06. ネット,IT,Web 2.0

2008.03.05

mixi規約改定とipippiにおける著作権の扱いについて

mixiの規約改定騒動ですが,ミクシィはどうしてこんなことしちゃったんでしょうね? こんな改定を突然表明したら,ユーザがどう思い,どんな行動を取るか,想像できなかったんですかね? 私は怖くてこんな大胆なことできません。本当に不思議です。何か全く別の意図があるのではないかと勘ぐりたくなるくらい不思議です。ほんとに不思議。


パテントサロンでも「知財系SNS ipippi(イピッピ)」(http://ipippi.jp/)というSNSを運営しています。ipippiにももちろん利用規約があります。

ipippi利用規約
http://ipippi.jp/normal.php?p=sns_kiyaku

この規約は,いろんなサイトを参考に私が作成したものです。弁護士などプロの人にチェックしてもらったわけではないので不備な点もあると思いますが,2006年2月26日に制定して以来,この規約で運営しています。

このipippi利用規約では,著作権に関して以下の通り定めています。

3.著作権

ユーザがipippiに書き込んだ文章,アップロードした画像などの著作権は,ユーザが保有します(利用許諾を得ていない他人の文章など,ユーザが必要な権利を持たない場合を除く)。

特に括弧書きの部分はもっとスマートな表現があるような気がしますが,とにかくここでは,「著作権はユーザが持つ」ということを明確に定めたかったのです。


ところで,例えば毎年11月に開催されている特許・情報フェア&コンファレンスなど,ipippiの会員でない人にipippiの内容を紹介したい場合があります。しかし,上記規約の下では,ユーザに許可を得ることなくユーザがipippi内で書いた日記などの文章を複製したり公開することはできません。著作権だけが理由ではありませんが,いずれにしてもSNSの内容を人に公開することはそれなりに困難です。

そこで,パテントサロンでは,ipippiとは別に「ipippiデモ版」(http://ipippidemo.jp/)を用意しました。こちらの利用規約はこの様になっています。

3.著作権

ユーザがipippiデモ版に書き込んだ文章,アップロードした画像などの著作権は,ユーザが保有します(利用許諾を得ていない他人の文章など,ユーザが必要な権利を持たない場合を除く)。また,ipippiデモ版運営者は,ipippiデモ版およびipippiデモ版に書き込まれた内容を,ユーザに承諾を得ることなく,不特定多数に公開することができます。

これも今ひとつ文章が美しくないのですが,いずれにしても,ipippiはこれらの規約の下で運営されています。


ところで,今回のmixi騒動の記事を読んで,気になる点が出てきました。

「mixi日記、無断書籍化はしない」――規約改定の意図をミクシィが説明
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/04/news086.html

新条項を追加した意図について、

(1)投稿された日記データなどをサーバに格納する際、データ形式や容量が改変される(ユーザーの著作者人格権《同一性保持権》を侵害する)可能性がある

(2)アクセス数が多い日記などは、データを複製して複数のサーバに格納する(ユーザーの複製権を侵害する)可能性がある

(3)日記などが他ユーザーに閲覧される場合、データが他ユーザーに送信される(ユーザーの公衆送信権を侵害する)可能性がある
(上記ページより)

特に(3)は「可能性がある」というよりも送信されるに決まっているだろ,と思いますが(間違ってる?),それはそれとして,こんなレベルのものまで想定して規約を定めなければならないとすると,ipippiでも問題なりそうな点が出てきます。

例えば,ipippiでは,ユーザが書いた日記などが記録されているデータベースについて,定期的にバックアップを取っています。つまり複製しています。これはユーザの著作権を侵害したことになるのでしょうか?

また,数ヶ月前には,ユーザ数の増加に対応するために,システムをよりパワーのあるサーバに移転しました。このときにも旧サーバから新サーバにデータの複製を行っています。これも侵害したことになるのでしょうか?

どこまで考えたらよいのか,考えなければならないのか。著作権は難しいです。

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2008.02.27

How many files(0-15)?

しばらく使っていなかったPC-9801を,数年ぶりに起動することになりました。

このPC-9801(正確にはPC-9801VX21)は,約20年前,大学生のときに手に入れました。メモリはフル装備の640KB(MBじゃないよ),10万円で買った外付けHDDは100MB(GBじゃないよ)でした。このPCで,パソコンについてかなり勉強させてもらいました。config.sysとautoexec.batで1日遊んだり,1200ボーのモデムをつないで草の根BBSにつないだりしていました。

今回数年ぶりに起動したのは,HDDに入っているMIDIファイルを取り出すためです。

このPC-9801は,数年前までDTMマシンとして現役で使っていました。ソフトは定番のレコンポーザです。しかし数年前に,諸事情により,このPCで使っていたモニタを処分していました。昔のPC-9801は,水平走査周波数が違うため,現在普通に売られているモニタを利用することはできません。そのため,モニタを処分して以来,愛しのPC-9801VX21は起動されることが無くなり,同時にDTMからも遠のいてしまいました。

そんな中,初音ミクとかYMO生誕30周年に影響されたのか,再びDTMをやってみようということになり,今回の起動となりました。

事務所で使っている液晶モニタの1つが,例外的といってもいいくらい珍しくPC-9801の水平走査周波数に対応している様なので,それにつないでみることにしました。PC-9801は接続端子も現在と異なるので,変換ケーブルを経由して接続します。

PC-9801VX21
 
 
 
そして電源スイッチを入れると...
 
 
 
PC-9801VX21

おお。懐かしい。正しく表示されました。さすがナナオ。

さて次は,このPC-9801の外部HDD保存されているMIDIファイルを,どうやって取り出すかです。外部HDDはSCSIだけれど当時の98のSCSIは汎用性が無いので現在のPCにはつながらないし,FDDは5インチだし,Cバス用のLANカードは手元にないし,もちろんUSB端子なんてついてないし。

今のところ,クロスケーブルで接続して,RDISKを使って吸い上げようと考えていますが,果たして成功するかどうか。そもそもクロスケーブルを手に入れることができるか。あるいは自作することになるのか。時間がかかりそうなので,週末にでもやってみることにします。楽しみです。

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2008.01.30

Google ドキュメントでプレゼン

ビジネスIPR(http://www.business-ipr.net/)という知財系の団体に依頼されて,勉強会の講師をしてきました。テーマは「セカンドライフ」。

セカンドライフについては,個人的には,メディア等でよく言われたほどにビジネス的な可能性を感じているわけではなく,また興味もそれほど高くはないのですが(なにより3D酔いがひどいのがつらい),数あるコミュニティ手段のひとつとして,ときどき触っています。

今回の勉強会における私の仕事は,セカンドライフのユーザとして,実際にセカンドライフにログインし,画面を見せながら,いくつか場所を紹介したり,移動の方法やチャットの様子,モノを作る作業などをデモするというものです。

当日,デモに先立って,2~3分で自己紹介を行いました。そのときに使ったスライドがこちら(今回は高橋メソッド風でやってみました)。

これ,Google ドキュメント(http://www.google.com/google-d-s/hpp/hpp_ja_jp.html)のプレゼンテーション機能を使っています。Googleが提供しているオンラインで使える無料のオフィスソフトです。以前からあったのですが,最近になって,上のように,スライドをブログなどに貼り付けられるようになりました。手軽で便利です。

ウェブサイト上で何かを伝える方法として,この様にスライドを貼り付けてしまう方法もおもしろいと思います。例えば,特許事務所サイト上で事務所のポリシーを伝えたい場合など,スライドをうまく作れば効果があるかも知れません(もちろんポリシーの内容が主体であり重要であることは言うまでもありませんが)。

特許事務所への就職希望者や転職希望者は,応募先のサイトを必ずと言っていいほどチェックしています。見やすくて分かりやすいということは非常に重要です。転職希望者の方々とときどき話をすることがありますが,サイトから受ける印象はかなり大きいようです。サイトの内容が応募状況に影響しているかも知れません。

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2007.12.17

ひとりごと書いてます。

前にも書いたことがありますが,twitterでひとりごと書いてます。

Twitter / otsubo
http://twitter.com/otsubo

パテントサロンの更新状況とか,ちょっと気になるニュースを見つけたときとか,知財に関係のないつぶやきとか,そんなことを適当に書いています。

ちょっと大きめの知財ニュースを見つけたときにも書き込んでいます。本当に大きなニュースのときには日刊知財の号外を出しているのですが,これはせいぜい年に1~2回程度です。1万を越えているアドレス宛にメルマガを配信するのは,それなりに覚悟がいるのです。

それに比べてtwitterは,単なるひとりごとですから,気軽に書き込んでいます。FollowしてIMで受信する設定にしておくと,ニュース速報的に情報を受け取ることができます(他のひとりごとも届いてしまうけれど)。

ということで,興味がある方は,気軽にFollowしたりRemoveしたりしてください。

twitterについては,多くの情報がネット上にありますが,書籍で知りたいという人は,「twitterコミュニケーション・バイブル」がおすすめです(というかたぶんこれしかない)。

twitterは,ミニブログやマイクロブログと呼ばれることもあり,ブログを書くのは大変そうで嫌だけれど,何か情報を発信してみたいという方にもおすすめです。気軽にさくっと情報を発信することができます。

また,1発言140文字以内という制限があるので,普段文章が長くくどくしつこくなりがちな知財屋の方にとっては,限られた文字数で端的に物事を表現するという訓練にも使えるかも知れません(含む自分)。

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2007.10.15

Blog Action Day 2 :パテントサロンとして何ができるか?

今日は Blog Action Day 。環境に関する記事を書きます(2本目)。
環境への取り組みとして,パテントサロンとして何ができるでしょうか?


まずは,紙を減らす,節電する,あたりが最初に思いつきます。

弊社では紙はあまり使っていません。パテントサロンの編集作業に紙を使うことはありません。お客様とのやりとりはほとんどがメールです。Faxをいただくこともありますが,これもパソコンで受信しているので紙は出ません。Fax送信もパソコンから直接行うので,印刷することはありません。

社内の連絡は,メールかIMで行っています。打ち合わせは,知財系SNS ipippi上に立ち上げている専用コミュニティ(非公開)などで行うこともあります。スケジュール管理,広告の掲載期限管理などもネット上のツールで行っているので,紙は使いません。

ということで,社内に1台あるレーザプリンタ(複合機)から紙が出てくることはほとんどありません。印刷するのは請求書くらいです。

ここから紙を減らすとすると請求書ということになります。たとえば,了解をいただいたお客様については,請求書を郵送ではなくメール(PDFファイルなど)で送付させていただくという方法が考えられます。

これだけでは面白くありません。そこで,協力していただいたお客様の広告には「eco」のマークを付けるなんてのはどうでしょうか。マークが付いていない広告より少しだけ目立つかもしれません。お客様も巻き込んで環境に取り組むことができて面白そうです。


節電については,昨年の夏から,冷暖房にエアコンとサーキュレータを併用しています。ただし,これがどのくらい効果が出ているのかは分かっていません。


パテントサロン(=私)ができることは,情報を集めて整理して紹介することです。パテントサロンと同じように,「環境サロン」でも「エコサロン」でもいいのですが,環境に関するサイトを立ち上げて,情報を紹介していくことが考えられます。

しかしこれは難しいですね。

私は環境に関して詳しくありません。知財については9年間の特許実務経験があるのでパテントサロンを運営できていますが,環境についてそれと同じことを行うことはできません。じゃあ環境について勉強して...,というのは今は無理。できないことを無理してやっても人の役には立てません。


パテントサロンができる環境への取り組みについては,これからも継続して考え,実行していくつもりです。

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Blog Action Day 1 :知財屋として何ができるか?

今日は Blog Action Day 。環境に関する記事を書きます。
環境への取り組みとして,知財屋として何ができるでしょうか?


まずは,紙を減らす,節電する,あたりが最初に思いつきます。特許事務所も企業の知財部も,紙をよく使う職場なので(昔に比べればかなり減ったと思いますが),小さな改善でもそれなりの効果がありそうです。紙への印刷を減らせば,節電効果も出てきます。

このあたりは知財業界に限らず一般的な話です。もう少し知財的に考えてみます。


環境への取り組みは,一個人や一企業ではなく,多くの人間を巻き込んでいくとより効果的だと思います。みんなで共同で取り組むべき問題です。

「みんなで共同で」という観点で知財業界を眺めてみると,オープンイノベーション,オープンソース,クリエイティブコモンズ,などが見えてきました。環境への取り組みに,これらの仕組みを積極的に活用するというのはどうでしょうか。

オープンイノベーションなどでは,営利目的の企業がいかに利益を上げるかという点が大きな課題のひとつだと思いますが,環境への取り組みは,元々収益性が第一の目的ではないので,なじみやすいかもしれません。

法で定められた環境基準をクリアするための技術開発などでは,コストや企業間競争も大きく絡んできますが,それでも企業の社会的貢献という観点から,技術を公開しやすいかもしれません。

事業をどう進めるかは経営者が決めることですが,知財屋として,知財の面から検討・提案することができると思います。


もうひとつ「みんなで共同で」で思い出したのが,ブランド「WiLL」です。

WiLL - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/WiLL

「WiLL」を初めて知ったとき,個人的にかなりショッキングでした。異なる企業の商品に同じ商標が使われているのは,知財担当者的にはなかなか違和感があり,目を引きました。普通の人の注目度もかなり高かったように思います。メディアでも頻繁に取り上げられました。

これと同じようなことが環境への取り組みでできないでしょうか。

今でもエコマークがあります。個々の製品やサービスに対して認定基準を満たすかどうか審査してもらいマークをつけるというものです。

(財)日本環境協会 エコマーク事務局
http://www.ecomark.jp/

私があげているのはこのエコマークとは異なり,複数の企業が共同でブランドを立ち上げ,事業・ビジネス展開に活用していくというものです。環境問題が重要視されているいま,多くの人が注目し,ビジネス的に高い効果が期待できるかもしれません。キャラクターを作ってアニメを制作して,などと考えると,コンテンツ業界の人も巻き込んでビジネス展開できるかもしれません(妄想は勝手に膨らんでいく..)。

環境をネタにビジネスとか金儲けなどというと否定的な声が聞こえてきそうですが,環境問題は,すでにそんなことをいっている場合ではない状態だと思います。「ウソ」は論外ですが,環境への取り組みとして,ビジネス・事業を積極的に利用するべきだと思います。

個人的な感触なのですが,企業の商標担当者の方々は,模倣品への対策などで,特許担当者に比べて企業間のつながりが高い様に思います。企業を超えた共同プロジェクトに取り組みやすい面があるかもしれません。

Blog Action Day 。こんなことを考えました。

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2007.10.12

Blog Action Day :10月15日は環境について書く

Bloggers Unite - Blog Action Day

10月15日は,Blog Action Day です。しばらく前に,友人のブログ経由で知りました。

Blog Action Day:2007/10/15は6000人のブロガーが「環境」をテーマに書く日
http://nakanohajime.wordpress.com/2007/09/27/blog-action-day/

当日が近づくにつれ,言及するブログも増えてきています。

「Blog Action Day」の検索結果 - Yahoo!ブログ検索
http://blog-search.yahoo.co.jp/search?p=Blog+Action+Day&cop=&ei=UTF-8

この Blog Action Day に,パテログも参加することにしました。

パテログ的には,環境問題ついて知財屋は何ができるか,パテントサロン(=私)としては何ができるか,その可能性について考えてみるつもりです。

この Blog Action Day に興味を持たれた方,ぜひ参加しましょう。

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2007.10.04

セカンドライフで赤い羽根募金

Second Lifeでも「赤い羽根」、リンデンドルで募金受け付け
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/10/01/17038.html

ということで,早速募金してきました。

手軽でいいですね。子供の頃は学校で募金活動が行われていたので身近だったのですが,社会人になってからは,募金活動に触れることがあまりなくなったので,募金から遠のいていました。

募金のついでに,赤い羽根共同募金について,ちょっと調べてみました。

赤い羽根共同募金
http://www.akaihane.or.jp/

サイトを見て知ったのですが,とても多くの募金方法が用意されていたんですね。知りませんでした。ネット経由の募金方法をみても,セカンドライフ以外にたくさんあります。

赤い羽根共同募金 | 募金しよう
http://www.akaihane.or.jp/bokin/


募金に限らず,ネット経由で気軽に簡単に少額のお金を渡すことができるシステムがあれば,と思うことがよくあります。たとえば,誰かが書いたコラムを読んで,とても役に立ったのでちょっとお礼をしたいときなどに使うことができます。

情報発信者側としても,コンテンツを販売するというような大げさな仕組みを用意しなくても,対価を得ることができる可能性が出てきます。良質な情報・コンテンツが,より多くネット上に出てくるようになるかもしれません。

はてなポイントや,最近あまり聞かなくなったような気がする投げ銭システムのようなものがこれに該当するのだと思いますが,一般的に広く簡単に使えるシステムがいいですね。昔からよく話題になる割には,なかなか実現していないような気がします。

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2007.05.20

Twitterとかアバウトミーとか。

私のTwitterとアバウトミーのurlは以下の通りです。

http://twitter.com/otsubo
http://otsubo.aboutme.jp/

Twitterでは,パテントサロンの更新情報も書き込んでいます。IMで通知を受けるように設定すると,知財ニュースの掲載や求人広告の掲載を,リアルタイムに近い形で知ることができるようになります。

この更新情報の書き込みは,パテントサロンの公式サービスではなく,個人的に試している(遊んでいる)ものです。従って,漏れがあったり予告なく停止することもありますが,興味がある方は使ってみてください。

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2007.03.14

東京特許局

早口言葉ではありません。

Yahoo!で古地図を見ることができます。

Yahoo!地図情報 - 古地図で東京めぐり
http://map.yahoo.co.jp/kochizu/

これが面白くて,
昨晩は数時間見入ってしまいました。

パテントサロンのオフィスは港区南青山にあります。
このあたりは,むかし青山さんの土地だったので
「青山」という地名になった,と聞いたことがあったのですが,
江戸時代の地図を見ると,確かに多数の青山邸が載っています。

お台場が江戸時代から台場だったことが分かったり,
今の裁判所の近く,弁護士会館あたりが,
むかし大岡越前守忠愛(忠相?)の屋敷だったり,
いくら見てても全く飽きません。

遊んでいる中で目にとまったのが,「東京特許局」の文字。
明治時代の地図で,大手町付近で見つけました。
こんな場所にあったんですね。

こんな調子で毎晩見てしまいそうなのですが,
このサービス,期間限定で3月15日までとなっています。
う~ん,残念。

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2007.03.08

知財情報のWeb 2.0化がスタート

Open Call From the Patent Office
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/03/04/AR2007030401263.html

記事によると,米国特許庁が,Web 2.0的な試みをスタートします。

出願された特許をweb上に公開し,それに対してweb経由で広く技術者などからコメントを求め,得られたコメントを特許審査に利用するという試みです。Wikipediaの様に,集合知を利用して審査を行おうとするもののようです。

すごくおおざっぱにいうと情報提供のweb版という感じだと思いますが,今,時代はWeb 2.0(食傷気味ですが)。提供されたコメントは公開され,またフォークソノミー的なものも用意されるのではないかと思います。


一昨年くらいから,知財情報のWeb 2.0化には非常に関心があって,いつどこが始めるのだろうかと思っていました。今回は特許庁でしたが,知財情報のWeb 2.0化は,ビジネスチャンスとして非常に大きな可能性を秘めていると考えています。

例えば,各公報に対してブログのようにコメントやトラックバックをつけられるようにするとか,ソーシャル・ブックマーク・システムを使って社内オリジナル分類の付与やパテントマップの作成に利用したりなどが考えられると思います。特許公報がパーマリンクで公開されれば,いろんな利用ができそうです。

これらを社内で公開して利用してもいいし,システムとして提案・販売することもできるでしょう。同じ様な機能を持ったシステムが企業向けなどに提供されていますが,Web 2.0という観点で少し見直すと,もっと簡単に実現できたりとか,気軽に使えたりとか,それでいて効果を実感しやすくなったりとか,そんな可能性があるような気がします。

知財情報の流動を目的としているパテントサロンとしては,公報を対象とした「IP・ソーシャル・ブックマーク・システム」を広く公開して使ってもらうサービスなんてやってみたいですね。優れたブックマークを作成している人や企業に注目が集まることも考えられ,知財人財の発掘や,自己 or 自社PR等の効果も出てくるかもしれません。

かなり面白そうです。

※関連記事
 Web 2.0 と知財担当者
 http://cytech.way-nifty.com/blog/2005/11/web_20__3540_4.html

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2007.02.19

安否確認方法いろいろ

最近ブログ書いていないようだけど元気なの? サイトは毎日更新されているしメルマガも毎日届くので生きているのは分かるのだけど... という連絡が。

気を遣っていただいてすみません。ちょっと仕事が立て込んでいました。いつも通り元気にやっています。

これで思い出したのが,むかし読んだ電気ポットの使用状況で安否を知らせるサービスのニュース。

電気ポットで安否確認、象印がシステム発売へ
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/980818/pot.htm
※関連サイト
 みまもりほっとライン http://www.mimamori.net/

このブログは気ままに書いているので,間隔があいてもあまり気にしないでくださいね。ありがとうございます。

しかし,将来お年寄りになったときでも,サイトの更新で安否を確認されたりしているのだろうか? それは寂しい。

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2006.12.18

Google Patent Search スタート

パテントサロンでも紹介しましたが,Googleが特許検索サービスを開始しましたね。

Google Patent Search

サービス開始を知ってからいろいろ遊んでいるのですが,なかなか面白いです。

【注意】
私は特許実務を9年ほど経験していますが,特許調査のプロではありません。以下,これを踏まえて読んでください。


いつものGoogleと同じ感覚で,公報がサクッと検索できます。例えば,Amazonの1-click特許を見つけようとした場合,「amazon "1 click" OR "one click"」と入力して検索すると,一瞬で23件がヒットします。

ヒットしたものを見るとAmazon以外の出願が混ざっているようなので,Advanced Patent Search画面を開き,Assigneeに「amazon」を入力して再度検索します。すると,Amazonの出願11件に絞り込まれました。侵害訴訟の対象になっているUSP5,960,411もヒットしています(参考:「アマゾン「1-Click特許」訴訟)。

Google Patent Searchでは,Google Book Searchと同様に,公報のイメージを取り込んでいます。特定の公報の中でキーワード検索することも可能で,ヒットしたキーワードがハイライト表示されます。全体的に使いやすいですね。


検索結果の正確性などについて確認することが必要ですが,この簡単さ,スピード,そして無料であること,非常に強力なツールになる可能性があると感じました。しかるべき人が徹底的に使い込んで,「特許調査のプロが教える Google Patent Search」なんて本を書くと売れるかもしれません。

そして,なんといっても相手は(?)Googleです。これで完結ではないはずです。バージョンアップを繰り返していくことでしょう。どんな機能が付くでしょうか? ヒットした公報を一括印刷できたり,翻訳機能がついたり,特定の検索条件でヒットしたものをRSS配信してくれたり,Google ニュースアラートの様にメールで知らせてくれる様になったりなどは,容易に想像がつきます。検索対象も広げていくことでしょう。いずれは日本の公報も対象になるのでしょうか?


特許実務の現場を離れてから,特許調査の重要性を強く感じるようになりました。一歩下がって眺めることで,特許活動全体が少し見えやすくなったのかもしれません。特許担当者,開発担当者,その他,それぞれの立場で特許調査はとても重要です。いつものGoogleの感覚で使えるこのツールは,特許屋以外の人,例えば開発担当者にとって,使いやすくて有効かもしれません。

今後が楽しみです。

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2006.10.03

蛇口をひねってみた -Napster-

「水道の蛇口のように音楽を」──Napsterが定額制で目指すもの
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0610/03/news102.html

早速会員登録してみた。

う~ん,これははまる。
気をつけないと仕事に支障が出そうだ。

雰囲気的には,iTunes Storeに似ている。
キーワード検索などで曲を選べば再生が始まる。ブラウズ機能を使って,ジャンルを選んでアーティストを選んで曲を選ぶことができるのもiTunes Storeと同じだ。

ここからが違う。

iTunes Storeだと試聴なので30秒で再生が止まるのだが,Napsterでは止まらない。最後まで聴くことができる。お金を払っているのであたりまえなのだが,これは新鮮な感覚。

操作感がiTunes Storeと似ているので,最後まで聴けてしまうというのはちょっと変な感じがする。名前がNapsterだけに,なんか後ろめたさを感じそうになるが,もちろん全く合法である。

あとは,蛇口をコントロールする自制心を用意すればOKだ。

※参考
 パテントサロン トピック ナップスター訴訟,控訴審判決
 http://www.patentsalon.com/topics/napster/

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2006.09.17

特許通,再び閉鎖か?

10日ほど前から特許通が機能していない。閉鎖されたのだろうか?

前回の閉鎖のときには,管理人から正式にアナウンスがあった。

http://cytech.way-nifty.com/blog/2005/03/post_5.html

しかし今回は何もない。

特許通は,ここしばらくの間,管理人の存在を全く感じない状態になっていた。荒らし的な書き込みにも全く反応がなかった。そんな状態が続いた後のこの事態。管理人に何か起こったのだろうか? 心配である。

上のページでも書いたように,特許通は知財系サイトの老舗中の老舗だ。Wayback Machineを見ると,「更新日:1998年9月17日」という記載を見つけることができる(http://web.archive.org/web/*/http://www.ca.sakura.ne.jp/~patent/s/)。少なくともこれ以前には存在していたわけで,これはかなり早い。

現在機能が停止している理由は分からないが,いずれにしても,コミュニティを運営することは難しい。過去にいくつもの知財系掲示板が閉鎖に追い込まれている。コミュニティは重要だとか,ぜひコミュニティに参加したいという人が多いにもかかわらずである。

当たり障りのないのことしかいわない仲良しクラブでは面白くないが,もっと思いやりを持って参加すると,みんなも自分ももっと楽しめると思います。

現在活動している掲示板を大切にしましょう!

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2006.08.22

サイトにアクセスできない!

仕事と無関係のサイト遮断ソフト、企業に浸透 漏洩対策
http://www.asahi.com/life/update/0820/004.html

ある企業では,SNSや掲示板など,書き込む系のサイトはほぼ全滅だそうです。

企業の主張はよく分かります。しかしその一方で,いろんなサイトにアクセスすることによって,ネット上の新しいサービスや動向などを実感することができるのも事実です。

ネットでこんなものがこんなルートで流行っているとか,なぜこのコミュニティはこんなに荒れているのかなどについて実感することは,ネットに直接触れなければできないことであり,また,ある程度職種によりますが,ビジネスでも活かされることだと思います。

ということで我が社では,著作権法違反など犯罪に結びつくものをのぞき,自由にネットにアクセスして行動してもよい(というよりむしろ積極的に体験して楽しんで欲しい)というルールになっています。

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2006.03.14

特許男ブログのオフ会

特許男ブログのオフ会に参加してきました。
http://blog.goo.ne.jp/tokkyootoko/e/ba7f05700a472687e58ac7a966ed78a6

3次会まで参加し,結局自宅に戻ったのは午前4時頃でした。

この特許男は,数名の弁理士が匿名で鋭いコラムを書いていました。匿名で書くことのメリットがよく出ていて,毎回面白く読ませていただいていました。また,コメント欄を通して内容の濃い意見交換が行われるなど,コミュニティ性も出てきていました。

しかし,次第にネット上のコミュニティの難しさがあらわれてきて,結局先月末に終了してしまいました(関連記事:http://blog.goo.ne.jp/tokkyootoko/e/a49b1d3051535cdf7dbebeddbddc3541)。

オフ会に集まったメンバーは濃い人ばかりで,ほとんど全員が初対面にもかかわらず,あちこちで熱い議論が始まっていました。誰もが知財系コミュニティのおもしろさや重要性を感じていたようで,そうなりつつあった特許男の終了を,とても残念がっていました。

ipippiの運営などを通して,充実した知財系コミュニティを実現したいです。

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2006.03.08

Winnyで新規性喪失

Winnyで情報が流出する事件が頻発しています。例えば今日のニュースをサクッと見てみるとこんな感じです。

NTT西日本でもウィニー感染 顧客情報237件流出
住友生命:職員配属先など8004人分の個人情報流出
民間病院職員のパソコンから患者情報2800人分流出
愛媛県警の捜査資料流出、警部の私物PCから

Google Newsで検索してみるとたくさん出てきます

ニュースでは,個人情報とか警察の捜査資料などが取り上げられることが多いですが,それらに限らず,あらゆる情報が流出の対象になります。もちろん作成中の明細書も。

機密を確保することだけ考えれば,ネットに接続されていないスタンドアローンなパソコンで扱うのが一番ですが,今の世の中それはかなり難しいことです。インターネット出願も始まっていますし。

そうすると,パソコンユーザが常に情報の流出に注意するしかありません。ウイルス対策ソフトなどを導入することは当然として,常に流出に関する情報を入手し,対応していく必要があります。

まさかWinnyがインストールされているパソコンで明細書を書いたりしていないですよね? もし特許事務所から出願前の発明に関する情報が流出したら大変です。私だったら2度とその事務所には依頼しないでしょう。

今一度,パソコンの利用状況をチェックされることを強くお勧めします。事務所所有のパソコンはもちろんですが,私有のパソコンの取扱いにも注意が必要です。仕事を持ち帰って自宅で明細書を書いている人は多いはずです。

知財業界から情報流出のニュースがでないように,みんなで注意しましょう。

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2006.01.25

グーグルゾン

オフィスの近くの飲み屋で新年会をやりました。メンバーは,メディアの人とか知財の人とか。

プロ意識,目的意識をしっかり持たれている方と話をすると,時間が経つのを忘れてしまいます。お店の人には悪いけれど,何を食べたのかあまり覚えていません(あまり食べていなかったのかも)。

新年会で話題になったわけではないけれど,メディアとネットに関する面白い作品がこちら

いろいろ考えさせられる作品です。かなり前に公開された有名な作品なのですでに観た人も多いと思いますが,まだの人はぜひ。おすすめです。

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2005.12.16

ブログが履歴書,ブログが会社案内

jkondoの日記 - ブログで人材採用

履歴書と言うのは1日あれば誰でも作れてしまうわけですが、例えば1年分のブログというのは1年間かけないと作ることはできません。その中には、はてなへの入社を目的とした内容だけでなく、本当の自分の姿、興味、性格などがより出ているわけです。
全くその通りだと思います。

パテントサロンでは特許事務所や企業知財部などの求人広告を掲載しています。求人活動・求職活動では,いかに相手のことを知ることができるかという点が重要です。これは求人側にとっても求職側にとってもいえることです。履歴書は1日あれば作れてしまいますが,求人する側にしても短い時間取り繕うことはできてしまいます。

求職側がブログを書くように,求人側,例えば特許事務所の所長などもブログを公開すると,その事務所のポリシーや雰囲気などが伝わってきます。それに共感できれば応募したくなるでしょう。一方で,違うと感じた人からは応募が来なくなりますが,それは正しい姿。知らずに応募して採用されてしまうことは,双方にとって不幸なことです。

パテントサロンでは,今は求人広告を掲載しているだけですが,よりハッピーな転職・採用につながるように,より相手のことを知ることができる仕組みを実現したいと考えています。

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2005.12.04

カード不正使用対策

今日は親戚の結婚式が2つありました。美治君,昌彦君,おめでとう!

2つの結婚式にそれぞれ祝電を送りました。最近は電報もネット経由で送ります。台紙を選んで文章を書いてクレジットカードの番号を入れて送信。便利ですね。

ネットでクレジットカードを使う場合,利用者名とカード番号,有効期限を入力するだけで,支払いを済ますことができます。これらの情報は全てカードに書かれてあり,だれでも見られます。不正使用の可能性が気になりますね。

ところで,カードが使用された際に,使用されたことを利用者(カードの持ち主)にメールで知らせてくれるというサービスを提供しているカード会社ってないのでしょうか? 自分がカードを使用していないのに使用されたというメールが届いたら,それはおかしいということになります。知らないうちに何度も不正使用されてしまった,ということはある程度防ぐことができそうです。利用金額や店名の情報もあわせて送ってくれると記録に残って便利です。

このサービス,銀行でもやってほしいですね。オンラインバンキングでは振込などを行った場合にそれをメールで知らせるサービスがありますが,オンラインバンキングに限らず,ATMや窓口で引き出しや振込が行われた場合でも,それを知らせてくれるサービスです。

不正使用させない対策は重要ですが,不正使用されたことに気づかせるという対策も効果的だと思います。

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2005.11.30

Web 2.0 と知財担当者

以前このブログでWeb 2.0について少し触れたことがあるのだが,その後,その記事がきっかけで何人かの方からメールをいただいた。中にはオフィスまで来られた方もいて,有意義な会話をすることもできた。しっかりアンテナを張っている人と話をするのは楽しい。

さて,先のブログでは「このWeb 2.0について知財担当者もシンクロしておく必要がある」と書いたのだが,その理由は大きく3つある。

1番目の理由は,知財担当者,特に特許担当者は,常に技術の動向を意識する必要があることだ。
Web 2.0は次のステップのネット環境であり,新しいネットビジネスの温床である。Web 2.0への変化を見逃してはいけない。というよりむしろ,見逃すともったいないと言うべきか。

2番目の理由は,Web 2.0については,知的財産権という観点からしっかり考える必要がありそうなことだ。
Web 2.0では,リミックスやマッシュアップという言葉がキーワードの1つになっている。これらは,他人が提供しているサービスを利用して新しいサービスを作成し提供するというものだ。例えば,Google mapを利用した不動産業者による不動産仲介サイトなどがすでに公開されている。
リミックス/マッシュアップして作られたサービスでは,異なる複数の企業が作成したコンテンツが組み合わさって1つの画面として表示される。著作権,商標権,特許権などの権利関係は複雑だ。
ちなみにこのリミックスとマッシュアップという言葉,もとは音楽用語で,複数の曲を混ぜて新しい曲を作ったり,複数の曲から音を取り出してそれらを組み合わせて新しい曲を作るという意味の言葉である。こちらの方でも著作権上の論争は絶えない。

また最近では,多くのサイトにGoogle AdSenseによる広告が表示されている。これもある意味,複数のコンテンツが組み合わさって1つの画面として表示されている状態だ。
従来の広告は,比較的ページビューが多い大手企業のサイトにバナーが表示されるというものだった。対象となるサイトはそれほど多くはなく,どの様に広告が表示されるかについてある程度コントロールすることができた。
これに対しGoogle AdSenseでは,ページビューが非常に少ない個人のブログサイトにも広告が表示される。対象となるサイトは莫大な数だ(ロングテール)。全てのサイトについて広告の表示状態をコントロールすることは不可能である。以前よりも権利的な問題が発生しやすいかもしれない。

さらに,Web 2.0では,多くの人によって情報が作られることがある。例えばソーシャルブックマークでは,多くのユーザが付けるTagによって,情報は分類される(フォークソノミー)。複数の人の作業によって,情報の価値が高まっているのだ。こうやってできあがったデータベースの権利関係については,明確にしておく必要がある。AmazonのレビューやWikipediaも多くの人によって作られている。権利の扱いはないがしろにできない。

Web 2.0と知的財産権は,一見非常に相性が悪い様に見える。知的財産権が技術やサービスの進歩・普及を妨げる様に感じることもある。しかし果たしてそうなのだろうか? 知財担当者としては考えずにはいられない。今までの考え方とは違う考え方が必要なのかもしれない。いずれにしても幸福な社会の実現には,知的財産の保護と利用のバランスがポイントになることには変わりはないはず。

3番目の理由は,Web 2.0の知財業務への適用が考えられることだ。
知財戦略を考えるときには,パテントマップを作ったり,パテントポートフォリオ分析を行ったりする。いずれも特許の抽出・分類作業が必要で,IPC分類を使ったりテキストマイニング技術を使ったりするわけだが,例えばこのとき,特許公報をフォークソノミーしたらどうだろうか?
また,企業内における公報チェックにソーシャルブックマークシステムを使ってみるのはどうだろう? 権利がチェックできるだけでなく,各社員のブックマークを見ることによって優秀な知財担当者を発掘することができたり,技術的仲間を見つけることができたりするかもしれない。公報チェックに対する熱心度も一目瞭然だ。知財担当者にとっては手が抜けず厳しいものになるだろうが...。
企業の中に存在する「知」をうまく引き出し,うまく並べて,効果的に使える状態にする。これこそ企業の中の知財担当者の役目のように思う。Web 2.0な技術がうまく使えそうだ。

ということで,Web 2.0について知財担当者もシンクロする必要があると考えるわけです。

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2005.11.15

ぷらっとほーむが閉店@秋葉原

老舗のぷらっとほーむが年末で店舗閉店、Web通販で継続

悲しい。

ぷらっとほーむは,秋葉原の巡回コース(といっても最近あまり行っていないけれど)に入っているお店。記事にもあるけれど,“本多のオヤジ”がブランドだった。オヤジの顔をモデルにしたイラストがトレードマークになっていて,初めて生オヤジを見たときに,思わず「マークの人だ!」と言ってしまったのを思い出します。

この店の品揃えはなかなか個性的で,中でも特に好きだったのが,怪しげな輸入パーツ。ヘンな形のキーボードやペン入力機器などがおいてある。この店でしか見られないものも多い。海外の怪しい雰囲気がいいんです。

もちろんちゃんとした(失礼!)商品もおいてあって,特にキーボードは充実している。Webショップのこのページを見てもわかるとおり,非常に多くの種類のものを扱っている。オリジナルも含まれている。パテントサロンで使っているキーボードのほとんどは,ぷらっとほーむで手に入れたものだ。

こんな個性的な店が無くなってしまうのはとても悲しい。ぜひWebショップはずっと続けてください(でも本当は直接触れなければあの怪しい雰囲気は味わえないのですが...)。

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2005.11.14

Google Analytics をパテントサロンに実装

Googleがまたまた……また新サービスを開始しました。

グーグル、ウェブ分析サービス「Google Analytics」を公開へ
グーグル、Web解析サービス「Google Analytics」を無償提供

早速パテントサロンに実装しました。最初のレポートは12時間後とのことなので,楽しみに待つことにします。

パテントサロンのアクセス数については,現在,「トップページのページビューは,平日1日12000~18000程度,ユニークユーザ数は4000~6000程度です(2005年7月現在)」と公表しています。具体的にはこんな感じです。

パテントサロン トップページ アクセス状況(2005年7月)

サイト全体では,トップページの2倍程度のページビューになります。

ところでこのページビュー,正確なデータを取ることはそれなりに難しいようです。パテントサロンでは現在,6~7くらいの方法でアクセス数を計測しているのですが,数字が一致することはありません。ある程度の幅で,差が出てしまいます。詳しく調べてはいないのですが,計測方法の違いにより差が出るようです。

Googleの結果,楽しみです。

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2005.11.13

みんなでニュース速報

知的財産報告書に関するページを整理しました。

★パテントサロン★ トピック 知的財産報告書

このページに掲載している情報の多くは,読者の方からお知らせいただいたものです。ありがとうございます。

毎日それなりに多くのニュース情報をチェックしていますが,知的財産報告書公開の様な情報は,とても集めにくい情報です。

報告書が公開されたことがニュースとしてどこかのニュースサイトに掲載されればそれを見つけることができるのですが,そうでない場合は,報告書公開の事実は,その企業のサイトのプレスリリースあるいはIRのページに掲載されるだけのことが多いです。全ての企業のサイトを毎日チェックすることは困難であり,現在実施していません。従って,知的財産報告書公開に関する情報は,集めにくいのです。

この様な状況なので,読者の方からの情報提供は非常にありがたく,それによって,多くの人に知的財産報告書公開の事実を知らせることができています。ありがとうございます。

ところで,これって知的財産報告書以外の情報関しても応用できるわけで,例えば,ソーシャルブックマークシステムを使って,知財に関するニュースや情報をみんなが登録し教え合う様な仕組みにすれば,より広範囲の情報を,より早く伝え,知ることができるはず。面白そうです。

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2005.11.01

ほしい! 本棚検索

前のエントリーで,アマゾンの「なか見!検索」について書いたけれど,
ぽちぽち遊んでいるうちに,ほしいサービスが出てきた。

「本棚検索」

自分の本棚を眺めながら,本を探すことは多い。
本棚から1冊ずつ本を取り出しては,ぱらぱらめくり探していくのだが,
なかなか見つからない。

そこで,こんなサービスはどうだろうか?
自分の蔵書を登録し,登録した蔵書を対象に
全文検索をしてくれるサービス。

「なか見!検索」機能を利用すれば,実現できそうだ。
アマゾンがオープンにしてくれればの話だが。
いろんな権利が絡みすぎて不可能か?

であれば,アマゾン自身が,
アカウント毎に,アマゾンで購入した書籍を対象に,
全文検索サービスを提供するというのはどうだろうか?

こんなサービスが実現したら,わたしは今後,
全ての書籍をアマゾンで購入するだろう。
あわせて,すでに持っている本についても,
アマゾンで買い直すかもしれない。
全頁スキャンしてOCRにかける手間を考えれば,
安いものです。

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アマゾン なか見!検索

アマゾンの新サービスが始まった。

Amazon.co.jp: 本/なか見!検索

これを使うと,例えば,
「アインシュタインが特許庁勤めていたことが書かれている本」
なんてのを,簡単に見つけることができる。
さらに該当するページの記述も見ることができる。
今までは,アインシュタインについて書かれてある本を検索し,
あとは書店でめくって探すしかなかった。

特定の書籍を対象とした検索もできるのがいい。
今自分が読んでいる本について,全文検索ができるのだ。
これは感動的。早く全ての書籍が対象になってほしい。

この検索対象拡大の動き,ますます進んでいくのだろう。
映画の台詞,音楽の歌詞…,etc.
世の中全てを一気に検索できるなんて,うきうきしちゃいます。
実現するのはやはりGoogleか?

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2005.10.29

すごいプレゼン

梅田氏のブログに触発されて
関連するテキストを読み漁っているときに
出会ったプレゼンがこれこれ(情報源:web2.0の未来)。

知財の人は仕事柄か,
細かかったりしつこかったりする傾向があるので(私見),
参考にするとよいかもしれません。

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Web2.0

梅田望夫氏のこのエントリーに激しく共感した。

激しく動く米ネット世界、でも日本は・・・・

昼頃このエントリーを読んだのだが,
触発されたのか(あるいは強迫観念からか),
その後関連するテキストを読み漁ってしまい,
気がついたら夕方になっていた。そして仕事は終わらない...

私はネット業界のニュースを見るたびに,
興奮したり,(無意味に)焦ったりしているのだが,
仲間とその話で盛り上がることはほとんど無い。

IT系よりも知財系の人と話すことが多いという事実を鑑みても,
こんなに関心を持たなくてよいものだろうかと心配になる。
この最先端の動き,知財系の人もシンクロする必要があるはずだ。

心配するだけでは明るい未来は訪れないので,
知財系のイベントで話すときや,
知財系の雑誌などにコラムを書くときには,
ちょっと今更感はあるが,
「RSS」とか「SNS」とか「folksonomy」等の言葉を入れるようにしている
(反応はあまりないけれど)。

そういえばこのブログもそうだ。
一応知財系ブログのつもりなのだけれど,おそらく,
「知財」という言葉よりも「Google」の方が頻繁に出てきていると思う。

ということでみなさん,しっかりアンテナを張りましょう。

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2005.10.28

ブロードバンド依存症

青学ではコンサートのリハーサルが始まった。すごい音だ。
オフィスの窓か何かが共振している...


先日休みを取って小旅行したのですが,
当然パテントサロンには休みはないわけで(年中無休です),
旅行に行くときには,ネットに接続する手段をいくつか用意して出かけます。

今回は国内だったので,携帯電話経由,PHS経由,
宿泊先の電話回線経由,の3つの手段を用意していきました。
一応かすかな期待を込めて,LANケーブルも持って行きます。

結局,電波の状態がよくなかったりして,
今回利用できたのは宿泊先のアナログ電話回線経由のみ。
28.8kbpsという遅いスピードで,
湯水のように電話代を使いながら(宿泊代を超えた!),サイトを更新しました。

この様なことは昔からよくやっているのですが(パテントサロンは5歳半です),
最近,以前に比べて,急速にやりにくくなってきています。
ネットへの接続スピードが遅いと,仕事の効率が非常に落ちるのです。

最も大きな原因は,
パソコンがやたらとネットに接続したがるようになったこと。
まぁ,すべて自分でそのように設定しているわけですが,
RSSリーダは定期的にfeedを読みに行くし,
Googleサイドバーも頻繁に情報を取りに行くし,
Microsoft updateやAdobe updateや会計ソフトの自動アップデート機能は,
勝手にデータのダウンロードを始めてしまう。
一気に重くなってしまいます。

国でも企業でもよいので,
「どこでもいつでもブロードバンド」環境を,ぜひ早く実現してほしいです。

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2005.10.19

アマチュア無線と携帯電話

NTTドコモも音声定額に参入--ただしトランシーバ型通話のみ

今は全くやっていないが,
アマチュア無線にはまっていた時期があった。
小学生のときに免許を取り,高校生くらいまで毎晩のようにマイクを握っていた。
部屋中に何枚も地図を貼り,交信できたところにマークを付けていた。
いかに遠くと交信できるか,というのが楽しみのひとつだったのだ。

アマチュア無線のコンテストに参加したこともあった。
いかに遠く,いかに多くの相手と交信できるかを競うものだ。
基本的に,電波はアンテナの位置が高いほど遠くまで届く。
そこで参加者たちは,アンテナとトランシーバを車に積んで山に登る。
山頂はみんながねらっているポイントだ。
そこで我々は,ベストポイントを確保するために,
コンテストの数日前からテントを張って泊まり込んだりもした。
面白かった。


そんな話を若い友人にしたところ,

 「なんでケータイ使わないんですか?
  ケータイだったら遠くてもつながるじゃないですか 」

と言われてしまった。

 「いやそういうものじゃなくて,
  どこまで届くかっていうのが面白くて...」

と言いかけると,

 「あっ,そうか。そのころはまだケータイがなかったんですね。
  むかしは大変だったんですね」

と,話をまとめられてしまった。

ちょっと悲しかったです。