がある人はどうぞ。うわさによると,NHKでもライブ映像が放送されるそうです。

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2007.05.06

5月はYMO月間

ライブに行ってきました。

YMO 80' WorldTour 再現Live Vol.3
http://www.o-setsu-y.com/live_info.html

前回に引き続き2回目の参加です(http://cytech.way-nifty.com/blog/2006/10/ymo__a475.html)。

使っている楽器はすべてビンテージ品。メンテを繰り返しながら,何とか動かしている楽器もあるのでしょう。演奏中にチューニングが狂ったり,音が出なくなるものもありました。リハーサル中にお亡くなりになられた楽器もあるそうです。参考までに,前回のライブで撮った楽器の写真はこちら→ http://www.flickr.com/photos/cytech/sets/72157594312519678/

そんな条件の中,相変わらずレベルの高い再現度で,楽しませていただきました。みなさんありがとうございます。お疲れさまです。次回のウインターライブの再現も楽しみにしています。


そして,今月はもうひとつYMO関連のライブがあります。

HUMAN AUDIO SPONGE 高橋幸宏+坂本龍一+細野晴臣
http://www.red-hot.ne.jp/schedule/detailhs.php?id=07051904

こちらはYMOではないのですが(メンバーは同じだけれど),うわさによると,今回はYMOの曲もやるようです。キリンラガービール飲みながら,楽しみにしています(http://www.kirin.co.jp/brands/RL/cm/)。

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2007.03.15

オープンソースとゴルゴ13

コンビニでコミックが売られるようになってから
帰り掛けにちょくちょく買っています。
マンガを読む機会が増えました。

昨晩はゴルゴ13を買ったのですが,
オープンソースをテーマにしたストーリーが
載っていました。

「ユビキタスの迷路」というタイトルです。
むかし日米貿易摩擦で非関税障壁の候補になった
TRONのことを思わせる話も出てきます。

最後はいつもの通りゴルゴ13の狙撃で話は終わるのですが,
オープンソースと企業利益の間のジレンマが
大きく描かれている作品です。

興味がある人はぜひ。

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2007.01.30

広告のディザー広告

キリンラガービール
http://www.kirin.co.jp/brands/RL/index.html

右下に出てくる「キリンラガー 新テレビCM coming soon!」をクリックすると,ぼやけた小さな画像が出てきます(1月30日現在)。

隠しているのは,商品ではなくてテレビCMの画面の様です。いわば広告のディザー広告。商品を宣伝するためのCMが商品よりも重要に扱われているようで,ちょっと変な感じです。

この画像,ネットで得た情報によると,隠れているのはYMOだそうです。確かに目を細めてよ~く見ると,黒い服を着た3人の他,ドラムセットや大きなシンセサイザーらしきものが見えます。私はYMO好きなので(http://cytech.way-nifty.com/blog/2006/10/ymo__a475.html),これは見逃せません。

しかも演奏する曲はRYDEENとのこと。最も好きな曲の1つです。オリジナルを使うのだろうか? それともあらたにレコーディングするのだろうか? これを機に再再生なんてことはないと思いますが。う~ん,あと2日。待ちきれない。

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2006.12.05

ピタゴラ装置DVDブック

特許屋であればたぶん好きであろうピタゴラ装置のDVDがでました。
もちろん速攻で購入。

http://comics.shogakukan.co.jp/pitagola/

う~ん面白い。

ピタゴラ装置は昔から大好きです。10年くらい前にはまっていたのが「インクレディブル・マシーン」というPCゲーム。画面上でピタゴラ装置を組み立てて与えられた課題を解くというゲームです。

参考(1) http://tinyurl.com/t9y2f
参考(2) http://tinyurl.com/vago7

シリーズでいくつか出ているのですが,私の手元にあるのは「もっともっとインクレディブル・マシーン」です。今は,これにWindows xpで正常に起動できるようにするパッチをあてて,ときどき遊んでいます。

現在は入手困難で,新しい商品が出る様子もなさそうです。残念。最近のピタゴラ装置人気に便乗して,どこか新商品を出さないかなぁ。

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2006.10.13

napster x TOWER RECORDS

昨晩,高中正義のコンサートに行ってきました。

う~ん,昔ほどのパワーは感じられなかったかも。再々結成されたサディスティック・ミカ・バンドの曲を多くやっていました。もちろん「タイムマシンにおねがい」も。木村カエラではなくインストで。

その帰り,タワーレコードの前を通ったら,こんなになっていました。

napsterのサービス開始以来,パテントサロンのオフィスは常にnapster状態です。ということで記念に撮影してみました。ついでに,置いてあったステッカーを持って帰って,ノートPCに貼ってみました。

数年前,napsterの著作権侵害に関するニュースが毎日のように配信されていたことを思うと,感慨深いものがあります。当時は,仕事柄,napsterのステッカーを自分のパソコンに貼るなんてことは,とてもできませんでした。

それにしてもnapster,強力です。これで収録曲が格段に増えて,新譜がリアルタイムで聴けるようになると,私の音楽環境はこれだけで完結してしまう様な気さえします。

でも,リアル店舗は絶対に必要なので絶対になくさないでくださいね。できればさらに拡大してください(客は常にわがままです)。  
 
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2006.10.12

はじけるCM

http://pocky.jp/cm/pocky/

TVで最初に見たときから気に入ってしまいました。
サイトで公開されているのを知ってからは,
何度も何度も繰り返し繰り返し見ています。

音楽はORANGE RANGEだし,
出てくる女性は沖縄県出身だし,
そのあたりに惹かれる原因があるのでしょうか?
セットやカメラワークもいいですね。

仕事や人生にちょっと疲れたときに見ると,
元気が出てきていいかもしれません。

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2006.10.03

蛇口をひねってみた -Napster-

「水道の蛇口のように音楽を」──Napsterが定額制で目指すもの
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0610/03/news102.html

早速会員登録してみた。

う~ん,これははまる。
気をつけないと仕事に支障が出そうだ。

雰囲気的には,iTunes Storeに似ている。
キーワード検索などで曲を選べば再生が始まる。ブラウズ機能を使って,ジャンルを選んでアーティストを選んで曲を選ぶことができるのもiTunes Storeと同じだ。

ここからが違う。

iTunes Storeだと試聴なので30秒で再生が止まるのだが,Napsterでは止まらない。最後まで聴くことができる。お金を払っているのであたりまえなのだが,これは新鮮な感覚。

操作感がiTunes Storeと似ているので,最後まで聴けてしまうというのはちょっと変な感じがする。名前がNapsterだけに,なんか後ろめたさを感じそうになるが,もちろん全く合法である。

あとは,蛇口をコントロールする自制心を用意すればOKだ。

※参考
 パテントサロン トピック ナップスター訴訟,控訴審判決
 http://www.patentsalon.com/topics/napster/

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YMO再現ライブ

ライブに行ってきました。

YMO '80 WORLD TOUR 再現LIVE
http://www.o-setsu-y.com/live_info.html


中高生の頃,YMOにかなりはまっていた時期がありました。初めて聴いたのはFMだったと思うのですが,科学・技術と音楽が大好きな好奇心あふれる少年だった私は,一瞬にして引き込まれてしまいました(それ以前から冨田勲やワルター(ウェンディ)カーロスなどの電子音楽はよく聴いていた)。

妹の部屋に置いてあったあまり使われていないエレクトーンを自分の部屋に運び,楽器なんてやったこともないのに,いきなりYMOのコピーを始めました。ラジカセ2台を使ってピンポン録音したりしていました。


今回のライブは,アマチュアバンドがYMOのライブを再現するというものです。

内容はとても充実したものでした。YMOのファンはかなりマニアックで,例えば,メンバーがライブで使っていたシンセサイザーの型番などは,普通にみんな知っています。今回のライブは,そんなマニアックなファンの前で「再現」ライブと名乗るだけのことはあり,全国から集まったコアなファンがうなるくらい,しっかりこだわった内容でした。

途中,YMOといっしょにツアーをまわっていた松武秀樹氏(本物)が出演し,再現メンバーといっしょに演奏したり,YMO秘話を紹介するなど,とても盛り上がりました。

いや~懐かしい。

来週は,これも懐かしい(現役だけど)高中正義のライブに行く予定です。
 
Sany2198Sany2270Sany2281
 
 
 
 

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2006.08.09

Casiopeaが活動休止

ちょっとした理由で「高中正義」とか「Casiopea」について調べていたら,Casiopeaのオフィシャルサイトに大事なお知らせが載っていることに気づきました。

CASIOPEAから大事なお知らせ
http://www.casiopea.co.jp/oshirase.html

活動休止かぁ。今年の初めに20数年ぶりにライブに行って,またちょっと聴きだしたところでした。
http://cytech.way-nifty.com/blog/2006/01/post_fe8b.html

個人的には,昔のカシオペアはかなり好きだけれど,最近のはそれほどでも(というかあまり聴いていない)という状況だったので,それほど大きな残念感はないのですが,中高生の頃熱中したものがなくなるというのは,やっぱり寂しいです。

10月には高中のコンサートに行く予定なのですが,こっちも活動停止なんてことにならないことを祈ります(そういえばこっちも20数年ぶりだ)。

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2006.07.30

金屏風の秘密

東京国立博物館で開かれている「若冲と江戸絵画展」に行ってきました。

http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=3119

美術館や博物館では,よく屏風が展示されています。中には全面に金箔が貼り付けられていてその上に絵が描かれていたり,金箔の上にさらに金粉を使って描かれているものもあります。

私はこの様な金箔系・金粉系の屏風があまり好きではありませんでした。派手派手にしたぞー金かけたぞー金持ってんぞー,みたいな感じがしてイヤだったのです。

しかし今回の絵画展で,この考えが一変しました。

今回の絵画展では,光の効果に工夫がされているコーナーがありました。

「本展の特徴として、ガラスケースを用いず、光の効果に工夫を凝らした展示室を1室設けました。「江戸時代にガラスケースはなかった」というプライス氏の鑑賞態度によるものです」(上記ページより引用)

このコーナーでは,舞台のような展示台に屏風等が置かれていました。そして舞台照明のように,複数の場所から複数の色の光が屏風にあてられています。光の色や強さは時間とともに変化する様になっていて,朝昼夜の光の変化をシミュレートしていました。

これがすごかった。朝の光の下ではとてもシャープに見えた金屏風の絵が,昼になるに従って徐々に色彩に豊かさが増していき,夕方になるととても暖かい絵になり,そして夜になるとまた何とも言えない雰囲気の絵に変わっていったのです。この変化は,驚きとともにとても感動的でした。

特に金箔や金粉の部分は,当たる光によって大胆にかつ微妙に変化します。そしてそれが絵全体の雰囲気を変えていきます。金箔や金粉が多用されているのは,この光による変化を楽しむためだったのだと実感しました。

当時はこういう楽しみ方をしていたんですね。豊かさを感じますね。

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2006.05.15

美術館と乾燥期間

根津美術館が3年半休館しますが,3年半にはこんな秘密がありました。

根津美術館、改築工事で長期休館-再開は2009年秋

着工は来月で、第一段階として2007年1月まで収蔵庫の改築を行い、第2段階で本館の新築に取りかかる。本館の再建には2007年6月~2008年6月の約1年を要し、美術館として実働させるために必要な約1年半の「乾燥期間」を経て、2009年秋に展示を開始する予定。

1年半の「乾燥期間」!?
3年半の休館とはやけに長いと思っていましたが,乾燥させるのに1年半もかけるとは。高い専門性を感じますね。

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2006.05.05

根津美術館

仕事の合間に根津美術館に行ってきました。

ここの庭園はとてもいいです。
都心にいることを忘れて浸ってしまいました。
http://www.flickr.com/photos/cytech/tags/nezu/

5月8日(月)から3年半休館するそうです。
気になる方はそれまでにぜひ。

※関連サイト
http://www.nezu-muse.or.jp/

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2006.03.24

お客を楽しませる

Img_1

ライブに行ってきました。
http://www.bluenote.co.jp/art/20060320.html

ビッグバンドは,人数が多いし演奏もにぎやかで,トリオとは違った盛り上がりがあります。とても楽しいライブでした。

それに加えて,小曽根真のお客を楽しませたいという気持ちがとても強く伝わってくるライブで,しっかり楽しませてもらいました。

そしてライブ終了後,CDを買ってサインをもらいに行きました。

  小曽根:今日は楽しんでもらえましたか?
     私:ありがとうございます。しっかり楽しませていただきました。
  小曽根:そうみたいですね。
     私:えっ?
  小曽根:右側の前の方でしっかり聞いてくださっていましたよね。
     私:ええっ!?

私がヘンな格好をして特に目立っていたわけではありません。彼は他のお客さんとも同じ様な会話をしています。お客を大切にし,お客を楽しませることが本当に好きなんですね。

仕事の内容は全く違うけれど,自分もこうありたいと強く思いながら家に帰りました。

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2006.03.09

ビックカメラでウルウル

最近NANAにはまっています。
http://www.s-nana.com/

ちょっと前から一気読み中で,いま第8巻。どう考えても40代男性はターゲットに含まれていないはずですが,かなりはまってしまっています。

そんな中,夕方,ちょっと用事があって渋谷のビックカメラに行くと,DVD販売コーナーでNANAのプロモーションビデオが流れていました。

や,やばい。ウルウルしそうだ。

さすが国策にコンテンツビジネスをあげる国,日本。
オヤジがウルウルするくらいコンテンツのレベルは高い。

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2006.01.22

みんなそろっておじさんに

金曜日の夜,カシオペアのライブに行ってきました。場所は新宿厚生年金会館。

私がカシオペアに最も熱中していたのは中高生の頃で,最後に行ったライブは20年以上前になります。高校生だった私は,ライブ終了後,仲間と一緒に会場裏手にある楽屋出入り口で本人達を待ち伏せし,やっと出てきたところを捕まえて,いきなり楽器の演奏方法を聞きまくったり,使用済みのピックや弦をもらったり。いゃ~若かった。

そんな昔を思い出しているうちにブザーが鳴って開演。本人達がステージに現れました。

あちゃー,みんな年とりましたね。お腹が出てたり髪の毛が白かったり少なかったり。DVDで予習していたので覚悟はしていたのですが,生で見るとさらに実感です。

そういえば,客の雰囲気も昔と全然違います。昔は中高生が多かったのに,今日はおじさん率がとても高い。昔は1曲目から会場総立ちだったのが,今日はみんないい子にして座って聴いています。唯一立ち上がった若者は,後ろのおじさんからじゃまになると怒られて,仕方なく座ってしまいました。

演奏の方は,以前のような難易度に挑戦するような演奏は少なくなった様な気がしますが,相変わらず大いに盛り上がり,後半はもちろん総立ち,アンコールは何度も繰り返されました。

ライブの後は,新宿歌舞伎町の大衆割烹料理屋で北海鍋をつつきながら瓶ビール。飲んで食べてお腹はパンパン。ぷはぁ~,もうくえねぇ。私も立派なおじさんになっていたことに気づきました。

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2005.12.19

ゴスペルライブ@汐留

SANY1144友人が参加するゴスペルグループのライブを聴きにいきました。場所は汐留シオサイト。かなり寒い屋外でのライブだったのですが,60人の歌声はとても迫力があって,観客は手をたたきながら大いに盛り上がりました。
シオサイトでは,他にもいくつかイベントが行われていました。イルミネーションで飾られた大きなツリーがいくつもあり,クリスマス気分満点でした。

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2005.11.20

ハウルの動く城

届いていたDVDを観ました。

ハウルの動く城

感想は,よくこんな発想ができるなとか,世界観がすごいとか。映像的にすごいという場面がいくつかあって,技術が進歩してるんだなぁ,と思いました。面白かったです。楽しめました。マイベストジブリが魔女宅であることに変化はありませんでしたが。

宮崎駿で世界観といえば,風の谷のナウシカもすごいですね。特に原作マンガ。マンガは全7巻で,映画になっているのはそのうち2巻の途中くらいまでの話です。全巻の一気読みがおすすめです(途中で休むと混乱してくる)。ワイド版がかなり安く出ていますね。

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2005.10.27

オフィスでライブ

オフィスで仕事をしていると,
外から突然大音量で音楽が聞こえてきた。

ん? 季節的にもしかして...
と思いネットで調べると,予想は的中。
青学の学園祭が始まるようだ。

AOYAMA FESTIVAL 2005

大音量の音楽は,おそらく,
前夜祭のコンサートのセッティングを行っている音なのだろう。

パテントサロン編集部のオフィスは,青山学院大学のすぐとなりにある。
しかも,コンサートが行われる青山学院記念館は,最も近い建物だ。

普段でも学生の若い元気な声が聞こえてくるのだが,
コンサートとなると,かなりしっかり聞こえてくる。
どのくらいしっかり聞こえるかというと,
2年前の前夜祭はaikoのライブだったのだが,
音楽が聞こえるとか歌詞が聞き取れるというレベルではなく,
MCの内容まではっきり分かるくらいしっかり聞こえるのだ。
十分堪能させていただいた。

毎年ありがとうございます。
今年も楽しみにしています。

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紅葉,温泉,宇宙,電波

月,火,水と休み(夏休み?)を取って,
長野~群馬を回ってきました。

紅葉と温泉を堪能しました。
火山も見てきました。

カール・セーガンの「コンタクト」の影響を受けて,
こんなところも見学してきました。

ちなみに「コンタクト」,小説と映画があります。
映画もそれなりに面白かったのですが,
個人的には小説の方が圧倒的に好きです。
大学生の頃,かなり引き込まれました。
興味がある方はぜひ。

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2005.09.15

コミックでリスクマネジメント

昨晩は定例の飲み会。
今回のメンバーは,
企業の知財部員,商標関連の人,コンサルタント,
ゲームコンテンツ系の人,社会人大学院に通っている人,
デザイナー,転職に伴う端境期で長期休み中の人,などなど。
5時間みっちり飲んだ。

iPod nanoやゲームボーイミクロを見せてもらって騒いだりしたのだが,
他に連呼された言葉が「インスパイヤ」。

これは,前にも書いたのまネコ問題に関連するもの。
この問題,のまタコが生まれたり,なかなか収拾に向かいそうにない。

法的にどうか,ということよりも,
リスクマネジメントとかCSR的な面で考えさせられる。
ネットの普及に伴うクチコミパワーのようなものをもっと考えたい。

で,最近読んだコミックが「オフィス北極星」。
ネットの古本屋で大人買いした

日本の保険会社を退職したサラリーマンが,
リスクコンサルタントとして米国で開業し,活躍するという話。
米国法廷シーンもたくさん出てくる。

リスクマネジメント,米国訴訟社会,日米文化の違い,独立・起業,
米国で働く日本人,などに関心がある人に強くお勧めします。

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2005.09.11

Unpluggedな夜

週末の夜,ジャズライブを聴きに吉祥寺へ。

友人が趣味でゴスペルコーラスをやっていて,
先月末にその発表会を新大久保の教会に聴きにいったのだけれど,
コーラスもよかったけれどバックバンドの演奏がなかなかよくて,
特にピアノにすごく惹かれてコーラスよりもそっちばかり聴いていて,
発表会の後に友人に,
「バックのピアノの人がすごくよかったのだけど,あの人なにもの?
 あっ,コーラスもよかったよ」
ときいたところ,
いろんなライブハウスでも演奏している人だよ,ということだったので,
ライブ情報を教えてもらって,それを聴きに吉祥寺に行った,
という経緯です。

ピアノトリオによるライブはすごく盛り上がりました。
会場が狭かったせいもあり,
3人の生の気迫が直接がんがん伝わってきます。
ライブが終わって帰るときには,来月のライブを予約していました。

日頃,起きている時間のほとんどをパソコンの前で過ごし,
たくさんの電機機器やケーブルに囲まれていて,
仕事もほとんどネット上で完結する様な生活を送っているのですが,
もう少し,生身的な時間を増やそうと感じた夜でした。

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2005.08.22

モーグ博士が死去

「シンセサイザーの父」ボブ・モーグ博士が死去

モーグ・シンセサイザーについては,こちらが詳しい。
昨年はドキュメンタリー映画「MOOG」が制作され,
今年の冬,渋谷でも公開されている。
数年前に「テルミン」を試写会で見たときにも,
モーグ博士は出演していた。


中学生の頃,
お金を貯めて初めて買った楽器がシンセサイザーだった。
KORGのMS-20という機械。
ラジカセを2台使ってピンポン録音したりして,
YMO等のコピーをしていた。

当時は,モーグ博士ではなくムーグ博士と呼んでいる人が多かった。
仲間内でどっちの呼び方が正しいのか言い争ったり,
ウェンディーになってしまったウォルター・カルロスの写真を見て,
笑いながら(失礼!)「スイッチト・オン・バッハ」を聞いたりしていた。

また,雑誌で見たMoog Liberationの影響を受け,
高校の文化祭では,先のMS-20を改造してショルダータイプにし,
仲間とバンドを組んで演奏した。RCサクセションの曲だった。

そんな,思い出の多いモーグ博士が亡くなった。

今夜は,数年前に新たに出された「Switched-on Bach 2000」や,
冨田勲のアルバムを聴きながら,冥福を祈ります。

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2005.08.08

世紀を超えて

テレビは朝から郵政民営化法案採決の話題でいっぱいです。
いま午後1時すぎ。もうすぐ採決です。


昨晩,遅ればせながらエピソードIIIを観てきました。
エピソードIVとのつながりが現れるたびに感動です。
IVを観たのは20数年前。確か中学生だったはず。

エピソードIIIで気になっているものの1つがDLP上映Dolby Digital Cinema
昨晩観たのは六本木ヒルズにある普通方式の映画館だったので,
ぜひデジタルの方も体験したい。

ところで,先月久しぶりに実家に帰ったときに,
押し入れから発掘したのがこれ
20数年前のパンフレットです。よく残っていたものだ。
これで全6作のパンフレットがそろいました。


テレビでは投票が始まりました。
どうなることやら。

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2005.08.05

ご祝儀ということで

昨日は音楽配信関連のニュースが本当に多かった。

  iTMSサービス開始。
  それと同時に他社が同額程度に値下げ。
  Napster&タワーレコードが来春サービス開始。
  エイベックスがサービス開始。
  ニフティが...

目玉はやはりiTMS。
私はサービス開始直後にとりあえず1曲買った後,外出。客先へ。
打ち合わせをすませた後,急いで汗だくで戻って,いろいろ堪能しました。

100万曲といっても,ほしいアーティストの曲がなかったり,
ジャンル分けがおかしいものがあったり,
英語表記と日本語表記が混ざっていて検索しにくかったり,
気になる点がないわけではないのだが,
この日本で,他の国とほぼ同じサービスをスタートさせてしまったのが,
とにかくすごい。アップルに心から拍手を送ります。

で,拍手や気持ちだけでは失礼なので,感謝の気持ちを態度で表すべく,
夜な夜なしっかり買わせていただきました(→お金を使いすぎた自分へのいいわけ)。

しかしほしい曲がないのは悲しい。
それなりにいろいろ手にはいるだけに,よけいに悔しい。
そこで,よそのサービスのサイトをちょっとのぞいてみたりした。

するとiTMSにはない曲が売られている。
こっちも使えばほしい曲がもっと手に入りそうだ。

ということで,
iTMSのスタートは,業界の活性化につながったということを,
個人的に実感しています。

そして私はますます音楽にお金を使うことに...
いいカモです。

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2005.08.04

今度は本当でした!

iTMSが稼働しましたね。やっと!,ついに!。

日本国内で「iTunes Music Store」がスタート、価格は1曲150円から

早速購入。
曲は,しばらく前から頻繁に頭の中に沸いてくる「タイガー&ドラゴン」。

ポチッ! 150円。

「俺の,俺の,俺の話を聞けぇ~」

もう幸せです。どうしよう。

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浮き足立つ

昨日は友人と主催している飲み会の日。
終電までしっかり楽しんだ。たっぷり飲んだ。
この飲み会も70回を超えた。
ときどき誰かが新しい人を連れてくる。
連れてこられた新しい人が今度は別の人を連れてくる。
まるでSNSだ。


さて,ニュース等によると,今日,iTMSがスタートするらしい。

音楽ネット配信、国内も本格化・アップルなど参入

「4日にも」というのは,今日スタートするということでいいんですよね?
今まで何度も期待を裏切られているので不安だ。

日にちが明確に書かれたのは今回が初めて。しかも今日。
がんばっているのだがどうしても浮き足立ってしまう。
そんな人は多いらしい

今日は1日中パソコンの前に座っていたいところだが,
ある会社で打ち合わせの予定が。う~ん。
打ち合わせ中,そわそわしてたらごめんなさい。

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2005.07.30

iPod課金,iPod謝礼金

著作権関連で最近話題になっているのが,私的録音録画補償金制度
ブログでも多くの人が取り上げている

法的な話は置いておいて,私個人の状況はこんな感じだ。

遅ればせながら,昨年秋頃からiTunesを使い始めた。
それまでは,手元に置いてある数枚のCDを聞いたり,
ネットラジオを聞いていた。

で,このiTunes。これがすっごく便利なのだ。
CDを掛け替える手間がいらないし,CDを並べておくスペースも不要。
段ボール箱に入れて何年も聞いていなかったCDを引っ張り出し,
片っ端からパソコンのHDDに取り込んで,聞き始めた。

何年も聞いていなかったCDを聞き始めると,
もっといろんな音楽が聴きたくなってくる

ということで,最近はAmazonでCDを大人買いすることが多い。
購入枚数は急増した。現時点で昨年の3倍以上は買っている。
並べるスペースがいらないので,
躊躇せずに買えるのだ(お金的にはもう少し躊躇した方が..)。
これでiTMSがオープンしたりしたら,大変だ。

次はiPodを買おうと考えている。
パソコンに取り込んだ音楽を車の中でも聞きたいのだ。
そうすると今度は,
車の中で聞きたい音楽を大人買いしてしまうのだろう。

いいカモである。

ということで,私の場合,
CDをデジタルメディアに録音できるようになって,
CDの購入枚数が急増した。

このケースに限定して見てみると,
デジタルメディアに録音することによって
本来著作権者等の受けるべき利益を害している,のではなく,
むしろ,録音できることによって利益を増やしているといえそうだ。
消費者から見て,利便性が高くなることにより,
音楽の商品価値が上がったのだ。

このようなケースだと,iPod課金とも言われる補償金をとるよりも,
利益を増やしてくれてありがとう,とお礼を言った方がよいのかもしれない。
iPod課金ではなくiPod謝礼金の方が馴染むのかもしれない。

以上は特定のケースのみについて見た場合であり,
トータル的に考えなければならない社会的制度に直結するものではない。

ただ,こういったケースがあることは事実である。
そして私はますます音楽にお金をつぎ込んでしまうのだろう。

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2005.07.23

働きマン2

ブログのタイトルを変えました。
固有名詞っぽくしたくなったので。

さて,今日一気に読んだコミックが「働きマン2」。
前作「働きマン」を読んだときから,待ち望んでいた。

今朝オフィスに向かう途中でコンビニで見つけて購入。
朝の更新を終えた後,朝食もとらずに一気に読んだ。
のめり込んでしまうというか感情移入させられるというか,
しっかりはまってしまっている。

ちなみに作者の安野モヨコの旦那は,
新世紀エヴァンゲリオンの監督である庵野秀明氏。
2人の生活の実録(!?)である「監督不行届」もおすすめ。
テーマは「オタク」。

コミック,アニメ,オタク,萌え,秋葉原,…。
これまでいまひとつ好まれていなかった,というか
どちらかというと,ちょっと奇妙なものでも見るような目で見られていたものが,
「いま,萌え株に注目!」の様にビジネスニュースで取り上げられている。
なんか変な感じです。特許や知的財産もちょっと似ているかも。

思いっきり盛り上げた後,突き落としたりしないでね。

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2005.07.22

さよなら,チャーリー

スター・トレック初代エンジニア「チャーリー」の魂、宇宙へ旅立つ

私はスター・トレックが大好きで
中でもTOSと呼ばれている最初のテレビシリーズがもっとも好きだ。
どれくらい好きかというと,これくらいの大金をつぎ込んでしまうくらい好きだ。

チャーリーは,なかなか味のある人物だった。
いつも機関室にいて,エンタープライズ号の様子を見ている。
船への愛着は非常に強い。
敵の攻撃を受けて簡単に壊れてしまう船を,
いつもぎりぎりのところで何とか動かしてしまうチャーリーは,
とても頼れる男だった。

映画「スター・トレック4 故郷への長い道」で1980年代のサンフランシスコに降り立った23世紀のエンジニア、スコットが、Macintoshのワンボタンマウスを手にして「コンピュータ!」と呼び掛けるシーンは、パーソナルコンピュータが登場する最も有名な場面の1つである。

この場面,20年近く前に見た映画だが,しっかり覚えている。
このときチャーリーは,Macintoshの画面に透明アルミニウムの構造を表示させた。

まだ観ずにたまっているたくさんのDVD(22枚もある!),
少しずつ観ていこう。

心からご冥福を祈ります。

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2005.07.16

CD大人買い

日曜日の夜に放映されている情熱大陸という番組をよく見るのだが,
ちょっと前に放映された菊地成孔の回をビデオ(PCですが)で見た。

番組の中で,菊地成孔おすすめのJAZZ CD10枚というのがあったので,
次々表示されるCDのタイトルを,ポーズボタンで画面を止めて確認しながら,
Amazonで一気に注文。

番組サイトにリストが載っていたり
そこからクリックで買えたりしたらもっと便利なのに,と思いつつも
(録画でなく生で見ていたら買うことすらできなかったわけだし),
ネットショッピングの便利さを痛感。

到着が楽しみです。

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2005.06.07

やっと日本でも。iTMS。

アップル、日本で音楽配信・8月開始

やっとスタート。待ちこがれていた。

昨年には「来年春にスタートする」というニュースが流れていたのが,
今年に入ってからいつの間にか「今年中にはスタート」になって,
他にも肯定的ニュース,否定的ニュースがいくつも流れて,
切望しながらも,かなり先になるだろう,と半分あきらめていた。
「iTMSで○億曲目」なんてニュースを見て,
「何で日本では」と悔しがっていた。

スタートしたら大人買いしそうだ。

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2005.06.06

千手観音が2人

金曜の夜,Synchronized DNAのライブに行った。
場所は六本木STB139

ドラム2人のデュオという珍しいバンドで,
確かに開演前のステージには,
ドラムセットが2セットおいてあるだけだ。
他の楽器は見あたらない。

食事してビールを何杯か飲んだところで開演。
すっ,すごい!
迫力はすごいし,手数もすごい。そしてユニゾンがすごい。
なんなんだこれは!
演奏というか曲芸というか,この人たちヘンだ。
すごすぎる。


ドラム2人だけの演奏なのだが,
聞こえてくる音は打楽器だけではない。
ピアノやブラスの音も鳴っている。

ドラムセットには,普通の太鼓の他に,
ドラムパッドという一種のセンサーがいくつかセットされていて,
それをたたくことによって,
ドラムパッドに接続されているシンセサイザー等が鳴っているのだ。
音色などの切り替えも,このドラムパッドをたたいて行っている。

ドラムパートをたたきながら,
同時にメロディーやコードパートもたたいている。
オリジナル曲の他,
ジョンレノンのイマジンや,ムソルグスキーの展覧会の絵等が
ドラムだけで演奏された。


とにかくすごいテクニックだった。
とても手足4本×2人とは思えない演奏だった。
この夜のライブ,秋にDVDがでるらしいので,
コマ送りして手の本数を確認しよう。

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2005.05.19

ヤフオクで車を落札

落札したのはこのプラモデル
さっき札幌から送られてきた。

TV番組刑事ナッシュ・ブリッジスはお気に入りの番組で,
どれくらい好きなのか書ききれないくらい大好きな番組だ。
とりあえず,少し前に再放送が始まってからは,
編集部の昼休みを放送時間に合わせて変更した。

ところで,ヤフオクで車を落札したのはこれが2度目だ。
最初に落札した車はこれ
現在乗ってる愛車だ。

前の持ち主は名古屋の人だったのだが,
落札後,実際に見に行ってしっかり試乗して
持ち主から直接故障歴やクセなどを詳しく聞いて,
その上で納得して買うことができた。
中古車販売店等で買う場合,
ここまで詳しく知ることはできないだろう。

名義変更や保険などの手続きは自分でやったのだが,
ネットで調べればいくらでも情報が出てくるので楽勝だった。
ナンバーも希望の番号を取得した。

ネットオークションは確かに危険もあるけれど,
性質を知ってうまく使えば非常に有効に使えます。

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2005.03.25

年度末とSTAR TREK

アマゾンから届いたDVDを観た。

宇宙大作戦 GALAXY BOX

悩んで買った割にはなかなか観ることができなかったのだが,
先日2話ほど観た。

この作品は,
1話完結のドラマからなるシリーズもので,
だいたいドラマの最初にトラブルが起こり,
最後に解決する,というパターンである。

最初に起こったトラブルはどんどんふくらんでいき,
主人公たちは,毎回絶望的な状態になる。

この絶望の度合いがすごい。
いつもギリギリまで解決しないのだ。

1話はだいたい50分くらいなのだが,
40分をすぎてもまだまだトラブルが増えている。
解決の兆しが見えないどころか,どんどん悪化している。

45分を過ぎる頃には,観ているこっちが心配になる。
残り時間が気になるのだ。
あと5分しかない。ちゃんと解決するのだろうか?

残り2分になっても解決しない。焦る。

しかし最後の1分で解決。ハッピーエンドとなる。

この作品を見ると少し気持ちが楽になる。
仕事のデッドラインをいくつか抱え,
焦ったり重い気持ちになっている自分から少し解放されるのだ。

まだ大丈夫。何とかなる。

年度末などにはぴったりの作品だ。
おすすめです。

っていうか,
そんなの観る時間があったらさっさと仕事してください>自分
 

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2005.03.07

アキハバラ

この週末に読んだ本がこれ。

アキハバラ@DEEP

Amazonから数日前に届いていたのを放っておいたのだが,
トイレでちょっとめくったらはまってしまい,
一気に読んでしまった。
おかげで,この週末にやろうと思っていた
確定申告書の作成がまた先送りに。
今年も期限ぎりぎりか...

秋葉原は大好きな街で,
事務所を借りるときにかなり本気で考えたほどだ。

この本はフィクションだが,
秋葉原の町名や店名がたくさん出てくる。
秋葉原デパート,秋月電子,じゃんがらラーメン...
そして缶おでん。

ほんの少しだが知財も話題になる。
ソフトウエア特許,著作権,グヌーテラ。
ACCSもでてくる。

他にも,
企業の課金サービスとオープンな無料サービス,
大手企業とベンチャー企業,など,
おもしろい話題が多い。

興味がある方はぜひ。

ただし,秋葉原を居所とする主人公たちは,
かなり変わった人たち。
ちょっとマニアックな話も出てきます。
拒絶反応を示す人もいるかもしれません。

最近ニュースに出てきたりもしていますが,
アキハバラはそういう街です。

う~ん,また行きたくなってきた。

※参考
 アキバBlog

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2004.12.10

古い新刊

最近,コミック(漫画)をよく買って読んでいる。
それも少し古い作品だ。
これとかにもはまっている。

原因はコンビニ。
ある時期から,コンビニでコミックが売られる様になった。
わたしはかなり強度のコンビニ依存症で,
1日のうちに何度も立ち寄っているのだが,
ついでにコミックを買う様になったのだ。

知っている人も多いと思うが,
コンビニで売られているコミックの多くは,
書店で売られている単行本とは少し違う。

内容的には,新しい作品ではなく,
過去に出版されているものが多い。
数年前に流行った作品が,再び店頭に並んでいる。

また,本は新たに編集・印刷されている。
単行本とは使っている紙も違う。
雑誌の様な紙で値段も安い。

2週間毎に1巻ずつ発売されるなど,
発売形式も雑誌的だ。
巻末には次号の発売日が記されている。
出版のことは詳しくないのでよく分からないが,
おそらく分類としては雑誌なのだろう。

私は読み終わると,
次の号の発売日を確認し,その日を楽しみにしている。

ここで不思議なのは,
先に書いた様に,これらの作品は過去に発表・出版されているものだ。
つまり,本屋に行けば,
今すぐ全巻買って読むことができるのである。

なのに次号の発売を心待ちにし,
手帳にメモした発売日を確認して,
その日にコンビニに買いにいっている。

ちょっと不思議だ。

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2004.11.28

iTunesはタイムマシン

パテントサロンのオフィスでは,だいたいいつも音楽が流れている。
いままではネットラジオがかかっていることが多かったのだが,
最近は,iTunesで,CDから取り込んだ音楽を聴いている。

先月自宅を都心に移したのだが,
そのためCDを並べておくスペースが無くなった(都心の家賃は高い)。
そこで,せっせとパソコンに取り込んで,それを聴くことにしたのだ。

まだ一部を取り込んだだけなのだが,これは便利。
今更だが(ほんとに),おすすめです。

で,何が起こったかというと,
昔聴いていた音楽を,十数年ぶりに聴いたということ。

いままでは山積みの状態だったので,
昔のCDを手に取ることがあまり無かったのだが,
パソコン上だと全てが同じように並んでいる。
昔のCDも自然と目に入ってくる。

昔聴いていた音楽を聴くと,
その音楽を聴いていたときの様子が思い出される。
音楽は情景とともに記憶されている。

そのときの部屋の様子,
そのとき車の窓から見えていた景色,
そのとき一緒にいた仲間の顔,
そのとき食べていたもの,
そのときの気持ち。そのときの夢。

昔の情景などがどんどん思い出されてきた。
予期せぬ効果でした。

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2004.11.22

ロボットの高齢化問題

ドラえもんの声が交代へ・大山のぶよさんが来春降板

だそうである。お疲れさまでした。

これはともかく,
人の高齢化が機械やコンピュータに影響を及ぼすことはある様だ。

最近ときどき話題になっているのが,2007年問題
数年前だがこんな映画もあった。

特許の世界では同じ様な問題が発生することはなさそうだが,
法改正が多いので,昔はこうだった,という様な話は多い。
公告から3ヶ月以内,なんてこともだんだん忘れられていくのでしょうね。

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2004.08.31

台風といえば

台風クラブだ。

子供の頃,
台風が近づいてくると妙にわくわくした。
テレビの進路予想図を見て,近づいてきそうだとうれしくなり,
そうでなければがっかりした。

今回の台風でも大きな被害がでたり,
亡くなられた方もいるので不謹慎ではあるが,
そうだったのだ。

子供の頃に比べると,最近は,
台風の接近にわくわくする度合いが減ってきた様な気がする。
悲しいことだ。

そんな映画である(なんてひどい説明だ)。

ちなみに,この映画を手掛けたATGという映画会社の作品には,
惹かれるものが多い。
久しぶりにまとめて観たくなってきた。

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